現在をうろうろ(1624)
日本貧窮者経済新聞
 G20国財務大臣・中央銀行総裁会議声明は・・・?(6)

 さて、前回の続きですね。・・・20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)(2016年2月26-27日 於:中国・上海) 財務省 とにかく続きですね。どうも、難しい・・・国際金融の安定に関する組織と手法に関して、慌てて知識を拾い集めてきていますが・・・だから、わき道にそれるんだね・・・まあ、妄想遊びだからよいでしょう・・・続きは・・・

我々は、世界銀行グループが、合意されたロードマップと時間的枠組みに従って、徐々に衡平な投票権を達成するため、投票権見直しを実施することを支持する。

 あれ?これはよくわからない・・・どういった議論がなされているのかね?・・・合意されたロードマップと時間的な枠組みが・・・そして、徐々に衡平な・・・衡平な投票権・・・現時点では出資の度合いに応じての投票権ですね。これを衡平・・・現状より出資の少ないところの権利を増やすのかね?減らすのかね?出資の大きなところの投票権を大きくした方が簡単に政策決定ができるが・・・

 まあ、投票ってのは・・・議論が尽くされて行うものではなく・・・議論が残り、それでも時間的な要求によって決めなければならない時の決定手段ですからね・・・どこぞの国の強行採決などを見るとね・・・民主主義国家には見えない・・・あの国は特殊なのかね?独裁制への移行の途中なのでしょうね・・・

我々は引き続き、公的債務再編プロセスの秩序及び予見可能性を促進し、債務持続性フレームワークを強化する。資本フローは国際通貨システムの中心的な構成要素である。世界経済における現下の動向に鑑み、我々は、より適時なリスクの特定を含め資本フローをよりよく監視し、各国の経験を踏まえ、巨額で変動しやすい資本フローから生じる課題に対処する上でとり得る政策手段及び枠組みについて現状評価を行い、適切に検証を行う。我々は、十分で効果的なグローバルな金融セーフティネット(GFSN)の重要性を強調し、GFSNの構造に関するIMFの分析を4月に議論することを期待する。

 公的債務の再編プロセスの秩序および予見可能性を促進し・・・これって、日本の話ですかね?公的債務・・・借金の話でしょうからね?それともIMFの分担金に関して公的債務といっているのか?債務持続性の話が出ているから・・・現実に債務不履行状態のギリシャに対して、国際債権団は公的債務の持続性を深く憂慮するとかやっていましたね。したがって、債務のヘ削減、ヘアカットともいうやつを行わずに、なんとか、債務元本と金利に対する償還期限と返済猶予期間を延長することで持続的な水準に戻すことにしたような感じですかね。・・・日本の中小企業もこれと同じ状態ですね・・・リスケが一般的な言葉になりましたからね。

 あ、ふと・・・この声明は2016年2月26・27日の会議の結果ですね・・・市場急変で有識者会議、世界経済成長に貢献=安倍首相 ロイター

 安倍晋三首相は1日、衆議院での2016年度予算成立後に国会内で記者会見し、年初来の金融市場の急変を受けて「国際金融経済分析会議」を開催すると正式発表した。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けて議論を進める。

 どうやら・・・G20の財務大臣・中央銀行総裁会議でヤバイと感じたのかね?

 安倍首相は日本経済の現状について「新たな局面に入り、世界経済の動向についても注視していかないといけない」と指摘。「今年に入ってから中国の景気減速懸念、原油価格低下、米国の利上げ動向を背景に日本を含め世界のマーケットが大きく変動している」と述べた。

 まったく・・・どうして、外的な事ばかりを述べるのかね?このところ・・・日本経済のファンダメンタルズは良好と強調する一方、中国や資源国の景気下振れが日本の景気を下押しするリスクはある・・・こういった見解で押し通していますが、伊勢志摩サミットでは、これだけでは許してもらえないと考えているのかね?そういえば・・・「ロボット答弁者あればいいな」…安倍首相が会合で 菅官房長官も「それなら冷静な答弁できる」 - 産経ニュース・・・どうやら、真摯にやる気はないようですね。Walt Disney World abe - Google 検索 こういったものを開発してもらいたいのかね?立派な演説をしますからね・・・じゃなくて・・・

