現在をうろうろ(1257)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (39)

 ああ、どうも南スーダンへの自衛隊の派遣はさらに強化されることになりそうですね・・・【国連総会】PKOに計3万人を新規派遣へ 米国も倍増を約束 - 産経ニュース まあ、基本的に戦闘をしないわけですから、悪くないですが・・・なんとなく、邪な心を持った悪の政治屋が何やら画策しているような気がしてね・・・何しろ、現在の日本政府の借金の状態は昭和の初めのころと大差はなく・・・高度国防国家の実現を図るための資源確保、資源の安定供給のための・・・日本の生命線なんって叫んで色々と画策していましたからね。今は、言葉が色々と変わって、国土強靭化とか言ってますが、高度国防国家とどこが違うのか私にはよくわかりませんね。そして、国家総動員法と一億総活躍時代というのの差もよくわからないし・・・いずれにせよ、総動員で働かないと借金が払えないということのようですから、本質的には同じなのでしょう。活躍か・・・

 さて、南スーダンに流れ込んでいる難民も見たし・・・なんだかよくわからない国ですね。とりあえず、人的資源は随分といますから・・・様々な軽工業を起こすのにはよさそうですね。農民の多くは遊牧民と呼ばれていますが、雨期には本貫の地・・・て言ったら変だけど、本来の居住地に戻る事になっているようですからね・・・よって、それほど一族が広い範囲に散らばっているというわけでもなさそうです。

 雰囲気としては・・・それなりの道で囲まれた範囲が、その氏族集団というか、これを基本とする地方自治体の勢力範囲を意味するような感じですね。道路が境界線・・・という感じですかね。

 さて、どうやら、南スーダンからは何が何でも撤退したくないと宣言しているようですね。とにかく・・・平成27年9月27日 持続可能な開発のための2030アジェンダを採択する国連サミット 安倍総理大臣ステートメント 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ の続きを・・・

 議長、
 日本は、約3,300億ドルのODA、56万人の研修員受入れ、19万人の専門家やボランティアの派遣を通じ、60年以上にわたり、国際社会の安定と繁栄に貢献してきました。この実績の上に、今後もアジェンダ実施を推進します。
 その羅針盤は、日本の開発協力の方向性を示すべく本年定めた開発協力大綱です。中でも、指導理念として掲げた、一人ひとりの人間を大切にする人間の安全保障の思想です。


 どうして、この方面の貢献だけで満足しないのかね?なんで、実績について述べるのかね?わざわざ述べるべきことなのかね?どうも、このあたりがわからない・・・過去の貢献など・・・未来に向かってリードすることだけでよいような気がしますが・・・毎度のことで、こんなに金も人も使ってやってるんだ!と声高に叫ぶのはね・・・その羅針盤・・・?開発協力大綱の決定 | 外務省

 ふむ・・・大綱の文言が気に入らないというより・・・

 また,現在の国際社会では,多額の民間資金が開発途上国に流れ,企業や地方自治体,非政府組織(NGO)を始めとする様々な主体がグローバルな活動に携わり,開発途上国の開発課題の解決と持続的成長に重要な役割を果たしている。このような状況下にあって,我が国は,ODAのみならず,様々な力を結集して,開発課題に対処していかなくてはならない。

 民間資金を・・・我が国は・・・対処していかなければならない とは?どういうことかね?政府が主導して、民間資金を発展途上国へ流すということですね・・・近頃このパターンが多いね。政府に金が無い・・・馬鹿げた名前の「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」ってやつ・・・

第九条 国土強靱化に関する施策は、次に掲げる方針に従って策定され、及び実施されるものとする。
 四 民間の資金の積極的な活用を図ること。

 これだものね・・・金を出せ!とやられかねない・・・

第七条 政府は、国土強靱化に関する施策を実施するため必要な法制上、財政上又は税制上の措置その他の措置を講じなければならない。

 これが怖くてね・・・国土強靭化税とか創設されるのではないかと・・・ふつうは、減税ですが、何をやるかわからない・・・安全保障税とか色々と作りそうでね・・・なんだか、借金の山の威力が如実に表れているような条文が目に付くのは・・・嫌な世の中になりそうです。

