現在をうろうろ(1347)
日本貧窮者経済新聞
 中国の北海艦隊の潜水艦は・・・?(2)

 さて、前回の続きで中国の潜水艦隊をチェックしています。前回は・・・36°06'38.9N 120°35'04.3E - Google マップ この潜水艦基地のドックを眺めていたんでした。そして、この周辺の潜水艦を扱っている造船所のチェックをし始めたのです。

 最寄りの潜水艦を扱っている造船所は・・・本気の修理用の最寄りのドックは、36°04'19.2N 120°18'18.4E - Google マップ この造船所のドックのようです。

 ただ、どうも通常動力艦だけの修理のようですが・・・一応、この脇の桟橋には通常型の潜水艦が並んでいたりしますね。やはり、基地のドックでは手に負えないものは建造された造船所での修理という事になるのではないかと思われます。

 原潜を建造している場所は・・・40°43'02.5N 120°59'29.8E - Google マップ このドックに原潜が入っています。周囲には、

 左の写真のように、大型の原潜らしきものが並んでいますね。

 あれ?これまた見慣れないやつですね。この3隻は同型艦ですね。

 確認のために並べなおしてみると、右の写真のようになりますね。どうやら、同型艦で一部の塗色が違うようですが、セイルの後方に一段高くなった部分があって・・・これが、垂直発射管かね?

 そうなると、これが095型原子力潜水艦という事になるような?そうなると、前回チェックした奴は093の改良型?という事になるか・・・?この画像は2015年7月13日のものですね。095型は2015年ごろまでには配備される予定でしたから・・・3艦が完成しているのか?

 この艦の情報は日本版のWikiには無くて・・・Type 095 submarine - Wikipedia, the free encyclopedia 中国版では09V型核潜艇.co.jp - ?基百科,自由的百科全? 2隻は就役中みたいなことが書かれていますね。

 ちょっと画像処理をして・・・

 左のやつがシルエットが一番よくわかる左上の写真の左下のやつを拡大して北側から見たものです。どうやら、これが095型原潜という事になりますかね・・・どうやら、2013年に2隻の就役が確認されているようです。

 米報告、中国の095型・096型原潜建造を初めて確認_中国網_日本語 この報道は内容に矛盾があるな・・・サーチナ「095型」原潜は中国最新鋭! 技術水準は「ビンテージ物」・・・中国ネット民「脅威じゃないだろ」=中国版ツイッター ふむ、技術的には30年前のものと評価しているね・・・

 いずれにせよ、世界最初の原子力潜水艦だって、通常型の潜水艦では追いかけっこをしても通常型の潜水艦の鈍足さでは楽勝ですからね。日本には足の速い潜水艦が無いのでね。20ノットでは30ノットに敵うわけがない・・・自明・・・たぶん、原潜から見た通常型の潜水艦は移動機雷のようなものではないかと。速度の差と最高速度の維持できる時間からするとね。所詮は港湾と海峡警備用の潜水艦なのだと・・・超大型タンカーですら20ノット程度は出るようだし、商船は24ノット程度・・・水中高速20ノットの潜水艦では・・・

 あと、気になるのは・・・30年前の原潜から西側はどの程度の進歩があったのか?なんとなく、飛躍的な進歩は無いような気がするのだが・・・私も、最新の超高級フルートと40年前の最高級フルートを所有していて比較しますが・・・メカニズムの差は僅少・・・更に最新の安物も低くしていますが・・・完成の域に入ったものはそれほど大きな進歩は無いといえるのでは・・・少なくとも、最新の分析機材は世界中どこでもコンピュータ利用ですから、ノウハウの違いこそあれ、センサー技術などでは10年の差は無いような気がしますが・・・

 さて、潜水艦の建造所の全貌は・・・右のようなものです。ここが、中国での唯一の原潜の建造所ですね。この工場で凄いのは・・・右の写真の白い巨大な建物ですね。ここが加工場です。どうやら、最新鋭の機材がそろっているようですからね・・・この巨大な加工場ですべてのドック・船台への供給を行っているわけですから・・・長さが900mを超える建物・・・恐るべき中国・・・という感じですね。

 さて、全体像としては、最新の加工機器が供えられた白い建物が供給するパーツを組み立てていくわけですが・・・潜水艦の組み立ては・・・

 ああ、ありますね。写真左中ほどよりやや上にある建物・・・これが、潜水艦の建造を行っている建屋ですね。

基本構成は、ロシアの造船所と同じで、陸上の工場建屋内での建造ですね。日本は陸上造船はやってないのかね?ちょっと気になります・・・

 左の写真の左側が船殻工場ですね。そして右の四角がリフト、その間をレールがあって・・・リフトからドックへというやつですから、建造の様子は伺うことはできませんね。

 この工場では、160m位の船まで作ることができるようですね。原潜などの秘匿性の高いものはなんでも作れるサイズですね。同時に4〜5隻の原潜を製造することができますね。

 中国の原潜は30年前の技術であるとすると・・・2015-30=1985年ごろの技術水準か・・・イギリスの現役のヴァンガード級は1986年に起工現役、ソ連=ロシアのアクラ型が1986年に就役で現役ですから・・・かろうじて現役の水準ですかね?このあたりで、明らかな世代交代の原因は、多分・・・センサー及び兵器システムのデジタル化では?つまり、船殻などはあまり関係ない・・・あとは、無響タイルの性能かね?

 なんで、偉大なる安倍晋三閣下は中国と戦争がしたいのかね?韓国とも仲良くできない・・・ロシアと仲良くなって・・・アメリカ様から離反か?不思議な政策・・・まあ、いいか・・・真面目なおしゃべりができないことで偉大なのだろうから?何やら、台本に無い話になると、話せなくなるという噂が流れているが・・・さて、どうなる?いずれにせよ、戦争なんって事になると・・・この工場も邪魔ですね・・・

  この工場を破壊するのは、かなり困難ですね・・・渤海の最奥部の遼東湾ですから・・・日本の潜水艦も到達できないのでは?通常型の潜水艦隊を3つほど抜いてこなければならない・・・航空機による攻撃は・・・近くに、艦載機の訓練施設がありますから・・・上手い連中がゴロゴロしているはず・・・40°29'37.8N 120°39'20.4E - Google マップ ここですね。ここに至るまでにはたくさんの航空機と、対空ミサイルを抜かなければならない・・・日本は中距離弾道弾を持たなければならないですね。沖縄からの巡航ミサイルは・・・37°45'44.3N 120°43'07.9E - Google マップ ここで、対応してきそうですね。

 さて、これで原潜の製造場所も分かったし・・・北海艦隊には、あとは、1か所ミサイル原潜があるところがあって、他は通常型の潜水艦隊の基地ですね。さて、順に眺めていくとしましょう。

2015.11.11

  

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