平成２７年度自衛隊観艦式　安倍内閣総理大臣訓示は・・・？(8)

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　平成２７年度自衛隊観艦式　安倍内閣総理大臣訓示は・・・？(8)

　トルクメニスタンでの偉大なる安倍晋三閣下の振る舞いが素晴らしいので・・そちら方面を眺めていましたが・・・やりかけのやつを片付けて、中央アジアの国々を眺めることにしましょう。

　さて、成27年10月18日平成２７年度自衛隊観艦式　安倍内閣総理大臣訓示平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　これの続きですね。

　日本を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しています。望むと望まざるとに関わらず、脅威は容易に国境を越えてくる。もはや、どの国も、一国のみでは対応できない時代です。
　そうした時代にあっても、国民の命と平和な暮らしは、断固として守り抜く。そのための法的基盤が、先般成立した平和安全法制であります。積極的な平和外交も、今後、一層強化してまいります。

　時代を作っていく・・・国際社会での・・・ならば、それは外交レベルの話でしょうね・・・私のような庶民は、単に外国に買い物に行くだけですから・・・国際関係に関しては・・・あまり、関係ない・・・法的基盤で作られたのが海外派兵を可能にするもの・・・侵略戦争も倫理的な枠組みをクリアーすれば可能・・・八紘一宇・大東亜共栄圏もそうでしたからね。行き着く先は・・・あめのしたをおほいていえとせむ　かな？神武天皇以来の精神ですからね。これを称揚することになる・・・これに反する勢力は征伐することになる・・・偉大なる安倍晋三閣下はこの偉業を成し遂げようとしているわけですからね。・・・安倍晋三閣下万歳！世界に冠たる日本　万歳！

　戦争をもその手段として・・・そうした時代にあっても、国民の命と平和な暮らしは、断固として守り抜く。・・・国民皆兵になるとどうなるのかね？この・・・国民の命と平和な暮らしは・・・国民がすべて兵として国に奉仕する、兵は守るべき国民を失っている・・・平和な暮らしを謳歌できるのは・・・兵を統制する文民・・・したがって、政府を守るための兵だけが存在する軍事国家に変容することになる・・・最高指揮官の命令一下に・・・兵士としての国民が服することになる・・・

　事実上の翼賛政治体制になりつつあるし・・・まあ、「日本らしい日本」は横並びを前提としていますから・・・別に、疑問も持たずに並ぶことになり・・・若者への負担が増える・・・軍事教練に近い体育の指導要領への変更が為されるのではないかと・・・格闘技と行進とか、障害物競走、棒倒し・・・などかね？銃剣道などが必須になるとか・・・そうねえ・・・そろそろ、優勝劣敗論でも流行るのかね？

　軍事的な物では、間違いなく優勝劣敗論的な物が出てくるはずですからね・・・思想とかそういったもので武装して優勝劣敗を論ずるより、軍備による優勝劣敗論へと移行する気がしてね。

　日本の兵器は優秀であるしたがって勝つのだ！と叫ぶようになり、それが信じられるようになっていくのかね？現状でも、日本の自衛隊は兵器の質に関しても、装備の量に関しても・・・飛び抜けた軍備を誇っているようには見えないのでね。・・・どうも、私は非国民的な傾向が強いので・・・　そうりゅう型の潜水艦が最強とは思えなくてね・・・平凡な潜水艦・・・何がすごいのかが全然理解できない・・・特に、比較を行っているわけでもないし、優秀さを示すためのデータなどもなくて・・・単なる思い込みのような感じですからね。不思議ですね。私が納得できるデータがないので・・・

　優れたものが勝ち、劣ったものが負ける・・・まあ、おおむね自明ですね・・・人数的に優れ、装備が優れ、覇気に優れ・・・運にも恵まれてとかね・・・時・場・力量の3つの条件が整えば、しかも、圧倒的ならやるまでもない・・・従って、これらのものを選択するのは情報であるわけで・・・前提として日本は強い！負けないという信念で、目が曇ると絶対に勝てなくなるわけですね。必勝の信念は・・・一つ間違えると、必敗への道であったりすることになる・・・