 ああ、一部上場企業が民事再生手続に入りましたね・・・第一中央汽船・・・さて、企業倒産が沢山出るようになるのか?何しろ、中小企業も無理な延命をしているところが沢山あるし・・・なんだか、昭和6年ごろの様相に似ている気がしますがね・・・さて・・・

 南スーダンの首都のジューバは凄い速度で市域が拡大していますが・・・この街って、困ったことに治水をほとんど考えていない状況にあるようですね・・・乾季は問題ないですが・・・自衛隊が改修した米国大使館前の通りですが、この通りはおよそ5年ぐらいで全面改修を繰り返しているような感じですからね。自衛隊が作業した後でも、不具合が出て、途中の道路の通行が困難になっている場所が出たりしていますからね・・・

 ちょっと見えにくいんですが・・・・およそ50m×100mに区切られた長方形の区画になっているんですが・・・雨季の水との戦いの跡が・・・美しかった方形区画を変えてしまうということのようですね・・・

 右はこの中央付近を拡大したものです。一応方形区画はそれらしく残っていますね。しかし・・・雨季には、道路が川と化すようです。たぶん、道幅がかなり広いのは後には、ちゃんと排水路をつける予定での区割りを行っているのではないかと思われます・・・右の奢侈い中央やや右にきちんとした塀を持った大きめの邸宅があります。前の道も一応原形をとどめていますね。しかしその左の方は・・・明らかに水の流れがあり、白く光っているところは・・・池になっています。この池を避けるように家屋が、わずかに高い場所に寄り添って建つことになる・・・

 さて、そして、ところによって家が建っていない場所ってのは・・・どうやら、雨期には冠水してしまう場所ということになるようです。国や市にはこういった対策への資金がないようで・・・こういった道路の改修で、自衛隊は活躍することになる・・・こういった区画の維持はどうなるのか?

 残念ながら土地制度がよくわからないので・・・事実上、このあたりは巨大な自主避難の国内難民にあてがっている土地で、実は土地の権利関係は一時的な貸与で、所有権などの強い権利が働いていないから、自分にあてがわれた土地が水没するとあっさりと移転なのか?なんてね・・・他の可能性は雨季には田舎に帰って、乾季だけ首都に来るとか・・・

 水害対策はどうしたらよいのかね?私だと、乾季に頑張って土嚢を積み上げて水没を免れるように考えますね。したがって、このあたりでは土嚢袋の需要があるはずです・・・しかし、問題は土嚢に詰める土ですね。自分の土地の土を土嚢袋に入れて周囲に積み上げると、自分の土地が低くなる・・・そうなると、雨期には庭が水たまりになる・・・したがって、道路から土を取って土嚢に袋に入れて積み上げることになる・・・雨季には道路が川になる・・・

 まあ、これでも悪くないが・・・側溝の規格を定め、道路の両脇が水路になるように定め、水路になる予定地の土を土嚢に入れて敷地の周囲に積み上げる・・・これで、側溝ができる・・・ここまでは、個人の体力でこなせる。土嚢袋もそれほど高くないから問題ないだろう・・・しかし、敷地の盛り土は、土砂の輸送賃がね・・・個人の資力を超えそうな気がしますね・・・ガソリンは品薄気味な感じですから・・・

 為政者側から見たら・・・治水や道路整備には金がかけられない、生活環境は整えないと・・・低地が沼沢地に変わることは見えている・・・遊水地と割り切るか・・・?一定の規格を満足させる土嚢積みと、側溝の整備をしたら敷地内に土の搬入を補助金行政で行うとかすれば・・・こういった区画がきれいになりそうだし、土嚢積みが文化に変わる可能性もある・・・少なくとも敷地内に雨季の間に水につからない場所を作ることもできるかもしれない・・・土嚢で雨季の水の流れを規定することで・・・水路の位置の定着を図ることも可能になる・・・土嚢文化を導入・・・ダメかね?なんてね。まあ、私がここに放り出さればこの手を使いますね。土嚢袋が無ければ、この地域の葦などの一般的な建築資材を植え込むことで水の流れに対抗できる土手でも周囲に巡らせることになる・・・自らのより良い生活環境を作り出すのはなかなか難しい・・・

2015.09.30

  

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