現在をうろうろ(156)

 安全保障の法的基盤に関する懇談会の報告書は? その30

 戦争を実現するための法制化の動きなどを見ると、既に戦争に向かって我が国は動いているとしか思えなくなってしまいました・・・そうなると・・・世界の中で、どこが安全なのか?気になります・・・安全な場所など存在しないのか・・・自給自足できる国はどこにある?鎖国する事で、戦火の類焼を防ぐ事ができる場所・・・戦火が広がると日本は食料不足は間違いないでしょうから・・・平和でないと飢える・・・日本でオリンピックが開催できるのか心配になってきました。日中関係がどうなるのか・・・現在の軍拡の動きからすると危険なのではないかと・・・私も含めて日本人は、長期化の緊張に耐えられない短気な民族のようですから・・・だから軍拡へ走ろうとしているとか?何かしないと落ち着かないのでね・・・武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律 こんな法律も作ったのか・・・戦争で捕虜を作る予定ですね。何が何でも戦争体制は着々と整っていて、促進する法律もあるし・・・どこへ行くのか?この狭い地球上に避難場所はあるのか・・・

 自衛隊法については、任務や行動、権限等の整備が考えられる。自衛隊法は、安全保障環境の変化に伴う様々な事態に対応するため、そのたびに制度の見直しが図られてきたところではあるが、手続面での適正さを確保しつつ、これまで以上により迅速かつ十分な対応を可能とするための制度的な余地がないか再検討する必要がある。また、行動が命ぜられていない時点でも、現場の自衛官がどのような対応をすることが認められるかという観点からの検討も必要である。国連PKO 等への参加に際して新たにどのような任務が付与されるべきかとともに、これを安全かつ確実に遂行するため、従来の「いわば自己保存のための自然権的権利」等としての武器使用権限をどのように見直すかについても、先進民主国家の軍や国連PKO ミッション等において一般に行われているようなケースを踏まえて、他国のROE(rules of engagement)に相当する「部隊行動基準」の整備により、文民統制の確保を図りつつ、国際法上許容される「部隊防護(unit self-defense)33」や任務遂行のための武器使用に係る権限を包括的に付与することができないか、検討を行う必要がある。

 自己保存の自然的権利を拡張すれば良いのでは?もう、ここまで準備しているんですから・・・軍拡を容認して、行ける所まで行ってみるのも面白いかもしれませんね。私は・・・戦争が嫌いですが・・・どうやら、戦争をすることをこの国は選んだとなるなら、私も勝つためにを考える必要があるのかもしれません。どんな悲惨な戦争になるかの見通しを、ちょっとは明るいものにすることができるかもしれませんが・・・それは、多分甘い考えでしょう・・・次の世界大戦は・・・下手をすると・・・宗教戦争になるかもしれないのでね。正しくは・・・宗教でなく・・・信念というべきなのかもしれないですが・・・別名、狂気・・・2つの大戦で理性的になったかに見えますが・・・多分、理性の薄い衣を纏っているだけでしょうから・・・その薄い衣を破って出てくるのは・・・狂気だとね。だから厄介・・・狂気は止められない・・・

 PKO 法も「主たる」紛争当事者間の合意に基づく活動の実施、停戦合意要件の見直し、国連PKO の武器使用基準に基づく武器の使用といった国連における標準に倣った所要の改正を行うべきである。周辺事態安全確保法についても、周辺事態に際して米軍はもとより米軍以外の他国軍も対処することが十分に考えられることから、後方地域における対米軍支援に限定することなく、このような他国軍をも対象として、より広い地域において必要な支援を提供できるよう検討する必要がある。また、米国と豪州としか締結していないACSA(物品役務相互提供協定)をその他の国とも締結するなど、必要な国際約束の締結についても併せて検討の対象とすべきである。

 とにかく・・・戦争の枠組みは近いうちに完成するようです。そうなると・・・戦争ですね。どんな戦争になるか?地球の裏側まで出かけて戦争をする気遣いはありませんね。戦争は隣国とするものです。軍拡競争の相手は、単純に中国でしょう・・・しかし、あからさまな事はできないので、当面の敵は、北朝鮮ですかね?北朝鮮に対するミサイル防衛システムを構築する事になるでしょう・・・そして、九州を要塞化するのではないかと・・・沖縄の米軍駐留はそのままになり、九州の西の島嶼部に早期警戒システムが構築される・・・尖閣諸島は早期警戒の餌のようなものですかね?世界注視の場所をいじるよりは、それより本土よりに・・・そして、玄海原子力発電所と朝鮮有事の際の対策で、私だと壱岐に対空ミサイル基地でも置きたい気がします。イージス艦も配備したいですね・・・

