現在をうろうろ(1617)
日本貧窮者経済新聞
 強制収容所からの脱出した脱北者の収容所は・・・?(5)

 なんだか、北朝鮮を眺めていると・・・明日の日本が見えてくるような気になってきますね・・・困ったものです。さて・・・3回目の脱出に関してですね・・・18号収容所へ戻され、14号収容所へ転出・・・そして、脱出を決意・・・

2005年1月2日、シン氏とパク氏は、収容所の鉄条網近くでの作業に一緒に動員された。看守たちのパトロール間隔が長いことに気づいた2人は、看守が遠くへ行くのを待って脱出した。しかしパク氏は、高圧電流が流れる鉄条網に触れてその場で即死、シン氏は抜け出した。収容所を脱出したシン氏は、近所の農家に隠れて古い軍服に着替えた。兵士に偽装して、必要な食糧を盗みながら、中国との国境地帯に近づいた。タバコと盗んだ食品で国境警備員を買収して、豆満江を渡って北朝鮮を脱出することに成功した。

 北朝鮮国内での動きが不明ですね。

中国へ行くために、私は気をつけていた。人を避け、危険な場所には行かなかった。私が脱出したこともすでに発覚していて、私を捕まえようとしていただろうから。私の経験から、脱出者はちょっと気をつければ収容所に再び捕らえられることはそうそうないと思う。脱出者を捕まえる連中も、車で動き回るわけでもなく、列車に乗ったり、トラックに便乗したりしなければならないからだ。特に脱出者が行きそうな所を予想して先回りし、いちいち顔を確認しなければならないが、それは簡単なことではない。

 ふむ・・・変な感じがしますね・・・人を避けて北朝鮮国内を移動できるのか?左の谷から山を抜けたのかね?この山の木の茂っている場所は35度を超える急傾斜地ですからね・・・道がどの程度存在するのか?耕作地がかなり限られていますから・・・耕作地をつなぐように道が発達するわけですからね。谷に入り込んで戻ることを繰り返すわけにはいかない・・・川沿いに・・・図們へ行くのは結構大変ですからね・・・

 基本的には、職務質問を避けるということなのでしょうね・・・軍服ね・・・軍服を着た単独の兵がふらふらしているのは目立つと思うが・・・命令書は?って聞かれそうですね。田舎の田園を見知らぬ警察の制服を着た人間が一人で歩いていたら・・・目立つと思うのだが・・・軍服を着ているということは公務ですからね・・・まあ、中古の軍服で階級章のないやつが普通の服とか?それならわかるが・・・まさか、帰郷用のスタイルがそういったやつなのかね?みんな歩いて兵舎から家に帰るなら・・・よそ者でもOKだが・・・さらに、帰郷途中の兵隊に優しいとか?ちょうど、遍路姿の者に優しいように・・・それなら非常に理解しやすいが・・・人を避け、危険な場所には行かなかった・・・必要な食糧を盗みながら、中国との国境地帯に近づいた・・・なんだかね?

 必要な食糧を盗みながら・・・昼間は家に人がいない?野良仕事に出ているとなると・・・見通しは良いし、昼寝小屋などがあるしね・・・結構見えるものですからね。炭鉱町の出身だから、基本が家と炭鉱の行き来だけ、農村部での見方と違うから・・・どうなやら・・・500kmを徒歩で30日不可能ではないが・・・貨物列車の利用をしないと・・・服や靴など何日持つやら?北朝鮮製でしょ!・・・2005年1月2日ですからね・・・真冬ですよ・・・しかも、2005年1月は8日から13日は強烈な寒波で日本海側は大雪・・・北朝鮮は非常に寒いはず・・・この寒空の下農作業はないから・・・家にいるよね。

 いずれにせよ、具体的な内容が無いので・・・わかりません。さて、この政治犯収容所は・・・軍事基地だと思うのですが・・・建物が良すぎるのでね。そして、戦略的にこの大同江沿いの地を抜かれては困るということになると思われます。

 平壌攻略のために上陸作戦と、南からの侵攻があった場合・・・平安北道の山岳地帯への脱出を考えると思うのでね・・・平壌放棄を考えて、上陸作戦が始まれば、海岸の交通路は遮断される・・・したがって・・・

 平壌脱出は右のような鉄道経路というか、道路でも同じようなものですが・・・そうなると、この脱出路を確保するためには抜かれては困る場所がずいぶんとあるというわけです。順川付近が落ちたら大変ですからね・・・

 そこまで想定した場合・・・右の赤線のルートが考えられるのでね・・・朝鮮戦争の教訓からするとね・・・平壌からさらに内陸に入り北上・・・途中で敵の侵入を許したくない部分に右の写真の赤丸の部分は間違いなく入ると思うのでね。朝鮮戦争で、順川の平野、つまり赤丸の東の平野が退却路に使われたようですからね・・・この部分の侵攻が速いから・・・

 多分・・・この回廊などは最後の守りに近い気がしますがね・・・

 したがって・・・これは軍事基地のはずなんですが?

 黄海からの侵攻作戦があった場合には・・・海岸沿いの山々の防衛陣地の敗退があれば、写真の赤丸が平壌から北の山岳地帯への脱出路の最後の守りになったりしますからね。順川のあたりの基地がどこまで頑張れるか・・・結構、北朝鮮は国土防衛に気を使っているようですからね。もちろん、韓国も・・・戦時下で単なる休戦中ですからね・・・

 まあ、どうでもよいか・・・やがて、日本も特高が幅を利かせるようになるだけでしょうからね・・・ただ、日本の良いところは・・・徹底さを欠く事ですかね・・・それだけが救い・・・オリンピックに向けて、思想警察のような組織も出来上がっていますが・・・今のところは静かなものですね。

 しかし、日本海側の防衛も、それなりにきちんとしていますしね・・・偉大なる安倍晋三閣下が能天気な戦争を始めなければよいのですがね・・・まあ、弱虫ですから簡単には始めないでしょう・・・取り巻きが騒いで切れて戦争のパターンかね?「日本らしい日本」おちゃぶ台返し!・・・能天気か・・・能力があって天気なら問題はないが、脳が天気の脳天気だと困るね。昔は能天気でうらやましがられたのだと思うのだが、近頃は脳天気な奴が多くなって恐ろしいね・・・

 まあ、脱北を考えてもあまり意味はないですね・・・この国には、思想警察が必要で、政治犯の収容所も必要という言事なのでしょう・・・国の事情によりけり・・・この道しかない!価値観を共有できない者は嫌いだ!の偉大なる安倍晋三閣下の下、日本も徐々に変化していくのでしょう・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2016.03.02

  

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