 Global Financial Safety Net の構造に関するIMFの分析を4月に討論・・・国際金融セーフティ・ネットに関してIMFが分析を行っている・・・?2015年の物は・・・国際金融安定性報告書 これね・・・こりゃ、伊勢志摩サミットで語られるべき内容を含むことになるね・・・こりゃ大変だ!偉大なる安倍晋三閣下は寝ないで勉強かね?ゴルフどころじゃないのでは?首相という商売はなかなか大変だ・・・

我々は、2015年のIMFによる特別引出権(SDR)価値決定手法のレビュー完了を歓迎し、SDRのより広い使用に関する可能性の検討及び現地通貨建て債券市場に関する更なる作業を支持する。

 SDRを利用して円を買い支えつつ、紙屑のような札を大量に流通させる・・・米国債を担保に・・・発言力の強化と称して・・・そう簡単にはいかないか・・・現状はどうなのかね?安倍首相、消費増税「予定通り」 民需回復を見込む政治中日新聞(CHUNICHI Web) まあ、税務署の役人と借金取りは必ず来るから・・・消費税の増税は避けられないね。問題は・・・雇用や所得環境の改善が続く中、民需に支えられた景気回復が見込まれる・・・他力本願・・・ですね。したがって、政府はやることはない・・・今頃は官僚が知恵を絞っているかもしれないが、官僚には政策を決定することはできないから・・・それで、「国際金融経済分析会議」を開催・・・ここでの、方針を尊重・・・これで、誤魔化すのかね?

 日本経済の現状に関し「企業は過去最高の収益を上げ、有効求人倍率も24年ぶりの高さにある。ファンダメンタルズ(基礎的条件)はしっかりしたものだ」と強調・・・有効求人倍率の上昇は、地方で顕著で・・・偉大なる安倍晋三閣下の長門市では、募集しても応募が無い状態にあるようですからね・・・したがって、現状認識が?それから、過去最高益は為替によるものでしょうから・・・しぼんでしまう。多分1ドル100円程度に落ち着かせようとするでしょうから・・・人が認識できる最小の価値が多分、通貨の最小単位になるだろうから・・・1セント=1円で・・・価値観のふらつきは2割程度・・・1割以内が妥当な気がしてね・・・そうなると、1ドル110円〜90円程度の範囲でのふらつきになるように調整しないと・・・まあ、国境を越えての金銭感覚の統一化ということになりますかね?そのため、韓国などは10ウォン未満の通貨の廃止で1セント=1円=10ウォン程度になっているということなのでしょうね。

 だから・・・上限は125円程度が限界じゃないかね?140円を超えると・・・1円玉で表象される価値ってのがわからなくなるから・・・落ちている1円玉を拾うか拾うまいか悩むことになる・・・多分、消費税率が10%になると1円玉や5円玉の価値が認識しづらくなるから・・・1セント=10円=10ウォンになるのかね?これで、政府の借金の山は10分の1になるか・・・新円切り替えで価値が変わらないか・・・政策の問題ですね。したがって・・・静かに1セント10円へ移行させたいが、簡単にはいかないということですね。

 物価を上げることで、過去の借金の価値を下げる政策がしたいのだけど、それがうまくいかないというだけですね・・・こいつがうまくいくと、過去の貯金の価値が下がって、政府の借金と相殺されるということになるので、ありがたくないのですがね・・・

 ちょっと気になるのは、都市部の人口増加・・・流入による増加?それとも自然増?自然増ではないと思うのだが・・・だから、余計少子化が顕著なのではないかと・・・後で、統計でも眺めて考えるかね・・・

2016.03.04

  

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