現在をうろうろ(1574)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の人工衛星とロケット破壊の可能性・・・?

 北朝鮮の衛星の軌道要素が出てきましたね。およそ高度500km程で地球を周回しているとのことですね。結構高高度を飛行させるのに成功していますから・・・なかなか高性能のロケットのようですね。

 沖縄の上あたりで、高度500kmに達しているらしいのと、高度400km程のを落下中の2段目という事で、いい加減にコースをビジュアル化してみましたが・・・まあ、こんな感じでしょう・・・中国の内陸から打ち上げられハワイへ向かう弾道弾だと、この3倍ぐらいの高度へ向かって登っていくことになるようです。1000kmをはるかに超えた高度で・・・

 日本の車力や経が岬に配備されている米軍のTHAADミサイルシステムのAN/TPY-2レーダーが設置されていますが・・・このレーダーは1000km余りの探査、ミサイルは200kmまでしか到達できませんから、この段階での迎撃は困難ですね。


 さて、2012年の情報からすると、反北朝鮮陣営の観測点では・・・ペンニョンドでの観測が可能ですね。37°56'31.1N 124°38'21.8E - Google マップ ここのレーダーは標高160mぐらいですから・・・西海衛星発射場から190kmですから、電波見通し距離からすると・・・高度1000m程に達した時点でレーダーに映るはずですね。

 この2012年の情報からすると、発射2分後には韓国のイージス艦やアメリカの早期警戒衛星で探知、このペンニョンドの上を4分後に通過、日本の自衛隊は発射5分後に航跡の確認・・・発射後10分ほどで宇宙へ、15分後には先島諸島上空・・・まあ、なんとなく雰囲気は分かりますね。PAC-3ってのは高度15kmあたりまでしか届かないし半径20km圏内で有効らしいですから・・・この手の衛星打ち上げの大失敗以外に出る幕は無いという事ですね。上の図の線の太さ高さぐらいの範囲で衛星の高度の3%ほどの高さまでしか届かない・・・なるほど、宇宙までの距離を考えるとパトリオットミサイルは着弾10秒前ぐらいに迎撃ができるという事ですかね?

 ふむ?マッハ10とかそういった速度で黄色っぽい光を放ちながら再突入してくる核弾頭が見えて・・・高度25kmぐらいまで落ちてきたときに落下してくる核弾頭よりはるかに遅いミサイルが速度を上げながらものろのろと迎撃に上がっていく・・・外れると、その数秒後には真っ白の光の中で意識が消えていく自分に遭遇するという事ですね。

 迎撃が成功すると、ミサイルの破片が降ってくる・・・核弾頭もバラバラになって・・・それとも、ミサイルには対空ミサイルの近接を捉えられるようになっていて自爆するようだと・・・爆心地から15kmの所にいるわけだから・・・これまた、厄介ですね。

 ふむ・・・どうやら、状況からすると・・・祝電を打つべきですかね?人工衛星の打ち上げ成功を祝す。頼むから弾道ミサイルだけは実験しないでくれ・・・その場合は相応の覚悟をするように!そんな感じですかね。やって良い事と、やってはいけないことを明確にすべきですからね。

 ただ、日本の場合は・・・単に事実上の弾道ミサイルの実験と言って非難していますから・・・やはり、問題があるのでは?やはり、偉大なる安倍晋三閣下はレッテル張りが大好きなようです。

 それとも、単に北朝鮮の人工衛星がいくつも頭の上を通り過ぎていくのが気に入らないとか?・・・偉大なる安倍晋三閣下の頭の中では容認できない!人工衛星は地球のまわりを巡っていないことになっているのかね?まあ、島国根性で見たくないものは見えないようだから・・・下関・長門市の現状も見えていないようですからね・・・下関市の有効求人倍率は、高知県をはるかに超える1.49ですからね。長門市は・・・求人を出しても、応募者がいない状態に至っている・・・平成27年12月14日 内外情勢調査会2015年12月全国懇談会 安倍総理スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 高知県では、50年以上前の統計開始以来、初めて1.0倍になりました。もし、この場に、高知県出身の方がいらっしゃれば、喜びを分かち合いたいと思います。高知県にとっては、正に歴史的な出来事であり、その日は、県庁で、祝杯を挙げたそうであります。

 下関市では、ずっと以前に有効求人倍率は、1.0倍になりました。さらに、長門市では求人を出しても誰も応募しない状態に至っています。もし、この場に、下関市や長門市出身の方がいらっしゃれば、喜びを分かち合いたいと思います。下関市や長門市にとっては、既に歴史に埋もれそうな出来事であり、・・・これを振り返ってその頃はまだよかったと・・・喜びを分かち合えるのかね?これって、現状認識が間違っているとしか思えないのだが・・・北朝鮮の人工衛星?そんなものあるわけない・・・!飛んだまま落ちてこないだけだ!どこかの木の枝に引っかかっている!・・・そんな感じですかね?

