現在をうろうろ(147)

 安全保障の法的基盤に関する懇談会の報告書は? その21

 さて、今度はサイバー空間と来たか・・・電脳空間とか・・・ネットワークで構成された情報空間・・・共有された情報・・・関連ですね。こいつは非常に厄介な概念を含んでいるような気がします。さて、どんな事を問題視しているやら?サイバー空間は良い・・・現実の空間だとある・・・自治会の戸外一斉清掃とかないし・・・庭木の剪定や、溝掃除などがないから・・・楽だよね・・・

(4)情報通信技術の発展に伴い、今やサイバー空間は人々の生活に必要不可欠なものとなっている。サイバー空間は、インターネットの発達により形成された仮想空間であり、安全保障上も陸・海・空・宇宙に続く新しい領域であると言えるが、その法的側面については議論が続いているところである。ひとたびサイバー攻撃が行われれば、政府機関から企業に至る社会の隅々にまで深刻な影響を及ぼすこととなり、この問題の重要性が認識されるに至っている。現実にも、近年、諸国の政府機関や軍隊などに対するサイバー攻撃が多発しており、各国政府による取組や国際的な議論が行われているところである。

 なんだ?この意味不明な文は?サイバー空間・・・インターネットによって結ばれたサーバーおよび端末群は人々の生活に不可欠なものになっている。このネットワークは、安全保障上も陸・海・空・宇宙と同じように守られなければならない物であると言えるが・・・法的側面?この部分が・・・ここで言われるサイバー空間の構成するものは回線によって結ばれたサーバー及び端末群は現実の有体物でこれは所有権であるとか使用権などで保護できる・・・この上にある情報は・・・管理者のものであるが・・・情報には様々な種類があって・・・著作物であったり、富の表象物であったりするという事になるかね?ある日・・・国庫の残高が0になっていたとか・・・機密文書が流出したり・・・なんとなく、具体性を欠く文だね・・・続きは・・・

 日進月歩の技術進歩を背景とするサイバー攻撃は、攻撃の予測や攻撃者の特定が困難であったり、攻撃の手法が多様であるといった特徴を有しており、従来の典型的な武力攻撃と異なる点も少なくない。そのため、サイバー攻撃の法的位置付けについて一概に述べるのは困難である。これまでのところ、サイバー攻撃が「武力攻撃」に該当しないと位置付けられている事例が多いように見受けられる。他方、一定の場合には、サイバー攻撃が、「我が国に対する急迫不正の侵害があること」という要件を含め、自衛権発動の三要件を満たす場合もあると考えられる。いずれにしても、どのような場合がそれに該当するかという点や、外部からのサイバー攻撃に対処するための制度的な枠組みの必要性等について、 国際社会における議論にも留意しつつ、引き続き、検討が必要である。

 サイバー攻撃が武力攻撃ではない・・・情報による武力に等しい攻撃か・・・具体的事例がないので、分からん事を怯えて、武力攻撃かね?現状で危ないのは・・・指揮命令系の情報伝達でしょうね・・・潜水艦隊司令部発・・・XXに向かう商船に対する無制限潜水艦作戦を開始する・・・とかね・・・通信系の乗っ取りとか、誤情報・・・GPSの位置情報をいじるとか・・・第五列の暗躍・・・インターネットは無制限の情報交流が可能ですから・・・匂いや味や触覚を除けば何でも送れる・・・報道管制も困難・・・どんな経路で情報が流れるのか・・・なかなか厄介ですね。近頃は、精密な航空写真が手軽に利用できますから、行った事のない場所だってかなり詳しく知ることができますね・・・行った事も無い、北朝鮮の会寧市街は迷わず歩きまわれるはず・・・なんってね。まあ、会寧の観光はそれほど見るべきものはなさそうですが、寺院や記念館のようなものがかなりありますから歩きまわるのには良いのでは?また川岸に寺院のような屋根の建物が増えている・・・中国との国境の関門の建物が増えているし・・・中国と北朝鮮の関係は発展している・・・情報などは、着目の仕方と分析能力に負う部分が大きいですからね・・・どうやら・・・わからん と書いてあるようですね。続きは・・・

3.軍事的措置を伴う国連の集団安全保障措置への参加
軍事的措置を伴う国連の集団安全保障措置への参加については、上記I.で述べたとおり、これまでの政府の憲法解釈では、正規の国連軍については研究中としながらも(前掲脚注7 及び9 参照)、いわゆる国連多国籍軍の場合は、武力の行使につながる可能性のある行為として、憲法第9条違反のおそれがあるとされてきた。しかしながら、上記U.1.(1)で述べたとおり、憲法第 9 条が国連の集団安全保障措置への我が国の参加までも禁じていると解釈することは適当ではなく、国連の集団安全保障措置は、我が国が当事国である国際紛争を解決する手段としての武力の行使に当たらず、憲法上の制約はないと解釈すべきである。


 国蓮多国籍軍に参加して・・・日本政府の指揮権の元に自衛隊が動くと、憲法9条違反になりかねないが、日本政府の指揮権から離れて国連軍として動くのなら・・・私は憲法9条違反にはなりえないと思うが・・・日本のため・・・日本の国益から離れた、世界の秩序維持のための行動はOKなのではないかと思いますがね。でも、指揮権の移譲はしたくないのではないかと・・・なんとなく、誰かさんの考える集団的自衛権というやつは、国連憲章の集団的自衛権と内容の乖離があるのではないかと・・・妄想したくなってきました・・・

