現在をうろうろ(1244)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (26)

 さて、南スーダンの産業を眺めているんですが・・・まだ油田の全貌がつかめませんね。かなり広範に試掘をしているようです。地震探査もやっているようですし、地面にグリッドを刻んでの作業をしているところもあります。かなり広大な範囲での採掘がすでに始まっている・・・南スーダン領内に石油火力発電所を伴う石油施設が、今のところ3か所確認できています。

 油田の掘削には、ドリルを下していくわけですが、掘るときには穴の壁を保護するパイプを入れないでガンガン掘っていきますね。油井の穴の壁を保護するために、やり方によっては掘削のドリル・ビットを回転させるマッド・モーターを駆動するために、専用の泥水を循環させて掘っていきます。そのために、掘削には近くに池とか水槽が必要になります。よって、掘削予定地ってのが見えてくるわけです。

 実際に、掘削している場所があったので、その場所を眺めてみると・・・8°36'59.3N 30°14'20.5E - Google マップ ここですね。

 まずは、試錐する場所に左のように整地して、池を準備しています。そして、掘削用の鉄塔を設置し・・・パイプを回しながらつないで掘削するか、先端にマッド・モーターで駆動されるドリル・ビットをつけたやつで掘っていくことになります。

 写真の上にカーソルを載せると、その様子が現れます。こんな具合になるわけです。

 ですから、左の写真のような1.5haほどの池を伴う場所が作られれば、掘削が始まることがわかりますね。

 掘削の結果油層に達して石油が噴き出してくるようだと、右のように井戸に調圧装置を介在させてパイプ・ラインにつないで圧送というような感じですかね。

 この油井につける調圧装置・・・圧力計とバルブから成るものですが、一般にクリスマスツリーなんって呼ばれていますね。油田 クリスマスツリー - Google 検索 こんな感じのものですね。

 ここには、井戸の上にこのバルブシステムしかないようですから・・・管理小屋はありますが、結構な圧力で原油が噴き出している自噴井戸ってやつと思われます。油田によってはポンプで汲みだしているところもありますが、南スーダンの油田は自噴のようですね。

 自噴しない油井では・・・大慶油田などはそうだったかな?46°40'49.6N 125°05'04.7E - Google マップ 中国の大慶油田などでは左のように地面に映った影から、ポンプで汲み上げていることがわかりますね。

 油田のポンプは・・・油田 ポンプ - Google 検索 サッカーロッド・ポンプって奴がパイプの底にあって、この馬面のように見えるポンプジャックとかやつで、サッカーロッドを上下に動かして汲み上げているわけです。

 ポンプ本体は油層にあるわけです・・・ストローで吸い上げるのとはわけが違うのでね。原油の比重が0.8として、大気圧は水の柱で10m・・・原油は地上で吸い上げても12.5m程度しか吸い上げることができないので、汲み上げるパイプの先端にポンプ本体があって、そいつをロッドを上下させて駆動するわけです。

 この装置は面白いね・・・動き続けているうちは非常に効率が良い装置・・・起動にちょっと大きなエネルギーが必要ですが・・・何しろ鉄の塊を動かすわけですから・・・その後は、摩擦と原油の質量を地上に運ぶだけの最低限のエネルギーを与えるだけでで動き続ける・・・平和鳥 - Google 検索 ってやつと同じですね。

 まったく、バカみたい・・・理科の教師なんかもしていたんでね。自分の専門は本当は何なのだろうか?学位は基礎法ですけどね・・・基礎法なんかやっていたから・・・法哲学・法社会学などもやってたし・・・本当は、海洋工学をやりたかった・・・国文系もかじったけど・・・民俗学などにも興味があってね・・・民俗学も工学も私にとっては同じなのかもしれませんが・・・この世界丸ごとを理解したい・・・欲が深いのでね。

 まあ、中国の油田開発に関しても、衛星写真で見ていますから・・・南スーダンでも開発のパターンは似ていますね。偉大なる安倍晋三閣下には悪いですが、残念ながら、中国は偉大な国ですね。とりあえず、安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 ふと・・・日本帝国陸軍の落下傘部隊を思い出しちゃった・・・空の神兵・・・パレンバン攻略で世界にデビューした特殊部隊ですね、確か、この部隊は川崎の製油所で研修を受けていたのでは?自衛隊の南スーダン派遣隊も油田施設での研修でも受けているのかね?・・・パレンバンで重要だったのが・・・製油施設でイソオクタン装置とかそういった先端技術でしたっけね。それを破壊せずに奪取する・・・国立公文書館??アジア歴史資料センター 写真週報 落下傘部隊を扱っていますね。戦争遂行のための南方資源の確保・・・高度国防国家建設の基礎ですからね。商工大臣・・・実質的な軍需大臣の岸信介閣下はさぞや心を砕かれたことでしょう・・・今、そのお孫様が、積極的平和主義の旗手となって、高度国防国家実現のために心を砕かれておられる。真にありがたいことでありますね。安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 高度国防国家建設のために、南スーダンの油田地帯について学ばねば・・・問題は、モンゴルの石炭と同じで、別の国の領内を通り、さらに海を越えて日本へ送らなければならないことですね。これを、中国との戦いの中で行えるのか・・・モンゴルの石炭は中国との戦争の中で日本に運べるとは思えないのだが・・・きっと、偉大なる安倍晋三閣下の頭の中には、その素晴らしい青写真があるのでしょう。当然、それは国家機密なのだろうと・・・その素晴らしいプランに!安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 しかし、油田地帯での戦闘となると・・・油田火災などの訓練も受けているのかね?油田火災は簡単には消えないのでね・・・ドラム缶の中にニトロ化合物を入れて、冷却しながら噴き出しながら燃える油井を爆薬の燃焼で吹き消すとかやるわけですからね・・・昔々の恐怖の報酬とか・・・そういった映画を見たくもなりますね。まあ、偉大なる安倍晋三閣下はそういった訓練を受けたエキスパートを一線に送り出しているはずですからね。私のような下々が心配する必要など無いのでしょう。

 ただ、周りの無能な連中が、どうやら変なことを時々しているようですが・・・オバマ大統領の晩餐会のメニューに真面目に目を通していないとか、第二次世界大戦記念碑を知らないとか・・・無能なスタッフが・・・どうも、文化をあまり理解していないのではないかと、心配ですね。偉大なる安倍晋三閣下の足を引っ張るのではないかと・・・法的安定性の理解が不十分で、偉大なる安倍晋三閣下に助けられる奴とか・・・なぜ、あんなことを言って切られないのか?偉大なる安倍晋三閣下の温情が・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2015.09.24

  

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