現在をうろうろ(1276)
日本貧窮者経済新聞
 第70回国連総会における安倍内閣総理大臣一般討論演説 は?(3)

  さて、前回の続きですね・・・平成27年9月29日 第70回国連総会における安倍内閣総理大臣一般討論演説 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ どんな話が出てくるやら・・・

 嬰児(みどりご)をもつ母ならば、その健やかな成長を、それのみを願うことができる環境を、日本は作りたいと念じます。
 そう考えていたとき、一枚の写真に出会いました。ある難民女性の、カバンの中身を写した写真です。
 手荷物をたった一つだけ持って難を逃れるとき、人はカバンに、何を詰め込むのか。


 その健やかな成長を、それのみを願うことができる環境を、日本は作りたい・・・へえ?健やかな成長は託児所で成し遂げられるのが近未来の日本なのではないかね?男も女も年寄りも、勤労戦士として国の莫大な借金のための戦いに駆り出されるのが、この国の近い将来では?一億総動員体制じゃなくて・・・一億総活躍社会というやつになる。女性は自分の子供ではなく他人の子供の面倒を見ることで稼ぎ、税を支払うことになる・・・自分の子供の面倒を見ても金にならない!したがって、強制的に子供を収容所へ入れることで仕事を作り出すという素晴らしい偉大なる安倍晋三閣下のお考え・・・体の動く年寄りは介護施設で働き、体の動かない年寄りは介護施設に入る・・・これで、経済はうまく回る!福祉国家日本・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!しかし、なぜ家族が家にいられないような状態を作ろうとしているのかね?家を出て働かなければならない人間は1人で良いと思うのだが・・・

 私は、基本的に労働が嫌いなんで・・・義務として仕方なしに働く程度にとどめたいのだが・・・別に、社会で輝く気はないし・・・自宅で昼寝をすることで輝いて居られれば良いと信じているのでね。残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下と基本的な価値観を、このレベルで共有できていないことがわかっていますから・・・私は、高級料亭とか高級な店で食うよりは良い食材を自分でいじるのが好きなんでね。たまには、食いに行きますが・・・毎晩出かける趣味は無いし・・・ゆっくりと本を読む時間も欲しいしね。

 手荷物をたった一つだけ持って難を逃れるとき、人はカバンに、何を詰め込むのか。・・・さて、何だろうね・・・私だと、かけがえのない財産ですね。それは何か?現金と換金可能なものと、余裕があれば・・・それ以外ないね。

 ダマスカス南方にあるパレスチナ難民キャンプを逃れ、ゴムボートで地中海を渡った二十歳(はたち)の女性、アベーサ(Aboessa)は、多くを持ち出せませんでした。
写真に写っているのは、生後10ヵ月の、娘のものばかりです。
靴下の替えが一足。一つの帽子と一ビンのベビーフード。眺めるうち、私の目は、ノートのような何かに釘付けになりました。
ビニールで大切に包み、水がかかっても大丈夫なようにしてあるノートをよく見ると、それは、私たちがシリアの難民キャンプで配った「母子健康手帳」だったのです。


 はあ?私には思い出の表象物ってのが無いので・・・写真は山ほど撮りますが・・・自分にとって重要なものは写真にも撮らないので・・・記憶は美しい・・・かけがえのない宝・・・生後10か月の娘とそれに必要なもの、難民キャンプで配布された「母子健康手帳」か・・・事実上のパスポート代わりのものですね。難民登録が行われ、難民であることを証明する書類・・・ある意味、命の綱でもあるわけですね・・・と、私は即物的にとらえるのだが・・・シリア難民たちは何を持って逃げてきたのか かばんの中身を見せてもらった【画像】とかSURVIVING IN ARGENTINA What Does a Refugee Carry in his Bag とか、What refugees bring when they flee for their lives - bit・of・news 各国で語られていますね。

 ふむ・・・左の写真を偉大なる安倍晋三閣下は見たわけですね。・・・私たちがシリアの難民キャンプで配った「母子健康手帳」だったのです。・・・私たちって・・・言いたいわけね。Personal documents (including the baby's vaccination history) さすが、偉大なる安倍晋三閣下はこういった母子健康手帳なんかをご存じだったのか。素晴らしいね・・・私には何であるか識別できませんでした。

 あれ?私は・・・悪い人間です・・・時々そのことに気付くのですが・・・記事を眺めていて余計なものを見たくなりました・・・夫と生後10カ月の娘とともにトルコの国境を超え、ボートでギリシャへ到着。ヨーロッパを目指している。・・・夫のバッグの中身・・・いや、実は気にしていたのはこの女性の旦那がどうなったかだったのでね。ああ、親子一緒なんだって、ちょっとほっとしてね。

