一億総活躍国民会議は何なのやら・・・？続きの続きの続き

現在をうろうろ（1410）

　一億総活躍国民会議は何なのやら・・・？続きの続きの続きの続き

　ああ、なんだか嫌な感じの・・・一億総活躍国民会議の・・・さて、続きは何かな・・・

　そこで、一億総活躍社会の実現に向けて、新たな第二の矢（夢をつむぐ子育て支援）、第三の矢（安心につながる社会保障）を、希望出生率 1.8、介護離職ゼロという明確な目標に向けて放つ。第一の矢である強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、第二・第三の矢である子育て支援、社会保障の基盤を強化する。これにより、子育てや介護の心配が解消されることで将来の見通しが明るくなり、消費の拡大が促される。また、子育てや介護と仕事が両立しやすくなることなどにより、様々な人材が参加することで、社会に多様性が生まれる。それが労働参加率の向上だけでなく、イノベーションを通じて生産性の向上を促し、経済の好循環を強化する。

　夢をつむぐ子育て支援は・・・子育てをアウトソーシングすることで賃仕事として課税可能とする政策ですよね・・・保育士が育児休暇を取ることの禁止・・・保育士が町会の施設などを使ってのボランティアによる自分の子＋他人の子を預かることで地域貢献をすることの禁止とか・・・面白いパターンが思いつきますね。地域社会が子育てを支えるという発想は無さそうですからね。

　ここまで読んできて、重要なキーワードが２つありますね・・・消費の拡大と労働参加率の向上この２つは確実ですね。消費の拡大により消費税、労働参加率の向上により所得税・・・この2つの税収のアップにつながる・・・イノベーションは天祐のようなものですから、こいつは予定することはできない。

　よし！イノベーションを考えると・・・地域が支える子育て支援・・・これが良いでしょう・・・町会の集会場とかで、子育て休職中の保育士を中心に爺婆ボランティアによる子育て支援事業、ボランティアだから金銭の授受は無いが、貢献に関して地域通貨によって支払いを行う、地域の人が恩義を感じて、ペンキ屋はペンキ塗りボランティアによって地域通貨の支払いを行うとかね・・・子育て支援1日1000恩、ペンキ塗り1日の手間2000恩とか・・・通貨でない価値の表象物を使っての支払い・・・これで、国の税収はダウン、国による消費税1割、所得税1割の搾取から逃れることができるので、生産性は2割近く向上する・・・ダメか？

　地域を越えてのボランティアは・・・地域通貨交換所などを開設すると良いかも？レートの良い場所でボランティアをして・・・とかやって、日本国の通貨を蔑ろにすると・・・課税対象になるね・・・地域通貨の管理は小中学生に経済の学習という名目で運営させると面白いかも？学習のための子供の遊びと、それを支援する大人のボランティアを政府が規制するのは正義が成り立つとは思えないですからね。

　これって・・・小さな政府を実現するためのイノベーションのコアになるのでは？馬鹿な嘘とハッタリ政治屋の撲滅のための学習につながりますからね。政治屋の旗振りによらない地方自治のモデル・・・事実上の通貨の発行権を得ることになるから・・・国の経済活動とほとんど変わらなくなる。事実上の小国家の成立・・・子供には、大人の嘘やハッタリはあまり通用しませんからね。おじちゃん何言ってるの？全然わからない？わかるように話して・・・それじゃダメじゃん！大人のくせに・・・

　経済の勉強を小中学生がするようになると、政治屋の嘘やハッタリは効果が無くなる気がしますからね。裸の王様を指摘できるのは子供ですからね・・・

　ああ、このアイディアは面白そうですね・・・子供銀行のデータベースを組んで、これで預貯金、子供銀行券の発券管理を行わせる・・・価値の創造により銀行券は発券され・・・交換によって消失する新時代の通貨モデル・・・純真な子供は悪に染まっていないだろうから、悪事に強いはず・・・遊びは本気の仕事よりしっかりしている面がありますからね。完全なオープンデータベースで、参加者全員で監査を行うシステム・・・学習用ですから・・・銀行券と言っても・・・データで、Aの家の草むしりをBが行い、Bが100恩を獲得、BはAから窓ふきをしてもらったので100恩の消失・・・因果で通貨の消失・・・つまり、決算ですね。これによって、通貨の過剰が無くなる・・・昔の減価する貨幣、スタンプ通貨・自由貨幣の概念と同じですけどね。

　こういった事を小学生から理解していれば・・・馬鹿みたいに膨張するインフレ紙幣などから免れることができるかもしれないですね。基本的に、現在の通貨システムでは、対消滅するはずの紙幣が生きているために、紙幣が過剰になり、紙幣の価値の減価が起こらなければならないのに、紙幣の価値の減価が起こらない状態にあるのが問題になっているわけですからね。

