現在をうろうろ(1523)
日本貧窮者経済新聞
 2016年1月22日の安倍首相の施政方針演説は・・・?(2)

 なんだか、いつまで経っても道を示さないねぇ・・・大丈夫かよ?税務署の役人と借金取りは必ず来るのでね。政府の巨額な借金を返済するための素敵な政策を示せないと・・・伊勢志摩サミットで偉大なる安倍晋三閣下の総括になりそうですからね・・・さて、経済政策はどうするのかね?

 ▽世界経済の新しい 成長軌道への挑戦

 世界経済の不透明感が増しています。これまで力強く成長をけん引してきた、新興国経済に、弱さが見られます。

 21世紀に入って15年。安い労働力、緩い環境規制、「より安く」生産できる地を求め、新興国への投資が拡大しました。工業化は、人々を豊かにし、新興国に大きなマーケットを生み出しました。

 しかし、経済が成長すれば、労働コストは上がる。公害も発生します。「より安く」を追い求める、デフレ型の経済成長には、おのずと限界があります。


 日本政府の借金の山は世界経済の不透明感に対して、積極的に力を貸しているのではないのかな?どうして、悪いのは僕じゃない!になるのかね?借金の山は見栄とかハッタリとかは関係なしですからね。新興国経済に頼りたいのかね?新興国を搾取する時代の終焉を嘆いているような感じですね。

 そうね。日本は・・・安い労働力・緩い環境規制・・・で、新興国を搾取した・・・今も、環境に優しいと叫んで、石炭火力を売ろうとしている・・・世界は脱化石燃料に向かって動いている・・・より環境負荷の低いガスタービンへ・・・しかし、日本は貧しく、しかも怖がりなので、技術の精華である原発はその大きなパワーが怖くて稼働させることはできずに、その大きなパワーで怖い原発を他国へは売るという道義に外れた行為を、偉大なる安倍晋三閣下がトップセールスと称して推進している。

 私は、原発の危険性も分かりますが、技術によって成し遂げられる事も分かります・・・人間の英知も信じますから、別に原発を恐怖であるとは思わないのでね。核分裂など、只の自然現象で物理法則に支配されるものですから・・・人間の気まぐれとは違いますからね。私には、戦争を叫ぶ偉大なる安倍晋三閣下の方が原発よりもはるかに危険に見えますからね。

 だって、明確な道を示さない・・・単に、感情的な言葉や願望だけで、政策を構成している・・・ただそれだけ。ハッタリだけじゃん・・・世界経済の不透明感、そして日本経済に大きくのしかかる日本政府の莫大な借金・・・「経済再生なくして財政再建は無い!」言いきっていますが・・・財政再建の努力として、日本経済の再生は?何か実効的な手段を講じているのかね?

 残念ながら3兆円をばらまいて3兆円の需要を生み出すような政策しかしてこなかったような気がしますが・・・呼び水としての金のバラマキとして、地域振興券と称するバラマキをしましたが・・・

 多分、結果は・・・いつもの定食屋でいつのも定食にビールが付いただけで、その期間が過ぎれば、またビール無しで、いつもの定食を食べることになる・・・これは一時的な経済効果に過ぎないから意味がない・・・稼げる体質に改善するための策もなしですからね。この金で仕事を作り、いつもの定食にビールが付く生活を生み出す事が重要なのにね。

 地域経済を変化させる力ってのは、政府や役所の政策に依存しているはずなんですが・・・庶民は自分のできる範囲というのが少ないのでね。私の場合などは・・・「節約!こまめ!」この2つの守りのための物しかないのですからね。

 そもそも、ケインズ流のマクロ経済学は、原状に合わなくなっている・・・それなのに、なぜかマクロ経済学の都合の良いお題目を利用していますからね。マクロ経済学の限界は・・・たぶん、物流・通信の速度が遅かった時代には成立したでしょうが、現在の様に物流・情報の流れが速くなった世界では意味を失いつつあるはずです。ドイツのインダストリー4.0はそれを語っているはずなんですが・・・

 そうだな・・・現実にはセイの法則が成り立つのではないかと・・・余剰のある所では安価、安価な余剰を最大限に利用して生産する体制かな?余剰なくして発展無し!有効需要の原理は間違っているね。何で、貨幣中心に考えるかね?物の価値自体が中心でしょうが・・・だから、統計の方が気になるだけじゃん・・・統計は結果ですからね。結果に怯えてどうするかね?

 捨てるほどの余剰が豊かさを生むのだと思うのだが・・・実は、長門市再生の方法はそこにあるんですからね。長門市の再生の可能性は・・・? 余剰品は安い・・・田舎生活をして困るうれしい事・・・それは、旬のB級品の野菜をたくさんもらう事ですね。採りたての野菜は美味い・・・余剰品は捨てるわけにはいかないから、様々な方法で保存するか、さらなる御裾分けで消費されて豊かな気分になれる・・・勿体ないの精神・・・これが工夫につながる。有効需要に囚われると豊かさの創出ができなくなる・・・いつものように消費して終わり・・・従って、人集めのための「残り物汁」の無料配布・・・つまり、御裾分け・・・余剰が無ければ、ただ、有効需要量を販売しておしまい・・・過剰生産が工夫を生むわけですからね。無いものは・・・いつものように有効需要の範囲内で生産して消費・・・

 現在の日本では、仕掛品の在庫管理までやって有効需要の範囲内での生産・・・これではイノベーションは起こりにくい・・・過剰が新しい商品開発の原動力になるわけですから・・・鶏肉が山ほど余ってしまった、捨て値で売るのはもったいない・・・御裾分け・・・わ!こんなに!結果は、新たな保存食品の生産か新奇なものか、大盤振る舞いしかない・・・捨てるのはもったいない。

 何かにチャレンジするためには・・・無駄と思えるほどの物を集めなければならないという事になるわけです。つまり、試行錯誤を行えるだけの原材料の集積があってこそ、イノベーションが起こせるという事ですね。

 だから、長門市の再生の可能性は・・・?ここで書いたことは、市場に地域の産物のあるだけ全てを集めたら、何かを思いつく人間が現れるという事なんです。芸能だってそうだし、地域の人と物をあるだけ集めて考えるための場としての市場・・・これが都市の原動力になるとね。これがあったら、あれができる・・・あれも試してみよう!

 夢の創造ってのがね・・・近頃は、ある意味夢の無い社会なのかもしれないですがね・・・引退したら何をするか?そういった物もないですからね。死ぬまで賃仕事!一億総賃仕事社会!ですからね。孫いじりもできない爺婆・・・次の世代のために、そんなことは考えられない状況下にあるようですからね。

 そのリスクが顕在化する前に、世界が目指すべき、新しい成長軌道を創らねばなりません。

 もう、そういった状況ではないのでは?庶民は単純に生活防衛に走る・・・極端な話ですが、政府など無くても・・・財物など失っても、縄文時代のような生活だって不可能じゃないですからね。土地を食糧生産の場に変えるだけの時間があればね。そうなると、政治屋などは食えなくなるでしょうが・・・食べるために働くところに落ちると、発展は無い・・・だって、それだけのために全人生の時間を使う事になるから。石器時代や縄文時代が長い理由はこれだね・・・余剰生産品が無いから余暇が無い・・・食べ物の取得だけに明け暮れる時代、農業生産が大きくなり、食い物の蓄積が大きくなれば余暇が生まれて文化が成熟する速度が加速される・・・ああ、一億賃仕事の時代はいつまで続く・・・?政府の借金の額が半分ぐらいになるときか?100年以上の暗黒期間が続くのかね?

2016.01.24

  

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