現在をうろうろ(1394)
日本貧窮者経済新聞
 中国・ロシア・北朝鮮の国境地帯では何か起こっているのか・・・?(5)

 さて、図們の高速鉄道の駅でも眺めることにして・・・ちょっと、こいつがわかりにくい・・・珍しく、在来線との交差があるのでね・・・どんなふうに変化したかも眺めて・・・


 図們の高速鉄道の駅は・・・42°59'39.5N 129°47'33.6E - Google マップ ここですね。在来線との関連が良く見えない・・・線を細かく見ればよいのですが・・・中国の鉄道の運用に関する日本語の資料がネット上に少なくてね・・・

 北京市内の貨物ヤードなどは・・・線を把握するだけでもう大変!ていう感じですからね。まあ、貨物の運用など基本はどこも同じで、単純な編成作業なのでしょうが・・・それでもね・・・線が多くて、それが広大だとね・・・

 高速鉄道が引かれて、図們の在来線の路線が付け替えられているのが気に入らないですね。

 右の写真・・・四角いのが高速鉄道の駅で右上の矢印の先に琿春がありますが・・・在来線に新たにトンネルを掘っていますね。そして、繋がりは同じですが、トンネルで線形の高速化を図り・・・北朝鮮へ・・・これだと、それほど遠くない将来に北朝鮮とも高速鉄道でつながることになる・・・

 そんな気がしますね・・・北朝鮮経済もなんとなく・・・衛星から眺める屋根の色の変化や、古い設備の更新状況からすると、明らかに、経済成長が始まってきているように見えますからね・・・これで、中国との通商路が開かれれば・・・一挙に・・・変わりそうですね。

 しかし・・・琿春からウラジオストクへの高速鉄道の威力も気になります。何しろ・・・本格的につながれば、ザルビノのコンテナ埠頭も完成すれば・・・かつての日本の夢の満州国に直結する港が日本海に開かれることになる。

 かつて日本が作った、北朝鮮の42°13'40.6N 130°17'01.6E - Google マップ この埠頭からの日本向けの荷はずっと先でしょうが・・・偉大なる安倍晋三閣下はロシアとは仲が良いような話でしょうから、ザルビノ港から日本へ物が流れてくることになるのでしょう。

 左の写真の埠頭は昭和11年に開港・・・その後増強され、近頃本格的に整備されているやつですね。

 中国包囲網はどうなるのかね?やはり、偉大なる安倍晋三閣下の地球儀の上にだけある、空想の包囲網なのかね?とにかく、どこを探しても、中国包囲網の断片のようなものは・・・偉大なる安倍晋三閣下の言葉と報道の中の言葉しか見当たらないのですが・・・?

 さて、空虚な偉大なる安倍晋三閣下の言葉と違って、世界は着実に未来に向かっていくようですね。琿春からウラジオストクへの高速鉄道の予定線らしきものが水色で、既存の線が青で示してみました。

 右のように・・・どうやら、3倍の速度で3分の1程度の距離になるので・・・9分の1の時間・・・で結ばれるようになるような感じですね。

 物が動けば、金が動く・・・単純な話です。この在来線の方は、港々を結ぶ形で伸びていますから、人の往来が盛んになって、物も動くようになると間違いなく、この地域は活性化するはずです。問題は、下関のようにならないこと・・・単なる物流の通過点にしかならないようになればOK・・・

 下関は、単なる大阪圏の外港に過ぎないので、財貨の滞留時間が短すぎる・・・これに尽きるのではないかと・・・多分、下関で陸揚げして、翌朝の大阪圏の市場に間に合うように韓国や中国からの生鮮食料品が通り過ぎる・・・そして、大阪から、下関へ出荷されるのではないかと・・・下関に市場があったら?これだと様子がかなり違ってくると思いますが・・・残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下の爺様あたりから、地域の中核都市への移送により、結果として地方都市の弱体化が進んでしまったという事ですね。東京勝りの地方都市が消滅していく基礎を作り上げたのが岸信介あたりのように思えますが・・・商社を強化して、財貨が集まる超大都市を作る政策・・・

 確かに、かつての東京勝りの地方都市を殺すことで、超大都市圏を形成して、経済大国2位の看板を得たわけですが・・・その実は、通過点としての簿価としての物のような気がしますね。なんとなく、東京勝りだった下関が、3人の政治屋で殺されたような気がしますが・・・気のせいか?それとも事実か・・・私にはわかりませんが、今の政策や、下関に戻って何かをするという回数からすると・・・富の吸い上げだけのような気がしますね・・・下関の衰退はなんとなく、その超保守性を政治的に利用されて終わったような気がしますが・・・私の、単純な頭では、衆議院議員は選挙民に・・・日本らしい日本の悪事をしても富をもたらす政治家でなければならないような気がしますからね・・・日本らしい日本では、地域のための私利を図らない悪事は是認されますからね・・・それを やらない政治屋を当選させるという不思議な地域・・・超保守を利用されたのではないのかね?

