現在をうろうろ(1354)
日本貧窮者経済新聞
 中国の南海艦隊の潜水艦は・・・?(2)

 さて、前回に続いての南海艦隊の潜水艦ですね。南海艦隊の弾道ミサイル原潜には射程8000kmと噂される12基の巨浪二型(JL-2)が運用できるとされていますからね・・・

 左のやつがこのミサイルを搭載できるといわれている、2015年10月27日に停泊している094型原子力潜水艦です。静粛性に問題があるとか言われていますが・・・ここに停泊していて、日本全土を射程に収めていますから・・・静粛性などあまり意味があるとは思えませんがね。単なる、核ミサイルの発射プラットフォームにしか過ぎない・・・この場所で直接この艦を攻撃できる可能性の問題ですかね?

 写真でわかるように、周囲に防潜網がありますからね・・・至近で魚雷を・・・というわけにもいかないでしょうね。18°12'33.9N 109°41'13.0E - Google マップ 停泊しているのはこの場所ですね。

 結局は、この原潜のミサイルの発射命令を出せるのは・・・中国側ですから、とりあえず、こいつを使う意思はないという事に関しての信頼によってですね。こういったものを持った国に対して、ハッタリを噛ますのも良いですが・・・正義なき、感情によるハッタリでは意味がない気がしますがね。単なる票田の肥やしとしてのハッタリでは・・・信頼が失われたとたん、巨大な恐怖に変わりかねない・・・まあ、偉大なる安倍晋三閣下は・・・日本国憲法の・・・

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 こいつを理解していないと思われるのでね・・・こいつを無視しての行動が・・・高校生が交番の前でタバコを吸うという肝試し的なハッタリと同じように凄いことだと思われることを期待しているかのように見えるんですが・・・単なる馬鹿ですね・・・政治道徳の原則を破ることで・・・ママ、僕ちん凄いでしょ!なのかね?

 まあ、もうじき殺されることになる現行の日本国憲法は・・・世界記憶遺産にして忘れてしまうのが良さそうです。近頃、私は日本という国を海外からの視点で眺める癖がついてきてね・・・日本が、世界の恐怖になりかねない気がするのがね・・・これが、怖い・・・北朝鮮が戦争も辞さない!日本も、事実上戦争も辞さない!と叫んでいるわけですからね。そのための、憲法解釈の変更、法律の制定・・・さらには、憲法改正ですから・・・北朝鮮と大差ない事になるのでね。

 理性によって管理されている上の写真の核装備可能な原潜は怖くはないですが、感情によって暴走の可能性が懸念される日本の方が怖い気がしてね。

 この基地にも北海艦隊の原潜基地と同じように地下の施設がありますね。右のような鋼製の扉で保護されたものですね。18°12'09.6N 109°41'40.3E - Google マップ この場所ですね。この地下施設はどうやら、トンネルで山の反対側に繋がっていて、さらに鉄道で隣の山の地下施設ともつながっているようです。まあ、地下は換気が悪いですからトラックを走らせるわけにはいかないからでしょう。

 山を越えた基地区画へは18°12'31.8N 109°42'04.6E - Google マップ ここで繋がっています。

 屋根の付いた線路が左の写真の左右の赤丸を結んでいて、四角で囲んだ青い屋根の建物が車庫?機関庫?のようです。一応は建設中の画像で、この建物に入る線路が確認できますから、多分2つの地下施設を結んでいる鉄道が建設されていると妄想しています。

 この基地の建設初期の画像をロールオーバーに仕込みましたから、写真の上にカーソルを乗せると、この山の斜面にいくつものトンネルの開口部があることが確認できます。

 この事からすると、どうやら、この場所は・・・表面的に見える部分よりも大規模な地下要塞地帯になっている事が予想できますね。海南島のこの周辺の情報は、リゾートに関連するものはかなりの量になりますが、基地関連の情報は極めて少ないですね。

