現在をうろうろ(1475)
日本貧窮者経済新聞
 日本の不思議な合議制と政策と、議長不適格者の議長は・・・?

 日本の民主主義はどうやら2015年で終了、これからどうなるのか?明確な方針は出されていないですがね・・・独裁制と言っても、独裁者の強い意志というのは見られないし・・・皆でワイワイやって独裁者にしゃべられているような感じ・・・案山子の独裁制ってのは成り立つのか?ふとね・・・責任者に見えて責任者ではないのが合議体の中でというか、ワイワイやっている烏合の衆のような中から現れる・・・後で何かあると、責任者が不在だったりすることはざらのようでね・・・まったく何をやっているのやら?皆でやれば怖くないってのが大人のすることなのかね?不思議な日本・・・

 この手の、変な合議体は神代の昔から続くやつだから疑問を持つことは無いような気がしますが・・・不思議・・・近頃のサミットは議長の役割が従来に増して重くなっているような気がしますが・・・日本型の合議で対応できるのやら?大丈夫かね・・・ああ、奥の手があるね・・・腹痛で入院・・・これならパスできる・・・

 さて、どんな未来になるのやら?一億総活躍社会で何処まで動員されるかの問題ですかね?労働争議は無くなり、物資の移動などの統制が始まり、金融・資本統制が始まり・・・産業団体が形成され・・・言論の統制が起こる・・・何だか、昭和16年体制ならぬ2016年体制が作られるのかね?

 ただ、昭和16年体制では・・・計画経済も視野に入れての検討が行われていたはずですが・・・現在の政府ではそこまでの計画は無さそうだし・・・ただ、旗を振っているだけのようですからね。ロボット革命とか叫ぶなら、それを行うための道を示さないといけないのに、役人に丸投げでは・・・結局は、関連業者の利権争いで終わるのは自明・・・人型汎用ロボットがお好みのようだから、人型ロボットを制御するために必要なとりあえず、関節とサーボのための信号規格を策定するとかスタート地点を定めるとかできないものなのかね?信号規格と動力と信号用のコネクターとか信号=神経と活力の通り道の動力=血管を決めちゃえば、後は筋肉だから、まあ空気圧を利用するのも有りだが・・・そういった、基本的な部分を定めれば、後はどれだけ参入するかの問題だけになる・・・そういった部分の指示が無ければ、動けないのに・・・政策を立案し、公務員を扱使って・・・トップが馬鹿だと、きわめて効率的なはずの官僚組織も動きようがない・・・「カイゼン」が必要なのは、偉大なる安倍晋三閣下とその取り巻きであることは自明・・・

 産業における重点政策も、今はどうなっているのやら?なんとなく・・・「この道しかない!」この悲痛な叫びは・・・もしかしたら・・・僕には「この道しかない!」・・・という告白で、政策は・・・2020年ごろまでに、頑張る!と、新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援・・・に尽きるのか?

 まあ、この基本政策は応用が利きますね・・・

 名目GDP600兆円に関しては2020年ごろまでに、頑張る!また、実施に当たっては新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援する。
 希望出生率1.8に関しては2020年ごろまでに、頑張る!また、実施に当たっては新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援する。
 介護離職ゼロに関しては2020年ごろまでに、頑張る!また、実施に当たっては新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援する。

 政策の骨子が出来上がる。あとは、耳障りの良い言葉で水増しすれば、偉大なる安倍晋三閣下の演説、担当大臣の作文も量産できる。どのように頑張るかに関しては・・・この先何が起こるかわからないので、鬼が笑うような先のことを、皆様の前で話すのは、止めた方がよいという事ですからね。従って、的だか矢であるとか良くわからないものを示して、手段である弓に関しては語らないのが、我が国の最高の政治手法であるという事のようですね。

 一般企業での末端の認識は、基本的には飲み屋での愚痴によれば、無能な上司に関することですかね?無能であるが故に、本人は道を示せず「日本らしい日本」の「カイゼン」を叫ぶ・・・下々は様々な手法を編み出し実施を考える。そして、無能な上司が自らの考えであるかのようにその果実を「横展開」、上手くいけば自らの手柄とするのかね?

 興味深いことに、「日本らしい日本」の体現者であらせられる偉大なる安倍晋三閣下のお言葉の中には、日本のハッタリ文化の神髄がしっかりと示されているという事ですね。これで、どうやら日本の進む道は理解できましたね。恐ろしい事ですが・・・

 まあ、改憲の道を歩み、世界から孤立し、戦争を始めて自滅かね?この道はいつか来た道・・・<安倍首相>G7歴訪を検討 伊勢志摩サミット前に - BIGLOBEニュース あれ?これって何・・・サミット前にG7歴訪?

