現在をうろうろ(141)

 安全保障の法的基盤に関する懇談会の報告書は? その15

 また長い文が出て来たよ・・・平和を語るために軍事力という抑止力が必須と考えている・・・尊敬されるような地位には就けないような?総理大臣の宿題・・・日本を戦争に巻き込むには・・・そういった宿題を真面目にやるとこんな風に色々と並べなければならないのかと・・・御苦労さまという感じですね。

 国際連合憲章では、第2条4により国際関係における武力の行使が禁じられているが、第 51 条に従って個別的又は集団的自衛のために武力を行使する権利は妨げられない。これは、同条に明記されているとおり、自衛権が国家が当然に有している固有の権利(「自然権」(droit naturel))であるからである16。また、今日、集団的自衛権は慣習国際法上の権利であるとされており、この点については国際司法裁判所もその判決中で明確に示している(1986年6月「ニカラグア軍事・準軍事活動事件〔本案〕」国際司法裁判所判決)。国際社会における諸国間の国力差及び国連安全保障理事会における拒否権の存在やその機能・手法を考えれば、国連の集団安全保障体制が十分に機能するまでの間、中小国は自己に対する攻撃を独力で排除することだけを念頭に置いていたら自衛は全うできないのであって、自国が攻撃された場合のみならず、他国が攻撃された場合にも同様にあたかも自国が攻撃されているとみなして、集団で自衛権が行使できることになっているのである。今日の安全保障環境を考えるとき、集団的自衛権の方が当然に個別的自衛権より危険だという見方は、抑止という安全保障上の基本観念を無視し、また、国際連合憲章の起草過程を無視したものと言わざるを得ないのである。以上を踏まえれば、上述した政府のこれまでの見解である、「(自衛のための)措置は、必要最小限度の範囲にとどまるべき」という解釈に立ったとしても、その「必要最小限度」の中に個別的自衛権は含まれるが集団的自衛権は含まれないとしてきた政府の憲法解釈は、「必要最小限度」について抽象的な法理だけで形式的に線を引こうとした点で適当ではない。事実として、今日の日本の安全が個別的自衛権の行使だけで確保されるとは考え難い。したがって、「必要最小限度」の中に集団的自衛権の行使も含まれると解釈して、集団的自衛権の行使を認めるべきである。

 あちゃ・・・今度は、同盟国米国のやらかした事例ですね。直接の軍事行動を取らずに、内政のゆがみにつけこんだ米国の工作ですね。日本だって昔は、この手の事をヨーロッパで行っていたような?国立公文書館 アジア歴史資料センター 落花流水 明石元二郎大将述 興味深いね。

 陰謀の巷では、立派な表看板が必要です。その意味でも、日本国憲法は重要だと思いますがね?この憲法の枠内で、陰謀を考えればよいのでは?軍に準ずる警察・・・海上保安庁しかないから・・・海上保安庁陸上執行隊とか創設するとか・・・多国籍の精強な陸上部隊を・・・戦える司法警察部隊・・・これならPKOに躊躇なく出せるのでは?自衛隊は軍事組織、これは警察組織・・・海賊の巣窟などを鎮圧できる武力・・・警察だから兵力とは言わない・・・簡単な話だと思うけど・・・有能な自衛隊員を移管すればOKじゃん・・・

 海上保安庁で国土が守れないなら・・・自衛隊の出番ですが、そこそこの装備を持った警察の方が国際社会では受けが良いはず・・・合衆国の沿岸警備隊を真似すれば・・・準軍事組織ですね。北方海域を予定した抗堪性の高い砕氷船構造の、場合によっては衝角戦もどきで戦える船など良いのでは、新造船はとりあえず北海道に半年ぐらい配置して、流氷相手に制圧練習・・・順次南方へ・・・強行測量船に良いのでは?前例は・・・缶詰屋が貰って来た設計図で・・・ロシアが発注してゴタゴタの中で・・・辰南汽船の所有として地領丸となり・・・さらに日本海軍が横取りした船・・・戦後は燈台補給船として・・・地球観測年には南極へ・・・強靭な特殊構造の船は使い方次第で色々化ける。