 どうやら、このあたりの地上からのアクセスが困難であるという事なのでしょう。ロシア語情報も極めて少ないし・・・Yulin Naval Base - Wikipedia, the free encyclopedia この域を出ませんね。楡林海軍基地は、海岸リゾートの中にあるんですがね・・・この周辺に入り込める道が少ないというのもありますし・・・軍事基地としては非常によくできているとは思いますが・・・ランドスケープデザインも良くできていて・・・うまい具合に基地の奥までは見えないようになっている・・・GoogleEarth上ではあちこち入れそうな感じですが、多分、上手に写真を張り込んでいる部隊があるのでは?これも、情報戦の一種ですかね?結構、上手な画像修正が入り、雰囲気は伝えているが・・・あれあれ・・・百度地図だと、そうはいかないことがわかりますからね。

 見せつつ秘匿するのが上手いね・・・原潜の基地としては、左のように減磁のための施設もあるので、近頃は磁気異常での潜水艦の探知が困難になっているような感じですね。

 実際、P-3Cに代わるP-8などは磁気探知は初めからあきらめていますからね。すでに低空での磁気探査の時代ではないという事のようです。

 残念ながら、P-8関連の日本語の情報はほとんどないのが困りものです。磁気探査を行わないのであると・・・レーダーですかね?すでに、磁気探査は過去のもののような感じですね。

 それから気になるのは、浅海面でのソナーの有効性・・・これも、かなり疑問ではないかと・・・結局は合成開口レーダーという事になっているのではないかと・・・合成開口レーダーで何ができるか?・・・多分、海水の動きの計測ができる。そして、分解能が十分高ければ・・・シュノーケルや潜望鏡の探知が可能になったという事ですかね?それから、熱探知・・・原潜の排熱による探知・・・なんとなくね・・・人工衛星 だいち2号、ALOS-2エロスじゃないんだ、エイロス-2の分解能からすると高度2kmぐらいで30cm程度のものが捉えられそうな感じですからね。これなら、海水の動きに逆らう潜望鏡やシュノーケルを探知できるから磁気探知など不要という事になるのか?

 私の知識の隙間は・・・合成開口レーダを用いた沿岸域の潮流計測・小型船舶等の検出に関するフィージビリティ スタディ報告書 や、合成開口ソナーを用いた海底熱水噴出域のマッピング などが埋めてくれましたから・・・まあ、このあたりからの類推と妄想ですが・・・合成開口ソナーなども実用の域に達している・・・そんな気がしますが・・・ついでに、この手の大量の計算を要するもので・・・スーパーコンピュータの予算獲得も良いのではないかと・・・なんとなく、中国がやたらと力を入れていたスーパーコンピューターはGPSの行列式の計算を高速で行う必要性からのものではないかと・・・なんとなく妄想・・・

 陸海空+宇宙の四軍のGPSデータによる統合的な運用・・・そのためのGPSシステムの計算センターが欲しいというものであれば、巨額な予算を組んでのスーパーコンピュータの存在意義が認められますからね。中国のGPSシステムがアメリカ主導の在来型とは異なりますからね・・・明瞭な目的を持ったものですね。日本の、アメリカ様のGPSを補完する形のGPS衛星は・・・戦略なき、ガラパゴス機材となりそうな気がしますが・・・単純比較できないものであるが故の世界最高性能の・・・これを頼んでの戦争突入は困りますからね・・・39°50'04.3N 116°07'27.5E - Google マップ 副ステーションがどこにあるかは知りませんが、多分・・・ここがGPS信号処理を行っているメインステーションではないかと妄想していますが・・・これからの戦争では、兵器の質を高めるものってのが重要になりそうな気がしてね・・・じゃなくて、南海艦隊の潜水艦だな・・・どうせ、お馬鹿な政治屋にはこういったものの価値などわからないでしょうからね。ただの原稿読みじゃね・・・情けない。

2015.11.16

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system