現在をうろうろ(1241)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (23)

 ちょっと、油田の宿営地を眺めているんですが、ちょっと不思議なんですね。10°30'33.4N 32°30'12.8E - Google マップ ここなんです。この集落が気になってね。隣に、油田の資材置き場や宿営地があるんですが、

 空港があり、周囲に広大な敷地を有する資材置き場や宿営地があるわけです。たぶん、中国人の技術者などが5月に退去したのはここのような感じですね。日本経済新聞 電子版 中国石油、南スーダンの駐在員400人帰国  

 中国石油天然気集団(中国石油大手) 内戦状態が続く南スーダン上ナイル州の油田施設に勤務する駐在社員404人を帰国させることを決めた。管理者層の一部を除く大部分の中国人社員がすでに首都ジュバに移動したという。

 この油田の事のようですね。ここの事業者は・・・Petrodar Operating Company ということのようですが、特別な報道は無いですが・・・2001年ごろから探鉱が始まり2007年にはポートスーダンの石油積み出し桟橋などが整備されているようです。

 ポートスーダンには石油の積み出しの桟橋があるます・・・右の写真の上の汚い赤丸の部分ですね。そしてその南の、写真下の汚い赤丸の部分に新しい石油基地があり、2007年ごろに完成を見た桟橋と、それ以降に作られ2011年には完成したと思われる2つの桟橋が作られています。

 そして、新しい積み出し港はポートスーダンと紫の線で示されるパイプラインでつながっています。

 さすがに、途中のパイプラインはチェックをかけていませんが、スーダンの首都で、上の写真の油田と、ヘグリル油田のパイプラインがスーダンの首都のハルツームの石油施設で合流して右の写真の施設へと送られているようです。

 この地の事業は10年以上の実績があるようですが、隣の集落に対しての影響があまり見られないのが不思議なんです。この集落は2004年には存在しません。2014年末の状態になるのが2011年以降の急速な変化ですね。

 つまり・・・戦乱が激しくならなければ、この村は存在しなかったのではないかとね。これだけ大きな産業設備があるのに地域社会への影響がほとんどない場合って?って考えるわけです。近隣の住民を完全に馬鹿にして交流を立っている場合と、文化を尊重して文化を変化させない配慮をしているかのどちらか・・・無配慮に物を出せば、あっという間に文化が変わる・・・豊かさが違いますからね。

 さて、日本は南スーダンに2012年2月21日に 1次隊の主力となる、中央即応連隊の約100人を含む約120人がC-130でジュバ空港に到着し、先行する隊員と合流します。これで総員は203名となり、宿営地の建設が本格化します。。そして、油田のある国境地帯で戦闘がおこりますが、2012年5月1日に、防衛省による調査団が派遣され、5月10日に「南北スーダン間の軍事的緊張は限定的であり、PKO参加5原則は崩れていない」として、予定通りに2次隊を派遣することを決定しています。この後は平穏で、2012年12月26日に第二次安倍内閣が発足し・・・2013年3月15日にユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが3月に入っています。

 どうやら、この後・・・内閣府は南スーダンに不穏な動きをキャッチしていたようなんです。

 10月4日に内閣府は、自衛隊の派遣期間を2014年10月末まで再延長することを決定した。部隊の人員を330人から410人に増やすことも決定された。この方針は、10月15日の閣議で正式に決定した。

 2013年の10月以降の北部の様子が変なんです・・・2013年12月15日に首都ジュバにおいてクーデター未遂事件が発生した・・・これが、問題なんでね・・・この影響が9°20'11.7N 29°47'05.2E - Google マップ この場所で見られます。

 左写真の場所は2012年の11月ごろには区画の測量が入ったと思われる道がついていて・・・それ以降防護のための濠と土手が作られていきます。この避難民の小屋が写っている写真が2013年12月30日のもので、10月2日にはカーソルを写真の上に乗せると・・・避難民はゼロです・・・整地されてもいない・・・

  凄いのは日本政府の動きですね。偉大なる安倍晋三閣下は、スーダンと南スーダンの国境での紛争の前に自衛隊を出し、さらにクーデター未遂事件前に自衛隊員の増派を決めています。素晴らしい先見の明であること・・・今度は、安全法制を成立させて、国連の延長決議が無くても、自衛隊を3月以降派遣させ続けることができる枠組みを作り出していますから・・・非情な情報力を駆使して、南スーダンに向けた政策を打ち出しているように見えますね。

 素晴らしい手際、まるで事変を計画したかのように・・・それの、対抗策を打ってきていますからね。素晴らしい情報力を偉大なる安倍晋三閣下はお持ちのようです。今度、事変が起これば駆け付け警護もできますからね!しかも、今度12月に入る直前には交代のために、倍の兵力になりますね・・・これって、駆け付け警護のチャンスですからね!次のチャンスは2月末・・・黄金の時を狙っての戦争法制?いや、侵略法制じゃなくて・・・安全法制の成立です。偉大なる安倍晋三閣下!”安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 これでうまくいけば・・・年内に軍艦マーチjが聞けるのか?

2015.09.23

  

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