 こんな事をしていると、米国の事ですから、日本を常任理事国入りさせるのではないかと・・・そこで、日米安保条約の終了・・・これでも日本が下手に軍拡して、いや、更なる軍拡を行うでしょう・・・国連での立場が悪くなると・・・国連を脱退かね?続きは・・・お、やっと終わりになりそう・・・

W. おわりに
日本国憲法は、前文で「平和的生存権」を確認し、第 13 条で「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」を定めているが、これらの権利は他の基本的人権の根幹と言うべきものであり、これらを守るためには、主権者である国民の生存の確保、そして主権者である国民を守る国家の存立が前提条件である。また、憲法は、国際協調主義を掲げている。平和は国民の希求するところであり、国際協調主義を前提とした日本国憲法の平和主義は、今後ともこれを堅持していくべきである。その際、主権者である国民の生存、国家の存立を危機に陥れることは、そのような憲法上の観点からしてもあってはならない。


 でも・・・近頃の憲法論議は、国民の基本的人権を制限する方向にあるし、この提言も基本的には戦争ができる国づくりのためだし・・・平和憲法を捨て去るためにどうするか?憲法を改正できないなら・・・どのように読み替えるかの問題ですから・・・ここに述べられている主権者である国民の生存、国家の存立を危機に陥れることは、そのような憲法上の観点からしてもあってはならないなんってものは・・・意味がない。国際協調主義も積極的平和主義というわけのわからないものへと変質させようとしているし・・・我が国の国益という偏狭なものを物差しに世界を再構築しようとしているわけですから・・・そして、それが、総理の話では世界から支持されていますから仕方ないですね。

 積極的平和主義の基本方針は定まっていますから・・・ 第1の目標は、我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために、必要な抑止力を強化し、我が国に直接脅威が及ぶことを防止するとともに、万が一脅威が及ぶ場合には、これを排除し、かつ被害を最小化することである のですから・・・

 現在日本が置かれている状況は・・・北朝鮮事情は相変わらず、日本が大きく軍拡の道を進もうとしているのは、中国の軍事費の増大に関してですね。中国の軍事力の強化の目的や目標を明確にしていないので、軍事や安全保障に関する透明性が十分確保されていないから怖い・・・その上・・・、東シナ海や南シナ海などでの活動を急速に拡大・活発化させているので怖い・・・特に、海洋における利害が対立する問題をめぐっては、力を背景とした現状変更の試み等、高圧的とも言える対応を示しており、我が国周辺海空域において、我が国領海への断続的な侵入や我が国領空の侵犯等を行うとともに、独自の主張に基づく「東シナ海防空識別区」の設定といった公海上空の飛行の自由を妨げるような動きを含む、不測の事態を招きかねない危険な行為を引き起こしているから、日本もまた積極的平和主義という、軍事力を強化する事で必要な抑止力を強化し、我が国に直接脅威が及ぶことを防止するという考えになっているわけです。

 そして・・・政治の強力なリーダーシップにより、迅速かつ的確に意思決定を行い、地方公共団体、民間団体等とも連携を図りつつ、事態の推移に応じ、政府一体となってシームレスに対応し、国民の生命・財産と領土・領海・領空を確実に守り抜くという事になっているようです。国益を守るために、戦争のできる国づくりが行われている・・・素晴らしいね・・・

 政府を信じてついていくと・・・間違いなく素晴らしい戦争ができそうです・・・あとは選択するだけですかね。私も、平和を捨てて軍国主義的な妄想を抱くようになれば、国策に、国益のために貢献する事ができるのかね?手持ちの資料は、平和の増進のためにも使えるし、戦争への道へも使えます。歴史的な事実は・・・その使い方で性格が変化するというだけですからね。事変の起こし方・・・平和のための行動・・・ある意味紙一重ですから。戦争を語ることで平和を生み出す事も、平和を語って(騙って)戦争を生み出す事も可能ですから・・・最後は一人ひとりの選択ですからね。・・・続きは・・・

2014.05.27

  

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