現在をうろうろ(1385)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の2015年11月22日のクアラルンプールでの記者会見は・・・?(9)

 さて、平成27年11月22日 内外記者会見 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これの、質疑応答の続きですね。

(ベルマナ モハマド記者)
 日本は経済大国の一つであり、ASEANと強固なつながりを築いている。しかしながら非関税障壁が未だ残っていると言われている。例えば自動車部品やコメなどは日本への市場進出が難しいと言われるが、総理の見解を伺いたい。また、TPPにより、日本はASEANやマレーシアに市場を開放していく用意があるのか。

(安倍総理)
 ASEAN地域の経済発展に伴い、日本とASEANの経済的相互依存関係は深化の一途をたどっています。私の就任の翌年には、ASEAN10か国をすべて訪問いたしました。今日までで、各国首脳と計64回のバイ会談を行っています。日本政府は、自動車部品について関税も非関税障壁も課しておらず、ASEAN諸国から問題を提起されたことはありません。
 日本とASEANのAJCEP(包括的経済連携協定)では、その他の品目でも多数の関税を撤廃するなど日本市場の更なる開放に努めています。
 農林水産品分野については、TPP協定によって農林水産品分野における自由化を進めつつ、また、国内では攻めの農業に向けた取組を行うなど、できる限りの努力を行ってきています。
 TPPでは関税の削減・撤廃だけではなく、サービス、投資等幅広い分野で自由化が進められます。TPP参加国であるマレーシアにとっても、日本を含むTPP域内市場で製品、サービスを含むあらゆる分野でビジネスチャンスが広がっていくと思います。


 なんだかよくわからない問答ですね・・・?しかしながら非関税障壁が未だ残っていると言われている。・・・日本政府は、自動車部品について関税も非関税障壁も課しておらず、ASEAN諸国から問題を提起されたことはありません。・・・どうも、噛み合っていないね・・・非関税障壁の中身の問題でしょうね。多分・・・部品の安全基準の統一が為されていないなどの問題だろうと思いますがね・・・結局のところは、部品の規格ってのが国の事情によって異なるという事なのではないかと・・・非関税障壁も課しておらず・・・非関税障壁ってのは課すっていうのかね?関税を課していないし、非関税障壁の存在も問題にされたことは無い・・・しかし、ここで問題提起があるわけですからね・・・多分、保安基準をクリアーしていないから、この部品は採用できない!と突っぱねられた・・・部品の安全規格の統一などは行うつもりがあるのか?そんな風な問いかけのように聞こえるけどね・・・?

 原稿を読んでいるのだから、事前の質問書の精査が足りないのか、原稿書きに知識が欠けているとか?しかし、現実に問題になっていて・・・安全基準の話と思って検索すると、ビンゴでした・・・日本自動車工業会、ASEAN自動車連盟と共同で非関税障壁解消へ - 海外ビジネス支援企業が見つかるDigima・出島 2015年8月3日の記事ですから・・・11月に解消しているとは思えないのだが・・・?

 私の就任の翌年には、ASEAN10か国をすべて訪問いたしました。今日までで、各国首脳と計64回のバイ会談を行っています。・・・で、これは有益なものだったのかね?行っただけ、会って原稿を読んだだけじゃないのかね?バイ会談ね・・・Bi-会談
かな?不思議な用語・・・二国間会談・二者会談・・・ふつうの日本語が使えないのかね?そういえば、そういった総理が多いような・・・ベント!って叫ぶばかりのもいたし・・・

 コメなどは日本への市場進出が難しいと言われるが・・・国内では攻めの農業に向けた取組を行うなど、できる限りの努力を行ってきています。・・・何これ?噛み合っていないどころか・・・市場進出を拒むために、できる限りの努力を行っているのか・・・こりゃ、日本への市場の進出は困難だね。正直でよろしい・・・自由競争ですから・・・

 結局は、輸出するにあたっては、輸入側のニーズに応えなければならないわけですからね、保安基準などの情報提供を十分に行う、安全基準などの統一などを行い、互いのより良い部分を取り込んでいけば良いわけですからね・・・基本は話し合いによるものなのでしょうが・・・国のトップも、満足にお話しできないようですから・・・なかなか難しいのではないかと・・・何かと難癖をつける国民性がありますから・・・世界に冠たる日本ですから・・・なに?東南アジア製?採用不可!感情的な非関税障壁だって存在する可能性もあるし・・・まあ、CPUなんかは、アメリカ様の下のマレーシア製とかですから、文化に関してもアメリカ様の関与で浄化されて日本に入るようですから・・・アメリカ様のお墨付きを貰うと良いとか助言すべきかな?

