現在をうろうろ(1666)
日本貧窮者経済新聞
 「日本らしい日本」の兵器と北朝鮮の戦車と・・・?

 さて、北朝鮮との戦争を考えないとね・・・これから、偉大なる安倍晋三閣下はどんどん北朝鮮との緊張関係を高めていくことで、改憲への道を進むことになると思いますからね・・・改憲をしたら、きっと自民党の終身総裁で、独裁屋への道を歩むのでしょうね・・・そのために中央アジアの独裁制の連中と仲良くすることにしているようですが・・・どうなることやら?

 しかし・・・北朝鮮で戦争をするとなるとね・・・戦車戦を戦わなければならなくなるし・・・どうなることやら・・・北朝鮮の戦車も結構な数がありますからね・・・そして、侵攻作戦になりますから・・・待ち伏せでどれだけの対戦車兵器や戦車が出てくるやら?自衛隊の戦車は、日本国内の脆弱な橋梁及び鉄道を前提にしての重量ですから、確実に装甲が薄いはずですから・・・同じクラスの戦車なら・・・重量がある方の装甲が強い・・・従って、自衛隊の軽量重戦車は・・・どうなるかね?

 多分、かなりギリギリの設計をしているような気がしてね・・・主砲も44口径120mm砲を装備しているが、55口径120mm砲を搭載できるように設計されている・・・全てに渡って軽量化に力点が置かれている・・・ただでなくとも軽量高腔圧砲身で55口径と44口径では11口径も違うから・・・120×11=1320 1.3mも砲身の長さが違えば、砲弾の初速が違いますからね・・・威力がまるで違うでしょう・・・なんで、こんな短い砲身の砲を積むのかね?

 そういえば、日本は戦前もやたらと短い砲身の大砲を積んだ戦車を作っていましたっけ・・・単に貧乏なだけじゃん・・・?だって、55口径を積めるように設計して、積んでないのだから・・・まったく、こんな中途半端な兵器で戦うのかね?まあ、見栄とハッタリの国であるからこんなものか・・・日本の戦車砲はラインメタル120 mm L44ですね。銃身の重さは1190kgでL55だと1347kgですね・・・大差ないが、なぜ最初から55口径にしなかったのかね?レオパルト2はロシアに対抗するために55口径になっていますからね・・・スペインもギリシャでも換装されつつあるような感じ・・・

 すでに、自衛隊は海外で戦争をできるようにするという政府の方針ですから・・・これでは・・・戦えるのかね?例えば、T-62だと主砲の威力は同程度でしょうね。55口径115mm砲ですからね。砲塔前面部の装甲は44口径120mm砲では撃ち抜けそうにないですから・・・1500m程での正面からの撃ち合いは互角・・・したがって機動戦に持ち込むことになるが・・・戦車で機動戦など普通はやるかね?というより、上陸作戦を敢行しての突撃ですから・・・守備戦ではない・・・したがって、戦車を標的としての陣地戦になってしまいますからね。戦車による強襲作戦・・・

 下手をすると、砲兵による砲撃が行われ、煙幕弾も飛び、そこへ戦車が突入、歩兵が続く・・・突貫が成功しないと先行して撃破された戦車を盾に歩兵が少しづつ確保しての戦いになる・・・北朝鮮の海岸線など眺めているとね・・・気が滅入りますね・・・

 北朝鮮で、戦車競技会があったようでね。それで、戦車の演習場を眺めたわけですが・・・動く気配がない戦車の置いてある場所を眺めると・・・列をなしています。並べ替えをしただけかもしれませんがね・・・車体長は6mを超えますからT-62とか、それ以降の戦車ですね。39°50'54.6N 125°40'50.7E - Google マップ この場所に見ることができますが・・・他にも戦車の演習場がありますね。38°38'06.8N 127°44'49.0E - Google マップ こことかも広大な演習場です。