 集団的自衛権ってのは、それほど大きな問題ではなく、実際にはやる気の問題のような?何が何でも自衛隊を戦わせたいのかね?・・・集団的自衛権の方が当然に個別的自衛権より危険だという見方は、抑止という安全保障上の基本観念を無視・・・ねえ、どちらかというと、戦争を担保として外交を行おうとしている危険な政治家の方が厄介・・・従って、集団的自衛権の枠があっても、フォークランド紛争ではアルゼンチンの受けはよくなかったというだけですね。アメリカは、正義の仮面をつけて、武力を行使するのが得意で・・・正義の仮面が戦力を武力行使に化けさせている事に注意しないといけない・・・正義の仮面は外交によるもの・・・そして、戦力を使わずに、CIAなどの工作により政府をも転覆させる技を持っている・・・厄介な国ですね。ニカラグアか・・・これまた、共産主義の残党のような連中を、第二次ニカラグア内戦で一掃したものですね。

 アメリカは様々な手口を持っていますから・・・そして、冷戦構造の崩壊は・・・結局対話と民衆の歓呼の声でベルリンの壁が消滅し・・・各国の首脳の思惑を越えた速度で西ドイツへの東ドイツ領の編入で・・・冷戦が終わるわけです。そして、ソビエト連邦も看板を掛け替えロシア連邦共和国になってしまう・・・ゴルバチョフは「政治家ではなく、国民が英雄だった。」って壁の崩壊20周年で語っていますね。こいつを忘れてはいけないのでは?

 戦争ができるようになっても・・・私たちの、お父さんやお母さんや、おじいさんやおばあさん、子供たちを戦場に向かわせて、あの国のお父さんやお母さんや、おじいさんやおばあさん、子供たちを殺す事は・・・私たちのお父さんやお母さんや、おじいさんやおばあさん、子供たちを、あの国のお父さんやお母さんや、おじいさんやおばあさん、子供たちに殺させることになる。・・・という事ですから。やはり、こいつはやらない方が良い・・・総理大臣の命令で可能とすれば良いことでは無いかと・・・その前の警察行動で終わらせることが政治家の役割で・・・無能な政治家の尻拭いを自衛隊が行うのは間違っていると思うだけですね。自衛など考えなくて良い国際関係を作るための、豊かさと対話の促進の積極的平和主義に、わけのわからない意味を乗せて語るからおかしな事になるような?

 まあ、どうも言葉の使い方が・・・輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会・・・こんなのでも叩かれているし・・・男女の格差を失くして、輝く人の活躍を加速するリーダーの会とか・・・にすれば良いのに、なぜか露骨な差別を表現してしまうようですね。長い文はつけこむすきが多くなるので、なるべく短くする方が楽ですね。・・・どうも、思考回路に問題のあるか、言語理解に問題のある人達が集まって考えているのではないかと妄想してしまいます。私は、妄想家なんで・・・妄想しか語らない事にしているので・・・何を語っても無害なはずですが・・・本気でやっている人たちは問題だと思いますがね。男女を人として尊重する気がない、敵味方という枠組みでしか平和を語れない、平和は戦力によって保たれている・・・なんとなく、そんな気がしますね。

 私はろくでもない妄想家ですから・・・子を出産した女性の6割が離職を余儀なくされる現状は正しくなくて・・・子を出産した夫婦のどちらか10割が離職できる社会が良いと・・・妄想しちゃいますね。理由は・・・子育ても重要な労働で、対価を支払っても良いのではないかと・・・少なくとも、小学校を卒業するまで・・・そして、子育て離職をした人は、その人の能力に応じて優先的に就職させる枠組みの方が真っ当な気がするんでね。子育ても仕事と位置付け、労働の対価が得られるのであれば・・・離職ではなく、転職に過ぎない・・・共働きを希望するなら・・・託児所という仕事が生まれていることから、子育ても仕事だという事は自明と思いますが・・・財源が問題だが、12年間の子育て労働の対価を定めればよいのでは?・・・私なんかは、これぐらい頭がおかしい妄想家なんでね・・・普通の振りをして働くのがどれほど困難だったのか・・・12年の休暇の前半の6年は母親・後半の6年は父親とか・・・転職期間をフレキシブルにすれば良いのでは・・・交互に出社とか・・・変な妄想を始めたので、ここで一旦切るとしましょう・・・それでは、次回・・・

2014.05.23

  

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