 国連安全保障理事会決議等による集団安全保障措置への参加は、国際社会における責務でもあり、憲法が国際協調主義を根本原則とし、憲法第 98 条が国際法規の誠実な遵守を定めていることからも、我が国として主体的な判断を行うことを前提に、積極的に貢献すべきである。近年我が国は、武力の行使以外の後方支援等の領域においては、国際社会の秩序を維持するための活動への貢献の幅を着実に広げてきている。先に述べたとおり、2001 年 9 月に米国で同時多発テロ事件が発生したことを受け、同年 11 月には「平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法」(テロ対策特別措置法)を制定して、インド洋に自衛艦を派遣し補給支援活動を行った。また、2003年には、「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」(イラク人道復興支援特別措置法)により、戦後初めて多国籍軍が占領行政を行っている他国領域の陸上において自衛隊が人道復興支援活動に従事した。

 ふむ・・・テロ対策特措法 か・・・911ね。やる気になれば、決意を持った数十人の人間が世界を震撼させる事ができる・・・結果としてはアフガニスタンの紛争が生じたわけですね。アフガニスタンか・・・アフガニスタンをなんとかする事は、外国の軍にはできなかった・・・そんな結末のようですね。社会システムとしての民主制は・・・簡単には定着せずに、形式的導入では政治的な腐敗の温床になる事は一般的に証明されているような気がします・・・・特に、イスラム社会では西欧的な民主制はなじまない・・・西欧型の民主制に移行させるためには何か中間的な支配システムの導入が必要なのでは?なんってね・・・もしくは宗教的な大きな内乱を経て・・・宗教の世俗支配の停止が行われないと無理なのではないかと妄想してしまいます・・・多分・・・農奴制封建制社会から共産主義を経ての自由主義経済体制と民主制の受容と同じような何かのパターンが・・・ふと思うのは、タイの毎度の民主主義の腐敗と軍事クーデター

 タイはなぜか国際感覚に優れているような気がしますね。植民地化も上手く回避するし、上手に二重外交を行ったりして・・・なんとなく、官吏と軍が上手く立ち回っている・・・都合の良い時に王様は殺されてしまうし・・・上手に赤化せずに経済援助を受けて・・・なんとなく、軍と官僚がリベラルに暗躍・・・政府は私利私欲の巷・・・

 ちょっと、これらの条件からすると・・・絶対王政の下にイギリスが民主的な枠組みを持たないが優秀であればよい民間登用の行政及び軍を組織・・・体制とは無関係な効率的なシステムとしての行政ですね。そこから、国王の統治権が残存する形で形式的な立憲君主制に移行する・・・民主政府は腐敗しやすいを越えて腐敗を構造的に持っている・・・多分、富の再分配に特化しているから、そしてそれが政府の仕事と心得ている?官僚は優秀だから自分たちの使う分を国王の政府として良心的に配分、その残りを政府に渡して適当に使わせている?政府は・・・責任ある使い方の必要がないので、腐敗の温床になって・・・経済政策が上手く行っていて腐敗臭が気にならなければ存続、しかし、腐敗の臭いが強くなると、国王の軍隊として軍が政府を廃棄処分に・・・そして、国王の名での軍政を経て、民政移管・・・もしかしてこれって良いのかも?

 王国を守るために、組織としての行政官はしっかりしている、組織としての軍も王国を守るために最大限の努力をしている・・・亡国の元になる経済は政治家に任せて私利私欲に走らせて経済を活性化させる・・・まさか、自由になる金を持った、組織に縛られない政治家の腐敗を前提として発達した立憲君主制なのか?

 なんとなく納得・・・ちょっと理解しがたいが・・・利権に関して大きな能力を発揮する強欲な人間を政治家にして、国の経済を牽引させ必然的な腐敗に対しては、軍による掃除で、再出発・・・軍の目的が国家の存続であって、政府の存続ではない・・・政府は行政を指導できるが、政府の人間より行政官の方が行政に関しては優秀・・・従って、政府が馬鹿をやっても下々は影響を受けず、短期の戒厳令の期間の休みを、政治ショーを眺めて楽しむ・・・新しい選挙でばらまかれるであろう実弾を楽しみにして・・・立派な国王を仰ぎ、官僚と軍が政府ではなく国=立憲君主制に対して責任を持ちそれを誇りとしていて・・・政治家は自分で責任を取らなければならない・・・腐るとゴミ箱へ放り込まれる・・・

 そうなると、イスラム社会に関してはどのような対応が必要になるのか?まず、まともな官僚と軍の組織化・・・これは国を存続させるためにあり、軍は基本的に治安維持を担当し、国内の分裂を防ぐ責任を負わせる・・・腐敗した政治家を宗教の名で訴追する機能を組み込んでおく・・・求心力は宗教にある。宗教と政治を分離・・・政治家の勝手な思惑では軍は動かせず、軍は国の存続を守るためにある・・・軍が外に対して動いたら国は滅びると認識させればよい・・・民衆は利権のために投票させ、政府には利権の創造とそれによる経済発展を担当させ、腐敗の温床の中で自滅の道を歩きはじめたら・・・ゴミ箱行き・・・腐敗しない政治家が生まれるようになるまでの過渡的な妄想的な社会・・・どうだろう?ある程度豊かになれば・・・衣食足りて礼節を知るようになる・・・

 社会工学って面白い・・・私は・・・妄想家でユートピアンなのでね・・・これで財布が強靭なら良いのですが・・・私の財布は病弱で・・・続きは次回だね・・・戦力の行使は心には届かない・・・

2014.05.25

  

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