　あちゃ、経済学の論文を書いてるんじゃないのに・・・子供の銀行ごっこと、それに乗る大人のボランティアの話なのに・・・シルビオ・ゲゼル - Wikipedia　自由貨幣 - Wikipedia　こういったやつからの延長線上ですかね・・・地域通貨なら因果による対消滅が可能ではないかと・・・ただ、価値を創造し続ける物を創造した場合などの処理の仕方などを考えないといけないかな？まあ、巨視的に見れば、減価する貨幣で良いのだろうと思いますがね・・・その代わりに、2％のインフレ率の導入が行われようとしている・・・社会に対する富の積み上げ・・・政治屋の下らないアイディアの欠片もない演説にはどんな対価を用意すれば良いのか？・・・嘲笑が良いかも？ちゃんと正当な対価を支払わないといけないのではないかと・・・子供は怖いよ・・・裸の王様にとってはね。

　ある意味、イノベーションは仕事の説明を子供相手にすると見いだせるかもね・・・見方を変える作業が必要ですからね。固定観念の打破には、基本の確認ってのが必要ですからね。ただね、子供の顔が曇るたびに説明を加えていくと、自分の無知に気づくようになるのが難点ですがね。

　純真な向学心にあふれている賢い子を教えるのは難しい・・・ソクラテスが毒を飲まされた訳が良くわかるようになりますね。どうして？どうして？どうして？3回もやられたら殺したくなりますからね。さらに追い打ちで、知らないでしゃべってるの？とかね・・・ハッタリの利かない恐怖・・・無知に知を満たすためには・・・物凄い知識の連鎖が必要ですからね。ハッタリ政治屋君には無理な作業ですね。すぐに、どこに原資があるの？何の目的でするの？ってね・・・外国人記者ってのはその傾向が強いので、偉大なる安倍晋三閣下が避けるのも分かりますがね・・・続きは何かな？

　このような成長と分配の好循環を強固なものとし、持続することは、50 年後に人口一億人を維持することにつながり、また、我々の目指す全員参加型の経済社会、すなわち一億総活躍社会につながる。一億総活躍社会については、広く国民の理解と参画の下に、推進していくことが重要である。

　成長と分配ね？基本的に人間は怠け者で、家計ってのはそこそこの満足が得られるぐらいの規模になる。それを越えての上昇志向はあまり生まれない・・・まあ、煽ればそれは起こるかもしれないが・・・日本には恥の文化があるのでね・・・私は、馬鹿にする文化が基底にあるから、恥をかかないように努力する、恥をかかずに済むように団体に所属するとかね・・・価値観を共有することで恥の文化から逃れる・・・え？中古車なの？持ち家じゃないのか？ピアノ無いの？フルートなら総銀だよね！次は金だよね！・・・平準化のレベルの向上を図ると・・・消費は伸びるね。そのために、余計に働かないといけなくなる・・・というより、すでに働き過ぎなのではないかと。それで、生活に余裕がない・・・特に切り捨てられたのが子育ての余裕なのかとね。

　ああ、安物の中国製のフルートを吹いていると余計な事ばかり考えつくものです。中国製、新品で7118円のフルート・・・ちゃんとフルートの音がするのですがね。日本製高級フルートでも、どうやら腕をカバーしてくれるほどの威力は無いようですが・・・やはり、こいつ1本だと、よほど上手くないとねえ・・・馬鹿にされないように練習するか、高価なフルートにするか、仲間を選ぶかの選択かな？

　人口1億人を維持しないと借金の返済計画が立たないのでしょうから仕方ないのかね？50年後ね・・・私は生きているのか？微妙だね・・・ああ、出てきた・・・我々の目指す全員参加型の経済社会、すなわち一億総活躍社会・・・経済社会しかも全員参加型だってさ・・・まさか、政府は国民を経済動物とか産業動物として見てるのかね？政府の決めた計画により、父母の仕事の邪魔になる子供は収容所送り、爺婆も孫から引き離されて労働にいそしむ・・・家族の労働の邪魔になる病者・弱者も収容所送り・・・老後は既になく・・・何しろ、新社会人が110万人生まれ、引退できないので少子・高齢化の流れの中で就業者数が110万人の増加と報じられているようですからね。隠居は死語になったような感じですね。

　ああ、一億総活躍社会については、広く国民の理解と参画の下に、推進だってさ・・・私は活躍したくない！昼寝の特権が欲しい！庭いじりと笛を吹いて遊んでいたい！理解できない！参画したくない！自由に生きたい！・・・日本は自由と民主の国じゃなかったのかね？それは、幻影・・・？

2015.12.12