 さらに、精査していくと・・・UNRWA 日本リザルツ公式ブログ 余計なことに気付くわけです・・・私たちがシリアの難民キャンプで配った「母子健康手帳」・・・こんな風に書かれていますが・・・

そして今、シリアで暮らすパレスチナ難民が、さらに現在の住み家を追われています。
難民の再難民化。
この非常事態に、国連パレスチナ難民救済事業機関の清田明宏保健局長より、報告書が届きました。
清田先生は、ハフィントンポスト紙が、難民が鞄に何を詰めて避難したのか(Refugees Reveal The Contents Of The Bags They Flee With)を紹介した記事の中に、小さな鞄に「母子保健手帳」を持って逃げた20歳の女性が紹介されていたことを引用しています。
母子保健手帳は、日本の経験と知識を生かし、UNRWAが日本の支援によってすべてのパレスチナ難民に配布しました。


 英文の記事を眺めていて、パレスチナ難民と勘違いしてたと・・・しかし、元記事は・・・Refugees Reveal The Contents Of The Bags They Flee With で、シリア難民と特定しているわけではないわけですね。従って、原稿作家君はやらかしてくれちゃったわけですかね?まあ、偉大なる安倍晋三閣下ですから、こんな些細なことは問題ではないのでありましょう。しかし、国連での演説ですから・・・英文の方でも・・・Staring carefully at that notebook, which had been wrapped carefully in plastic to protect it from getting wet, I saw that it was a Maternal and Child Health Handbook that Japan has been distributing in refugee camps in Syria. となっていますね・・・なんで、パレスチナ難民だと私は勘違いしたのかね・・・ああ、わかった、英文を見て気づきました・・・ダマスカス南方にあるパレスチナ難民キャンプを逃れ・・・って言ってますからね。これでパレスチナ難民と認識したいたわけだ・・・で、日本語で余計なヘッドラインをつけた記事で、シリア難民となったわけですかね。・・・これって、かっこ悪いな・・・ノートをよく見ると、それは、私たちがシリアの難民キャンプで配った「母子健康手帳」だったのです。・・・それとも、この表紙からシリア!とわかるのだと凄いが・・・なんとなく、見てないことがばれている感じがするのがね・・・事情を知らないことも、誤認していることも・・・ああ、私は余計なものを見る悪い人間です・・・しかし、この手帳はパレスチナで日本が配布した奴じゃないようですね・・・どうも、その後2010年ごろからシリアなどで配布が始まった UNRWA母子健康手帳 のような感じですね。2008年11月〜2012年11月の母子保健リプロダクティブヘルス向上プロジェクト・フェーズ2で配布されたものとはバージョンが違うのか?地域や時期で異なるのか?ちょっとよくわかりません。それとも、あちこちで写真の使いまわしをしてわからなくなっているのか?その辺りも気になります・・・これも、継続調査だね・・・ただ、右のやつは私たちが配った・・・というのは、国連の機関としての配布物でしょうから・・・私たち=日本が という意味ではないことを・・・あれ?・・・ I saw that it was a Maternal and Child Health Handbook that Japan has been distributing in refugee camps in Syria. まあいいか・・・

日本では、懐妊を知った女性は手帳を貰います。母子の健康を長く記録するノートで「母子健康手帳」といい、この制度は70年以上続いています。
手帳が書き留めた身長や体重を見て、わが子の成長に目を細める母のうち一体誰が、その同じ子が、成長したのち、恐怖の使徒となるのを望むでしょう。


 あれ?何・・・母のうち一体誰が、その同じ子が、成長したのち、恐怖の使徒となるのを望むでしょう。・・・恐怖の使徒って何?意味が取れない・・・母のうち一体誰が、その晋三が、成長したのち、恐怖の使徒になることを望むでしょう。・・・普通は、いったい誰が・・・を望むでしょうか?だと私は認識していますが・・・動画も見ましたが・・・文字の通りですね。変な日本語・・・?偉大なる安倍晋三閣下だから良いのか・・・英文だと・・・

Of all the mothers who, glancing through the heights and weights written down in this handbook, smile sweetly at their child’s growth, who on earth would wish for that same child to become an apostle of fear once grown up?

 わかんね〜  apostle of fear 恐怖の使徒・・・恐怖を使わすもの・・・Prisoner of fear とかSlave of fear とかをイメージしたくなるが・・・だれが、恐怖を使わすものになることを望むだろうか?使徒は変な気がしますが・・・その晋三が、成長したのち、恐怖の使徒になることを望むでしょう・・・すでに恐怖の使徒になっているからOKなのか?パレスチナに戦乱を招いたのは、政治屋でしょうからね・・・政治的な対立により武力が行使され難民が発生している・・・難解な文章だ、私などには到底理解できないものなのか?とりあえず・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2015.10.09

  

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