 5月26、27日に三重県で開催する伊勢志摩サミットの成功は、安倍政権にとって今年前半の政権運営の最重要課題だ。8年ぶりの日本開催となり、海洋安全保障や世界経済、テロ対策、難民問題、保健分野や女性活躍などを議題とする構え。首相は議題の調整を図るため、日本を除く主要7カ国(G7)である米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの6カ国全てを訪問することを検討している。政府関係者は今年前半の外交日程について「伊勢志摩サミットを中心に組み立てる」と強調する。

 なんだか、危機感を持っているようですね・・・多分、議長としての職責を果たせそうもないことに気付いたかね?あらかじめ根回しして、僕ちんをいじめないでというやつかね?「日本らしい日本」からするとね・・・さすがに、僕ちんをいじめないでという話は、外務省の管轄外になるだろうから・・・首脳同士の話でないと格好がつかないから・・・まあ、どんな具合に話をつけてくるのか分かりませんが・・・根回しをしておかないと不安なのではないかと・・・

 アベノミクスの成功についての話を大々的に吹いてくるとするならば、こりゃ、財政再建が困難で、他力本願であることを責められては困るとか、炭酸ガスの排出もそうだし・・・どうなる事やら?2014年あたりからの累積したお約束がほとんど為されていないですからね。

 まずいのは・・・G7各国は、一応価値観を共有する国だから・・・価値観の共有の話はできない。中国の台頭の話も・・・多分、韓国と日本の外相級の会談はアメリカ様の圧力とセッティングのような気がするし。それからすると、中国の台頭の話で誤魔化すことはできないだろうし・・・国内で通じるハッタリでは・・・2020年ごろまでに、頑張る!また、実施に当たっては新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援する・・・これでは、財政再建やエネルギー問題の解決にはならないだろうし・・・絶対に、どうやって?って聞かれて、呆れられることになるのかな?

 だって・・・【エルマウサミットの舞台裏(下)】「学級崩壊」変えたシンゾー流 メルケル首相「シンゾーの発言で締めくくろう」(1-3ページ) - 産経ニュース この報道によれば・・・

 「セッション1」開始直後にオバマ氏が「世界経済も米国経済も調子がいい。ただ少しリスク要因もある」と述べると、欧州連合(EU)首脳が突然挙手してギリシャ債務問題について発言を求め、メルケル氏も指名してしまったのだ。

 挙手されれば指名するしかなくなる・・・なぜ、学級崩壊なんって言葉で誤魔化すかね?

 欧州首脳を中心に「今後ユーロはどうなる」といった議論が延々と続き、安倍首相に基調発言の順番が回ってくるまでに約20分がかかった。安倍首相は、自由や民主主義、法の支配といった価値観をG7で共有することの重要性を説きつつアベノミクスの実績を紹介し、最後に中国の問題点を指摘するというシナリオを描いていたが、全てをしゃべっていては発言が間延びしてしまう。

 情けないことに、みんながワイワイやっている中で、原稿を握ってじっと我慢の子・・・そして、偉大なる安倍晋三閣下の原稿読みなどは、誰も聞きたくなかったのが真相では・・・だって、当たり前の事といつもの話だから・・・

 ところが、安倍首相がアベノミクスを詳細に説明したことで各国首脳が自国の成長戦略の話をし始め、経済成長にあたっての腐敗対策の重要性の話題から、自然に中国へとテーマが移っていったのだった。

 そりゃ、アベノミクスは・・・紙幣の紙屑化で、ある程度の理解の下でやったが・・・途中で、マッタがかかりましたからね・・・従って、実効的な政策をするようにと・・・各国首脳が自国の成長戦略の話をし始め、経済成長にあたっての腐敗対策の重要性の話題・・・そして、中国を意識しての話へと・・・決して・・・欧州首脳にとって中国は物理的に遠く、その膨張政策への関心は薄いわけではない・・・

 自国の主張しかしない各国首脳と異なり、出席者同士の和を尊重し、話をまとめていこうとするのが日本流の議論の進め方だ。そんな安倍首相の姿勢が評価されたのか、ワーキングディナーでは、デザートが出だした終盤に来て、メルケル首相がこう発言を促した。
 「昼のセッションで『夜にシンゾーから中国と南シナ海の問題を聞こう』となっていた。シンゾーの言うことにみんな反対はないのだから、シンゾーの発言で締めくくろう」


 流れからすると、偉大なる安倍晋三閣下の中国に関する原稿を読み始めたところで、遮られた・・・出席者同士の和を尊重し、話をじっと聞いていただけの偉大なる安倍晋三閣下を不憫と思って・・・その原稿は夜ね・・・いつもの話でしょうから、シンゾーの言うことにみんな反対はないのだからね。みんな興奮しないで安らかに眠れるようになる・・・いつもの、耳障りの良い・・・子守唄のような演説・・・

 多分ね・・・こんな風にしか読み取れないから・・・根回しに行くのだろうが・・・ただ、事前におおよそのシナリオがある通常の首脳会談とは違い、各国首脳の発言次第で展開が大きく変わるのがサミットで、サミットは世界の主要国の国益が直接ぶつかり合う場であり、「各国首脳が議論の流れを無視して割り込み、言いたいことだけ言うのはざら。次の発言者がそれに反論せず、また違う主張をしたりする」のが当たり前・・・従って、根回しに行っても無駄だと思うのだが・・・可哀そうな、小さな晋ちゃん・・・

2016.01.04

  

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