 こんな具合に演習が行われているようですが・・・

 人間の仕様はこの数万年変わってなくて、その対弾性能たるや貧弱ですからね・・・この手も奴から飛んでくる銃砲弾は人間の体をいとも簡単に貫き破壊しますからね・・・

 どうも、こういった奴と渡り合う気がしませんね。偉大なる安倍晋三閣下は勇ましいから最前線でこういったものに対して自ら対峙していただきたいものですが、どうせ意気地なしでしょうから無理でしょうね・・・しかし、戦争はしたいとおっしゃる・・・国民を守るために、国民を兵士にして、こういった戦車と戦いに行かさせられるのかね・・・戦争のできる国・・・こういった、戦車と戦う国民が出る国・・・

 さすが、休戦中ですから・・・気合が入っているという感じですね。北朝鮮と韓国が戦争中であるということですから・・・それが、何を意味するのか?そいつがね・・・ついでに、こいつらを動かす北朝鮮の軽油の製造量はどれくらいあるのか気になりますね。

 結構よく戦車などが走っていますが、燃料の軽油は・・・?中国はまじめに経済制裁を行っているのか?まあ、トラクター用にだって軽油は必要ですが・・・農業生産にも欠く事はできないし、漁労にも・・・結構北朝鮮の漁船もこの数年で活動が活発になっているようだし・・・

 人造石油の施設は戦前からあって・・・例えば、42°31'22.0N 130°20'57.8E - Google マップ ここに、朝鮮石炭工業からの伝統を引く、人造石油工場がありますね。戦前の計画では、20万キロリットルの人造石油を作る予定だったようです。昭和16年の段階で森川資料によれば月産4000キロリットルほどの実績を上げているようですね。他にも人造石油を製造しているのが・・・興南と南興の化学プラントですね・・・こちらは新しい工場ですね。

 あれ・・・この灰岩工場には窒化炉がありますね・・・そうなると、アンモニアや水素などもやっている?・・・硝酸などもやってるか?というより・・・ここでも爆薬の生産をしているようですね・・・右の写真のような火工場だか、弾薬庫・・・多分、加工所かな?弾薬庫はこの道の先に広がっていますから・・・弾薬庫の先には、別の工場があるしね・・・

 多分、兵器工場ではないかと・・・日本は兵器を輸出することで、兵器の増産と、在庫量を増やそうとしているのかね?結局は売れなければ作れないから流通在庫も最低限になる・・・北朝鮮は一応休戦中でも戦争はやっているわけだし・・・在庫の積み上げと・・・安いそれなりの兵器を様々な国へ売っていますからね・・・

 兵器といえば・・・中国製が結構人気があって・・・Turkmenistan and Uzbekistan to Acquire Chinese Anti-Aircraft Missile Systems Silk Road Reporters 残念ながら、中国製の対空兵器システムを導入している国もあるし・・・どうなるのかね?日本の兵器の売り先は・・・所謂西側の国ですからね・・・市場がかなり限られる・・・廉価な兵器は日本は作らないでしょうから・・・お金持ちが買ってくれるかどうか?お金持ちは性能と実績で買いますからね・・・残念ながら、日本の兵器の実績は殆どないですからね・・・それが問題ですね。まあ、実戦で不期遭遇戦でもなければ・・・動目標に対するスラローム射撃などはあまり意味を持たないが・・・自動照準なら別でしょうけどね・・・相手のホームグランドでは基本的には攻撃側は不期遭遇戦ですからね・・・何しろ、先方は遊撃戦を基本としているから・・・

 ああ、日本の兵器は海外に持ち出さない方が良いかも・・・だって、高額で使えない兵器だとの烙印を押される可能性だって出てきますからね・・・日本の国内とは違った使われ方をしますからね・・・日本じゃそういった使い方はしないから・・・こいつは言い訳にもなりませんからね・・・日本は日本という価値観を共有するお友達の中でしか活動できないみたいな感じですからね・・・ああ、これも「日本らしい日本」なのかね?小さな小さな偉大なる安倍晋三閣下・・・国内でのお友達みたいな連中との政争なら問題ないですが・・・本気の戦争をやっている国々を侮っていると・・・どうなることやら?

2016.03.28

  

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