現在をうろうろ(1591)
日本貧窮者経済新聞
 万葉集が歌詞になった歌、万葉恋歌 君待ちて・・・?

 さて、久しぶりに古典文学に親しんでいるというか・・・万葉集の歌を5首ちょっとチェックをかけています。なんだか、いきなり歌を詠まれちゃったのでね・・・というのは冗談で、万葉恋歌 君待ちてって歌・・・カラオケなんですね。この歌わかる?たぶん、知ってるか?という意味かと思えますが・・・5年位前の歌だっけ?とか・・・言ってね・・・

 万葉恋歌、君待つと ってやつですかね。これに現れる5首の話なんです。万葉集の歌はいくつか知っていますよ!例えば・・・君が代、それから・・・海ゆかば とかね・・・ちゃんと歌えますから・・・日本文化に関しても多少の教養はあるというわけです・・・?さすがにこの2曲だけを歌っているわけにはいかないですから・・・

 一応、この万葉恋歌は聞いたことはあったのですが・・・歌詞が難しくてね・・・恋の歌などあまり読みませんから・・・しかし、まるで知らないわけにもいきませんから、一応・・・意味内容を吟味しようと・・・とりあえず、歌えるようにしたいので・・・

 歌えば、間違いなく意味を聞かれますから・・・ただ、幸いなことに、この歌で使われている恋歌は有名なので、とりあえず、定訳は頭の中にあるのですが・・・なんとなく、意味の取り方を変えたいかな?なんって・・・一応、ストーリー性のあるような順で並んでいますからね・・・

 原曲はE♭スタートで・・・フルートで吹くと・・・ちょっと面倒だな・・・とか、ブツブツ言いながら遊んでいますが・・・とりあえず、例によってテキトーに訳してみるとしましょう。意味も分からずに歌っていると馬鹿にされるのは面白くないのでね・・・定訳を並べても仕方ないので、いい加減な記憶をもとに・・・

ああ 君待つと わが恋ひおれば わがやどのすだれ すだれうごかし あきのかぜ吹く

 あなたを待って、私が恋い慕っていると、私の家のすだれ、そのすだれを動かして、秋の風が吹いていきます・・・飽きの風かね?どうも、日本は魂魄の類がいろいろと物を動かして伝えたりしますからね・・・

ああ きみが行き けながくなりぬ やまたづねたづね むかえか行かむ 待ちにか待たむ

 君が行ってから日がずいぶん長くなってしまった、山を訪ねて迎えに行こうか、待ちに待とうか・・・どうも日ながくなりぬ・・・毛が長くなったと気づくほどに日がたった・・・こんな風に考えたくなっちゃうね。時の移ろい・・・原文だと氣長成奴なのでしょうが・・・原文との対照などやってると何を考え始めるか・・・データベースでも組んで解析したくなったりしますからね・・・行かむ という表記だけど、行かん んで歌ってるのか?本人歌唱を聞いていないのが難点・・・後でチェック・・・

ああ かくばかり恋ひつつ 恋ひつつあらずは ああたかやまの いわねしまきて 死なまし死なましものを

 これほどに恋いしている、恋しすることしかできないなら、あの高い山の岩を枕にして死のう、死んでしまおう・・・いわね し まきて磐根四巻手 岩を して 枕に ・・・古代の枕は薪かね?薪が枕に化けた?明治時代の木賃宿で、薪のような丸太が枕として使われていて驚いた話など読むとね・・・それとも、古墳時代の石枕ってのは、死の象徴なのか?石の枕な死人のするもの・・・?恋つつあらずは・・・戀乍不有者 返読したのかね? 恋チャブヨチュウ・・・?ここの は は ば?こいつも聞いてチェックしないと。

ああ きみなくは なぞ身よそはむ くしげなるつげの つげのをぐしも とらむともはず

 あなたがいなくては、どうして身を飾ったりできましょうか、櫛箱にある黄楊の、黄楊の小櫛も手にとろうとも思わない

ああ ありつつも きもをば待たむ うちなびくなびく わがくろかみに しものをくまでに

 このままで、あなたを待とう、放ったままの、私の黒髪に、霜のように白髪が現れるまで

ああ 君待つと わが恋ひおれば わがやどのすだれ すだれうごかし あきのかぜ吹く あきのかぜ吹く あきのかぜ吹く

 秋の風・・・まあ、最初の奴と解釈を変えるのがよさそうですね・・・黒髪に霜おくまでに・・・長い年月が経ったら・・・すだれを動かすのは・・・なんだろうね?人ではない・・・魂の訪れかね・・・気配・・・飽きの風に吹かれて去り、さらにあの人は死んでしまった・・・とでも取るかね?人生の秋の終わり・・・恋か・・・恋ね。

 久しぶりに万葉集の歌を眺めた気がしますね・・・ふと、この歌は・・・替え歌のバリエーションがいろいろと作れるかな?なんってね。

 ああ、近江朝ね・・・天智天皇の御代・・・日本と韓国が非常に近い関係だった時代ですね。そして、日本は朝鮮半島から追い出されていく時代・・・陸奥の国の磐城の船造りが、大船を朝廷に納めたりした時代ですね・・・この時代は、九十九里浜などはなくて、太平洋の沿岸航路を利用して、東北地方までも船が行き来した時代です。どうも鹿嶋で遊んでいると常陸国風土記などの中身を使いたくなる・・・余計なことばかり頭に詰まっているのがね・・・

 後に、土地の隆起と寒冷化で海水面が下がり、九十九里浜ができると、東北と畿内の太平洋岸の航路が死ぬことになるようですね・・・なんだか、また、唐と新羅の連合軍と戦うことになるのかね?今回も・・・勝てそうもない気がしますが・・・

 万葉の時代、朝鮮半島南部、韓国の領域は日本は価値観を共有していて、北朝鮮の領域は中国と結んで・・・そこでの敵対関係かよ・・・千数百年たっても同じようなことをやってるとはね。

 朝鮮半島から撤退する前の、万葉時代の初期の歌でも久々でだらだらと眺めるかね?長歌も面白いかもしれないね・・・

2016.02.19

  

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