9:58 ミサイルの総括情報をエムネットで送信(全国)
送信内容:2月7日(日)、北朝鮮西岸から南に向かって計1発の飛翔体が9時31分頃、発射されたことを確認した。
飛翔体は5つに分離し、1つは9時37分頃、朝鮮半島の西約150kmの黄海上(予告落下区域内)に落下したものと推定される。もう2つは、9時39分頃、朝鮮半島の南西約250kmの東シナ海上(予告落下区域内)に落下したものと推定される。
もう1つは、9時41分頃、沖縄県上空を通過し、9時45分頃、本邦の南約2000kmの太平洋上(予告落下区域外)に落下したものと推定される。
もう1つは、9時39分頃、沖縄県上空を通過し、南方向へ飛翔を継続した。破壊措置の実施はなし。


 南方向へ飛翔を継続した。破壊措置は・・・射程をはるかに超える高度を飛行したため、実施するわけはないという事ですね。実は、仲間が飲みに来ていて、何で日本の上空を飛んだのに破壊しなかったのか?と聞くから・・・すでに、宇宙空間を飛行していたから・・・日本の領空外だよ。でも、日本の上空だから・・・残念だけれどもPAC-3は届かないのだよ。え?弾道ミサイルを撃墜できるんじゃないのか?PAC-3のミサイルを置いた場所から半径15000mの伏せたどんぶりの内側なら・・・残念ながら、はるか上の500km・・・15000mって?15km・・・そうだな、テーブルから15cmの高さを示して、上を指さし5m上を飛んだんだ・・・そうか、届かないのか・・・それでも・・・イージス艦は?・・・頑張っても2.5mぐらいまで届くミサイルだ・・・ああ、そうかダメなのか。

 偉大なる安倍晋三閣下が恐れるのも分かりますね・・・PAC-3の射程に関しての説明をちゃんと聞いていたんでしょうね。中距離弾道弾だと、800km程の高さまで打ち上げられて、それが落ちてくる・・・そして、秒速3〜7kmで大気圏に落ちて入ってくる。イージス艦から打ち上げられるミサイルは高度70km程に達し、必要であれば宇宙空間に出て・・・とにかく宇宙だろうが大気圏内だろうが・・・加速して秒速10km程まで到達するのに30秒程度・・・迎撃行動には30秒飛行可能という感じですね。高度250kmのかなりの確度での計算が可能な軌道上にある衛星の爆破に成功していますから・・・このあたりが限界の性能でしょうね。

 軌道要素を計算して・・・ミサイルを希薄な大気の中で迎撃するのはかなり困難だという事の説明を受けているのでは?北朝鮮から、最高点で高度800kmになるミサイルを探知して、軌道を計算し、高度200kmぐらいになったら、再突入の可能性の高い空域に向かって3段式のミサイルを発射します。1段目と2段目を使って高度70kmぐらいに到達し、そこから3段目が加速し、秒速3〜7kmで突入する弾頭を探知して、自ら誘導し秒速4kmぐらいの速度から加速し最高速で秒速10kmに達して衝突撃破します。ここで撃破できなければ、頭の上高度10kmぐらいでPAC-3で撃破できるはずです。そのあと数秒で核弾頭なら爆発して、考える必要は多分なくなります。

 上の図で、沖縄の上空まで15分ですから、あまり考える時間は無いですね・・・行動を起こして3分で料理することができるか料理されてこんがり焼かれるのか?

 残念ながら、現実ってのはこんなもののようですね。あまり、ロケットにミサイルというレッテルを張って非難すると、レッテル通りの物が仕上がってきますね。

 赤ちゃん衛星はどのように育つか?北朝鮮が人工衛星を打ち上げた時に誰かが評した奴ですね・・・この赤ちゃん衛星・・・ファラデーの言葉をもじっているのですが・・・電磁誘導を発見したファラデーがある婦人に、電気は何の役に立つのか?と聞かれて・・・生まれたばかりの赤ちゃんが、何かの役に立つと思われますか?ってね・・・つまり、どのように育つのかわからない・・・ある意味育て方なんでね。

 偉大なる安倍晋三閣下は、すでに育て方を決めてしまったようですね。あの北朝鮮の赤ちゃんは、弾道弾として育つのだ!とね。さて、このように見守られて育つと何になるのか?そして、もうじき、偉大なる安倍晋三閣下の手で、日本の衛星打ち上げロケットは何に育てられることになるのか?自明ですね・・・

 私は、北朝鮮より・・・怖いのだよ・・・「日本らしい日本」が・・・前科がありますからね。しかも、それを・・・消したいようですから・・・まあ、いつかは戦争、もうじき戦争ですかね?

2016.02.12

  

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