　だって、必勝の信念があったら、勝てるんだから、努力はしないし、情報分析などあほらしくてしない・・・わけですからね。簡単な話・・・希望を持った必敗の信念の方が安全ですね・・・戦わない、状況が良くなるまで努力する・・・生き残るための努力・・・これで良いと思うんですけどね。小さな成功の積み上げが大きな成功に化けることになりますからね・・・競争相手が、勝手に自滅するのを眺めるのもまた必勝法ですから・・・兵力を使わずに生きていく国が、長寿な国であるはずなんでね・・・

　ああ、積極的な平和外交・・・積極的に自衛隊を派遣することで平和を維持するというやつですね。強大な軍事力を保有することで抑止力を・・・ダモクレスの剣を選ぶわけですから・・・危険を身近なものに置くことの恐怖による平和を目指すわけですからね・・・逆に言えば、絶対に譲らない・・・戦っても・・・という体制に入る・・・日本のやくざ映画の見過ぎなんじゃないかね？

　しかし、TPPなんかよくあんな条件を飲んできたものだと・・・所詮ハッタリだけの政治屋ですからね・・・世界に対して実力で対抗できる政治家はいないのかね？

　私たちの子どもたち、そして、そのまた子どもたちへと、「戦争のない平和な日本」を引き渡すため、諸君には、さらなる任務を果たしてもらいたいと思います。私は、諸君と共に、その先頭に立って、全力を尽くす覚悟であります。

　ふむ・・・自衛隊の任務って何だね？今度の法制では、戦争に出ていくことになったわけですからね・・・諸君には、さらなる任務を果たしてもらいたいと思います。だと・・・やはり、外征かね？日本では戦争が無くても、地球の裏側などで戦闘が行われ・・・日本国民の権利を一部剥奪された自衛隊員が単なる兵士として、偉大なる安倍晋三閣下に命を捧げることになるのかね？私は、諸君と共に、その先頭に立って、全力を尽くす覚悟・・・お！先頭に立って戦うじゃないのね・・・全力を尽くすだけね・・・

　どうやら、外交に失敗したらお願いと書いてあるような感じですね。たとえ、外交で失敗したとしても・・・自衛隊があるさ・・・なのかね？

　御家族の皆様。
　大切な伴侶やお子様、御家族を、隊員として送り出して下さっていることに、最高指揮官として心から感謝申し上げます。
　皆さんの支えがあるからこそ、彼らは全力を出し切って、国民の命と平和な暮らしを守ることができる。本当に、ありがとうございます。彼らがしっかりと任務を遂行できるよう、万全を期すことを、改めて、お約束いたします。

　そのうち・・・一家を支えるために、税金が払いきれないとか、貧困を原因として兵隊にならなければならなくなる国民が現れるのではないかと、その方が心配ですからね。地方の疲弊の度合いはかなり深刻に見えるのだが・・・本当に大丈夫なのかね？

　さらに、常日頃から自衛隊に御理解と御協力をいただいている御来賓の方々をはじめ関係者の皆様に対しても、この場を借りて、感謝申し上げたいと思います。

　はいはい・・

　隊員の諸君。
　諸君の前には、これからも、荒れ狂う海が待ち構えているに違いない。しかし、諸君の後ろには、常に、諸君を信頼し、諸君を頼りにする、日本国民がいます。
　私と、日本国民は、全国２５万人の自衛隊と共にある。その誇りと自信を胸に、それぞれの持ち場において、自衛隊の果たすべき役割を全うしてください。大いに期待しています。

　自衛隊の果たす役割というのは・・・指揮官次第ですね・・・安倍晋三閣下万歳！世界に冠たる日本　万歳！

2015.10.25