 日本製と称するPCも・・・箱は日本製で、マザーボードは台湾製、CPUはマレーシア製、ハードディスクはタイ製・・・日本の高度な組み立て技術で日本製・・・私も近頃はあまり組みませんが・・・私が組み立てても日本製かな?ん?今使っているヒューレットパッカードのPCは、ほぼ1度構成部品に分解して、私の手で組み立てなおされているが・・・やはり、中国製だね・・・自作は1991年からやっていますが・・・Assembled in Japan・・・熟練の技ですが・・・

 しかし、月日はあっという間に経つものだと・・・Windowsは英語版の3.1あたりから使っていますが・・・DOSではAT互換の286搭載のやつあたりからですかね・・・486DXでWindows用に買い込んだのは1993年4月かな?秋葉原で開店したての・・・人件費がかかっていない激安PC・・・日本語版Windows3.1が出る前でしたね・・・SoundBlasterの音源+CDロムドライブ+Windows3.1英語版のキットを別の店で買い込んで・・・ああ、あの頃は英語が非関税障壁だったかな?ただ、Windows3.1のマニュアルを見たとき驚いたね・・・あ!普通の英語で書いてある・・・だって、当時の雑誌などは、カタカナとひらがなで構成されていましたから・・・用語も統一されていなかったし・・・かなり、出鱈目・・・というか、日本独自に発達した用語との融合の部分もあったのかね?この頃は、まだ・・・ジャンク屋にパラメトロンの基盤とか、リレー式のコンピュータの基盤とかありましたっけ・・・IBMの刻印の入ったコンピュータ用の真空管とか・・・

 世界標準が結局のところ強いのかね?PC-98シリーズも消えたし・・・結局は、上手く規格の策定ができるかどうかですかね?ロボットなども、信号ラインの規格化などがあれば・・・それに合わせて部品が作れると思うのだが・・・ちょうどIBM PC/ATのような感じですかね。このIBM PC/ATってやつは開発期間が短かったので、信号ライン・・・拡張バスを決めて、あとは並行開発という手法をとっていますね。この拡張バスの規格が公開されたことにより、サードパーティー製の様々な拡張カードが出たわけですからね。当初、企画されもしなかったようなカードも登場という事ですね。

 だから、日本のロボット開発も例えば・・・シリアルケーブルで送る基本信号規格を策定して、あとは勝手にハードウエアを作れ!とやれば面白いのかも?プロトコルの策定とかね・・・あとは、それぞれの関節とか駆動部がその信号で動けばよいわけですからね・・・デバイスXXに動作YYを命ずる・・・そういったものですね。兵器の領域では、この手の物がかなり進んでいるような感じですが・・・コリンズ級の潜水艦の兵装システムってのは・・・それに近いようですね。そのため、世界の様々な兵装が混在していますからね・・・それのコントローラーがAN/BYG-1ってやつですかね。これが肝ですね・・・

 まあ、日本ではこの手の物を開発するというか・・・受け入れる土壌が基本的にないような気がしますがね。おらが村の流儀でやろうとしますからね。そして、おらが村の物が最上であると信じていますから・・・無理ですね。近頃の、中国製の製品を見ると・・・工作精度が極めて高いことに驚かされますからね・・・市場規模の大きさが・・・産業機械の更新サイクルを速めているような感じですね・・・ちょうどWindows3.1が出て、それから数年間の技術的な大躍進期・・・いや、今も続いているのか・・・しかし、1990年代はPCの進歩の速度は凄かった気がしますね。規格というやつが・・・大きな原動力になる・・・皆、その規格の上に夢を見ることができるから・・・ただ、ロボット・ロボットと叫んでいるだけでは・・・おもちゃ売り場の小さな子と変わらなくなりますね。まあ、偉大なる安倍晋三閣下には似合っているかと思われますが・・・

2015.11.29

  

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