現在をうろうろ(1651)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の兵器工廠と弾道弾開発に関連して・・・?

 さて、前回の続きで、北朝鮮の弾道弾の弾頭の再突入に関する研究の進捗度をチェックしていたんでした・・・

今回の試験を通じて弾道ロケットの大気圏再進入時に生じる実際の環境に類似する圧力条件とほぼ5倍に及ぶ熱伝導の中でもカスプの熱力学的構造の安全性が実証されたことにより、大陸間弾道ロケット戦闘部の再進入の信頼性を確固と保証できるようになった。

 再突入体の温度予測の5倍ね・・・数千度の5倍ってのはあまり実現可能な温度ではなさそうですから・・・そして、北朝鮮はロケットエンジン研究は進んでいるわけですから・・・そして、超音速風洞は存在するかどうかわからないところから・・・荒っぽい推測をすると・・・アルミニウム合金は600℃ちょっと程度の融点ですから・・・3000℃程度、圧力は5MPa程度とか?このぐらいだと、ロケットエンジンで実現可能な気がしてね・・・耐熱材の試験程度であれば、巨大なトーチで焼いてやればOKかななんってね・・・しかし、風洞は見つからないねえ・・・平壌市街を眺めていますが・・・他の地域にあるのか?平川の兵器補給廠の倉庫、そしてかつての戦車庫のあたりを眺めるわけですが・・・

 ああ、あった・・38°59'56.6N 125°43'26.4E - Google マップ ここが平川革命史跡地ですね。どうやら銃の試射場のような感じですね。中國評論新聞:金正恩視察改建的平川革命史跡地(組圖) この場所のようですね。銃が置かれているガラスの小屋は、このシューティングレンジの中ほどの場所ですね・・・北朝鮮初の兵器工場跡公開 金氏が水爆言及の場所 - 読んで見フォト - 産経フォト

 この場所に兵器工場を置いた理由は・・・この東の地域に日本陸軍の補給本廠が置かれていたからですね。昭和10年ごろの計画では、既設の3棟の武器庫の南に戦車庫を設置することになり、かなりの拡充が行われることになっていたようです。

 右の写真の左側の赤丸の所に平川革命史跡地があって、右の大きな枠の中が昭和10年ごろから拡充された陸軍の補給本廠出張所でその中の3棟の倉庫が既設の武器庫であり、その南に戦車庫が建てられていきます。その後の資料がよくわかりませんね。とにかく・・・

 2015年・・・12月9日、この地で「水爆の巨大な爆音をとどろかせることのできる強大な核保有国になれた」と発言。同15日に水爆実験実施の命令を出し、今年1月6日に4回目の核実験が強行された。.

 ということですから・・・偉大なる安倍晋三閣下のお腹が痛くなるようなことをここで宣したわけですね。まったく、偉大なる安倍晋三閣下は自分で挑発しておいて、その尻拭いは日本国民の血で行うつもりなのかね?対決姿勢ばかり前面に打ち出しても、国際社会では、それは馬鹿者がやることとされているような気がしますが・・・何のために国連があるのか、まるで分っていないかのように思えますがね。

 弱虫はすぐに挑発行為を行って虚勢を張りますから・・・そろそろ、体が持たなくて、お母ちゃんから指示が出ているのでは?総選挙をやって、勝ってから辞めなさい・・・まるで、大東亜戦争末期の青年将校連中と同じですね。本土決戦を行って、そこでの勝利で終戦!って叫んでいるのと・・・

 基本的な論理構造は同じなのでしょう・・・いずれにせよ、無知無能の偉大なる安倍晋三閣下では、世界最高の論客を相手に議長など、いくら根回しをしてもできそうにないですからね・・・かわいそうですが、これは事実だと思いますからね。その上、ミサイルが飛んできそうですから・・・毎日、お母ちゃんの顔色を窺って、ピーピー泣いているのだろうと・・・かわいそうに。奥さんもちゃんと慰めているのだろうか?気になるのは、犬猫の餌を食わせていますからね・・・色々と悩み多き年頃なのでしょう・・・

 一応、ここの軍需工場は精査してみましたが・・・よくわかりませんね。資材の出入りがよく確認できないのでね・・・あれ?またミサイルを飛ばしている?弾道ミサイル発射で北朝鮮に抗議=安倍首相 ロイター ふむ、今回は中距離弾道弾のテストね・・・800km程飛んだ?

 報道を繋ぎ合わせると、粛川辺りから打ち上げられて800kmとか言っていますから、左の赤の線上の日本海に落下ということですが・・・40°50'21.3N 129°42'58.1E - Google マップ 多分、陸上からだと、ここから観測していると思われますが・・・この赤線までは400km程ありますから、電波見通し距離では、高度8000mほどまでしか追跡できないですね。

 まさか、高高度の試験でもしたとか?再突入試験?衛星追跡艦でも北朝鮮は作ったのかね?

 思い当たる艦は右の奴ですが・・・42°14'22.0N 130°17'48.3E - Google マップ 近頃はこのあたりに停泊していますね。ヘリポートを備えた76mほどの艦・・・陰からすると艦中央にかなり高い鉄塔がありますから、ソホ級のようですね・・・双胴船かどうかはわかりませんが・・・

 これには、同型艦がいなくて・・・日本海側に常駐ですから・・・ミサイル追跡および試供体の回収用にヘリコプターが搭載可能なようになっているとか?

 まあ、その目的の艦なら・・・理解できますね・・・ふむ、ロケットの試験のためには観測しなければならないから・・・とりあえず、納得・・・ハッタリばかりの偉大なる安倍晋三閣下とは違って、どこの国でも1つ1つ技術的な問題を解決しながら未来へ進んでいるようですね。日本の弾道ミサイルもどうなることやら?とにかく、北朝鮮のミサイルは販路まで開拓が終わっていますからね・・・日本は、まだ見習いで、死の商人にもなっていませんから・・・まあ、自国領の近辺で使うことになりそうな感じですね。兵器の自家消費では・・・死の商人になれませんね・・・売り物を自分で使ってどうするかね?ああ、こういった面でも偉大なる安倍晋三閣下は何も考えていないということなのでしょう・・・

 しかし・・・偉大なる安倍晋三閣下が騒げば騒ぐほど・・・北朝鮮の兵器の名声は高まる・・・日本が恐れる北朝鮮製の兵器をあなたの国にも!キャンペーンでもやってるのかね?

2016.03.19

  

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