現在をうろうろ(1220)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (4)

 さて、前回の続きですね・・・総理のお言葉は・・・平成26年5月15日 安倍内閣総理大臣記者会見 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これから拾っていたんでしたっけ・・・

 一つは、個別的か、集団的かを問わず、自衛のための武力の行使は禁じられていない、また、国連の集団安全保障措置への参加といった国際法上、合法な活動には憲法上の制約はないとするものです。しかし、これはこれまでの政府の憲法解釈とは論理的に整合しない。私は憲法がこうした活動の全てを許しているとは考えません。したがって、この考え方、いわゆる芦田修正論は政府として採用できません。自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してありません。

 まあ、湾岸戦争やイラク戦争のような戦闘は我が国にはできませんね。貧乏だから・・・借金の山ですからね。使いたいのは、儲けの大きい・・・少々治安が悪くて、装甲車と重機関銃ぐらいで治安維持が可能になるところでしょうね。拳銃や小銃よりちょっと強力で、その数がそろっていれば治安維持ができるところ・・・社会自体がある程度豊かで搾取可能な場所・・・現地資本が小さくて・・・小規模の開発しかできないが、莫大な地下資源の埋蔵地などがよいですね・・・これは、サミットでも語られていたものですから・・・それが、南スーダンにある・・・中国の会社が現在逃げ出している・・・

 さて、今週には戦争法案が可決され、南スーダンの自衛隊の宿営地は、本気の基地へと拡大していくのではないかと思われます。まずは南スーダンの自衛隊の宿営地の位置を確定しますかね。写真資料があれば、推定できるはずですからね。

 まずは、宿営地はトンピン地区にあるとされていますから・・・ジュバの空港の周辺であることがわかります。あとは・・・宿営地の周辺の写真があればOKなんですが・・・

 参考になる写真がありますね・・・左のやつ・・・赤い屋根の建物が2棟ある、手前に樹と別の建物が存在するようです・・・そして、2012年1月の半ばあたりから活動しているので・・・

 探せばちゃんと該当する建物が見つかります・・・右の写真の建物が該当しますね。手前の樹木と建物の位置関係から、右の写真の左下の部分に隊員が整列していることがわかりますから。

 南スーダンの自衛隊宿営地が確定できますね・・・上の写真は第7次隊の訓示の写真ですから平成27年6月の様子ですね。

 というわけで、左の写真の黄色の線で囲まれた6.7haほどの場所が自衛隊の南スーダンの自衛隊の宿営地であることがわかります。

 さて、この宿営地を2016年の2月末までに撤収するのかが問題ですね。国連決議で延長が行われるかどうかにかかっているわけです。現在の枠組みでは撤退しなければならないはずですが、戦争法制によって・・・この宿営地は基地に化けるのではないかとね。

 役割が終わったら撤収が原則ですからね・・・役割が終わっても居続けるとなると・・・別な責任が生じることになりますね。この国を守り続けることになる。したがって・・・満州国のような状態になる・・・国土防衛の費用が、日本政府ではなく・・・南スーダン政府から出るようになると、日本政府のコントロールから外れ始めるでしょうからね・・・

 どうやら、関東軍が政府のコントロールから外れていくのは、三菱商事や三井物産の、公式の政府のコントロール下のアヘン貿易の利益が、日本政府を政府を経ないで、満州政府内の日本人管理職の手で関東軍に流れていったということのようですからね。独自の財源を持つようになると、金の流れの上流にあるものの意見が通るようになりますからね。

 集団の中の1つの国なら・・・周囲に駐留している国も助けてくれる・・・だって、国連という枠組みの中での国は違うが友軍という位置づけですからね・・・しかし、その枠組みではなく・・・勝手に居残ったら、集団的自衛を受ける権利を失っているわけだから、集団的自衛権を以て、友軍として戦ってもらえるわけはないということですね。勝手なことをしたのだから自己責任となるわけですから・・・

 私は、基本的には日本の集団的自衛権に関しては反対の立場ですね・・・理由は日本人だから心配なんです・・・行け行けどんどんで出たのはよいが、勝手に出て集団的自衛権の枠組みがあっても、相手にされない可能性が高いからね。勝手に牽制して騒いで、引っ込みがつかなくなって出る羽目になって、ひどい目に合いそうな感じですからね。

 自分勝手な思い込みで、本気で話をしないで勝手に納得して・・・調子のよいときはワイワイ騒いで・・・調子が悪くなると、実は責任者不在の烏合の衆であったりしますからね・・・オリンピックの準備を眺めてもその傾向がはっきりと表れていますからね。

 たぶん、ジブチの自衛隊基地も恒久基地になりつつあるし、たぶん、今度の戦争法案が通れば・・・南スーダンの宿営所も恒久基地化されていくことになるのではないかと・・・何かあったら、また来るから・・・施設はお国で使っておくれ!ってさっぱりと帰りそうもないですからね。なんとなく、貧しいのか・・・こんなに立派な基地になったんだから、譲なんってもったいないになるのではないかと・・・?

 だって・・・国益最優先で行動する政府ですからね・・・平和維持活動の見返りは?なんって、間違いなく考えているはずなんですが・・・平和による繁栄が、その報酬であるにもかかわらずね・・・戦乱である状態の国を平和による繁栄を享受している国が支援するのは当たり前の事である・・・それだけの話ですからね・・・恵まれたものが支援するのが当たり前の国際社会で・・・単なる支援で高い評価を得るには・・・傑出した働きを為さなければならないということですが・・・単に分担金を払っただけでは・・・評価されない・・・

 どうも、評価を求めすぎる・・・よい評価でなければならないような感じですからね・・・義務を凡庸にこなしてもダメなんですがね。

 凡庸か・・・あれ?明るいニュースが・・・アベノミクスも好調な部分があるのかね?1〜7月の不渡り手形、23%減 最少ペース なんって、日経で流している・・・

 資金繰りに行き詰まった企業による手形の不渡りが急減している。全国銀行協会によると1〜7月の不渡り手形実数は約1万5千枚(計2347億円)と、前年同期比で23%減った。記録の残る1975年以降で最少のペースだ。手形の取引自体が減っているうえ、景気の回復基調を背景とした銀行の貸し出し態度の緩和で中小企業の資金繰りが改善している影響が大きい。

 だってさ・・・信じられないね・・・今のご時世ですから、私は・・・手形での決済は勘弁願いたいって言っちゃいますからね・・・仕方なしに受け取ることもありますが・・・といっても、近頃は大きな取引なんってしないのでね。最後に手形を手にしたのは2年程前かな・・・全国手形交換高・不渡手形実数・取引停止処分数調 - 全国銀行協会 ここに統計がありますね。

 やはりね・・・手形の利用が減っている、3月は仕方なしに発行して不渡りが増加あとは、手形の交換高も不渡りも減っている・・・経済が縮小しているのかね?それとも、単に・・・信用力が低下して受け取ってもらえないのか、現金が余っていて札束を積み上げての取引なのか?ふつうは、景気が良くなっていれば・・・バンバン手形を切って仕事を・・・なはずだが・・・私の妄想なのか?変な報道・・・まあいいか・・・じゃなくて、アフリカの状況ですね・・・

 しかし・・・なんで、ケニアでの無人の荒野のような場所の開発に手を出しているのかね?日本国内で地方創生で、大規模開発でも行わないのかね?

2015.09.14

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
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