現在をうろうろ(1297)
日本貧窮者経済新聞
 イランの小型潜水艦は・・・?

 さて、イランの潜水艇はどこにあるのか?こいつは・・・どうせ、例の空母の張りぼてのある所の脇の軍港でしょうね。27°08'40.5N 56°12'54.0E - Google マップ 大当たりですね。

 左の写真のように小さな奴が、目刺のように並んでいます。小さな艦ですが自国製造という話ですが・・・一般には北朝鮮のライセンス生産品ではないかと言われているようですね。

 なんとなく、北朝鮮の物とはプロポーションが違うような感じですね。しかも2015年7月17日には8隻が停泊していますね。イランは自力なのか?ライセンスなのかはわかりませんが、この港の施設で建造されていますね。2005年ごろから土台を作り始めた工場で製造しています。Ghadir-class submarine - Google 検索 ふむ・・・随分と宣伝していますね。このクラスの潜水艦は・・・日本では独自開発と称したのが大正元年の第十三潜水艇で、38mもある潜水艇ですからね。ただ、こいつは性能が低くて・・・国産とされるようなものは・・・実用的な潜水艦は大正12年の巡潜1型というかU142型の図面から作ったやつですね。すでに、97.5m水中2791トンという巨大な代物ですからね。

 これならイランだって、図面があれば自力で作れるはずのサイズでは?基本的な図面は大昔のやつでも良いのですから・・・潜水艦の設計理論はそれほど難しくはないですからね。沈めるのは簡単・・・じゃなくて・・・

 生産工場は・・・27°08'24.2N 56°12'41.6E - Google マップ ここですね・・・2005年に基礎工事が始まって、工場は2009年6月10日の画像では完成しているようですね。2010年の11月8日の画像では潜水艇が1隻レール上にありますね。

 左の写真ですね。影からすると・・・1隻あるようですからね。この建物からすると1度に4隻の建造、またはメンテナンスが可能ですね。

 ちょっと、気になるのは、潜水艦を乗せて釣り上げてレールに乗せて建屋の中へ・・・これって、ドイツやスウェーデン・オーストラリアに共通ですね。

 ちょっと気になるのは、この門型クレーンですが・・・150から200トン程度の能力ですかね?この手の物の大手は・・・アメリカのマリントラベリフト社製のやつが有名ですが・・・?アメリカ様がイランに肩入れするとは思えないので、この手のリフトも自国製かね?Marine Travelift - Google 検索 結構大きな船なども吊っていますね・・・そういえば、日本は貧乏でしたから、船舶の進水用の滑走台に使う90mmの鋼球を使ってこの手のリフトの代わりとして、造船所内の重量物運搬に利用していましたっけ。

 さて、イランの小型潜水艇も眺めましたが・・・イランのこの小型潜水艇の導入は正解ではないかと思いますね。何しろホルムズ海峡は幅35km程度で深さは100m程度ですから、機雷の敷設よりこの手の小型潜水艇の方が便利ですね。海峡がかなり深いので機雷を係留するのが困難ですから・・・それに、機雷を敷設すれば、日本のような余計な国が掃海だとか騒ぐようになりますからね。少なくとも、これで機雷はお蔵入りになるのではないかと・・・だって、機雷で封鎖するぞ!という脅しだと、実際に機雷を敷設する船を出すことになりますから・・・手っ取り早く戦争が始まってしまいますが・・・この手の小型潜水艇なら、展開も撤収も簡単ですからね・・・機雷は敷設して役割が終われば掃海という手間のかかる作業をしなければなりませんし・・・迷子になると困るしね・・・係留機雷が係留索をなくせばどこへ行くかわからない・・・

 これで、ペルシャ湾への睨みの利き方が随分と違ってくるわけですね。機雷を基本的に廃棄できるかね?そうすると、日本の軍隊はホルムズ海峡の掃海へ行かなくて済む・・・そして、機雷と違って潜水艦は移動するのでその脅威は大きいといえるかな?更に、積極的な攻撃兵器の魚雷を積んでいますからね。

 小型潜航艇の魚雷は発射艦内で、発射直前に信管を活性化することになるのでしょうから・・・事故で沈んでしまっても比較的安全でしょうからね。この頃、なぜか浅海仕様の塗色の潜水艦をよく目にするようになった気がしますね・・・このイランのもそうですし、北朝鮮のも・・・グリーンの可愛い色をした潜水艦・・・

 中国は小さな潜水艦はやっていませんね?2015年の春にはパキスタンに8隻の潜水艦を売ったとかやっていましたっけ?8隻の非大気依存推進の潜水艦とか・・・この非大気依存ってのが近頃の流行なんですかね?中国の国外販売用の通常動力潜水艦は・・・海南島だと・・・18°13'29.8N 109°32'50.6E - Google マップ このあたりに停泊していますね。

 右のような感じに停泊していますね。原潜とは別の場所に停泊していますから、通常動力型の潜水艦と原潜では運用が違うということのようです。

 すぐ隣にドックがあるので、左の写真のように、その全体像を知ることができますね。

 全長約75mの潜水艦です。ちょっとこいつは旧式かね?宋型・・・最新は039A型とか元型というもうちょっと太っちょの奴かな?東海艦隊に優先的に配備されているのか?

 東海艦隊に配備されているなら、基地を当たればOKですね。29°32'16.4N 121°46'21.6E - Google マップ ・・・全長約72mたぶん、これが最新の元型ではないかと思われますが・・・まあ、大差はないのでしょう。どちらも中国版のWikiでは乗員は60名とのことですね。英語版では新しい方が65名になっている?

 造船所は・・・武昌造船所ということですね・・・これは武漢市にある造船所ですね。また、随分と内陸の造船所で建造されるものだと・・・30°32'00.4N 114°17'15.0E - Google マップ ここで、建造されたようですね。近頃は江南造船有限責任公司でも製造されているようですね。31°21'03.9N 121°44'51.1E - Google マップ 多分、ここなんですが・・・潜水艦は見当たりませんね。

 あれ?なんで、中国を見ているんだ・・・ロシアの潜水艇でした・・・結局、なんだかよくわからないですね・・・さて、ロシアへ戻るか・・・いや・・・偉大なる安倍晋三閣下の訓示があったね。あれでも眺めて、そのあとで・・・日本を取り巻く軍事情勢を・・・潜水艦を中心に眺めるとしましょう。

2015.10.22

  

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