 なんだか、ネットの情報を眺めていると・・・共産党の方が、保守王国の中で、まともな下関地区の利権獲得のための政策発信をしているような感じですからね・・・共産主義ってのは、基本的に地域優先型の物のような気がしますから・・・すでに、あの3人の政治屋の食い物になった下関の復権は無さそうですが・・・

 あれあれ、何で、敵国中国・北朝鮮・・・の利権に組するロシア・・・ロシアは偉大なる安倍晋三閣下の友邦?・・・わからん、敵中国・北朝鮮の利権に関して心配するのか・・・と、変な気がしましたね・・・日本らしい日本の私の心が、警鐘を鳴らしているな・・・

 ロシアは日本政府の味方?それとも敵?・・・段々私にはわからなくなっていく・・・日本の敵は・・・なんとなく、安倍一族か?いや・・・丸に立梶の葉かね?・・・東日流外三郡誌でも、久々に読み返してみるか・・・

 というより、中国・朝鮮半島・沿海州・・・そして日本の・・・日本海文化ってのが存在する気がしてね・・・この交易による富が現在の日本を形成した気がしてね・・・民間伝承は、偽書って結末を迎えることが多いけど、・・・すべてが嘘とは思えないですからね。この手の本の愛好者であることを示さないとね・・・キ印なら問題は無いだろうから・・・じゃなくて・・・

 ただ、間違いなく・・・日本海文化圏は存在したと思いますね・・・縄文よりはるか以前からの交易・・・人の動き・・・冬の日本海は間違いなく、大陸から人を運んだはずですからね・・・そして、日本海から太平洋岸に伸びる交易路・・・ふつうは、太平洋岸から日本海側へ延びる交易路として紹介されますが・・・海上交易路を考えると・・・日本海側の交易路の方が歴史が古い・・・太平洋岸の交易路は、明らかに江戸中期の整備のように見えますからね・・・五十嵐文吉君の時代の太平洋の航路はまだ、開拓時代ですからね・・・紀文は山形だし・・・関係ないかな?ただ、間違いなく中央の文化を送り届けたのは・・・幕末近くまで、間違いなく日本海の航路であった事は間違いないと思いますね。

 未だに続く「日本らしい日本」のハッタリで、話は都合の良いように大きく壮大になって伝承されているのでしょうが・・・日本海文化は実在しているのだと思います。そして・・・中国との航路を持つものが・・・残念ながら、次の時代の勝ち組になりそうな気がしますね。

 かつて、栄華を誇った日本海側の港湾都市の復権の条件は揃っていると思いますが・・・ハッタリ政治屋に着くか・・・それとも、中国・韓国・ロシアとの交易路を・・・北朝鮮もターゲットにすることができるかの問題ですね。確かに、昭和の御代は満州とアメリカ様の中継貿易が富をもたらしましたが・・・それと、同じ交易路の出番となる今の時代・・・あの「大馬鹿」政治屋の方針で、これを逃すのはもったいない気がしますが・・・中国を貶めることで支持率を稼ぐのに乗ると・・・間違いなく乗り遅れてしまうと思いますね。商業は・・・政治に勝ると私は思いますから・・・馬鹿な政治屋一族は、あの下関の衰退を導き出しただけですからね・・・なんで、下関の票で、東京にいられるのかが私にはわからない・・・ありえないじゃないかね?いや、当たり前か・・・長門の国を郷里とは思っているとは思えないのでね・・・不思議な下関・・・共産党の方が、下関思いのように見えるのがね・・・自民党ってのは保守なのか?非常に疑問・・・単に、保守を食い物にしている政党なのか?そのうちチェックしてみる必要がありそうですね。保守王国と呼ばれる地域の衰退を見るとね・・・

2015.12.04

  

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