現在をうろうろ(1201)
日本貧窮者経済新聞
 韓国の首都防衛のシステムは・・・?

 日本の軍国主義への流れは変わりそうもないですね。しかし、首都東京の防衛の様子は近隣諸国と比べるとかなりお粗末な感じでね。というわけで、今までチェックしたことが無かった韓国はというわけです・・・韓国の首都防衛は厳しいですね。38度線から30km程ですからね。ざっと眺めると・・・空軍基地は38度線から100km程後退した場所に存在していますから・・・北からの越境があったら地上兵力が抵抗を試み、航空兵力が援護する形をとるようです。そして・・・国境で時間稼ぎをしている間に、市民は南へ逃げていくことになるのか?

 というよりは・・・撃退できるだけの武力を誇示しなければならないということですかね?

 最前線になるのは・・・37°47'00.7N 126°44'10.7E - Google マップ この辺りに展開している自走砲を持つ陸軍砲兵1519部隊などが軍事境界線から7km程度の位置にありますから・・・ここなどでしょうね。韓国は、いまだに北朝鮮との戦争は続いていて、単に今は休戦しているだけですからね。まずは、この辺りに重砲弾が雨のように降り注ぐことになりますね。

 というわけで・・・臨戦態勢にあるということなんでしょう。否応なしの軍事支出・・・壮年の国民のかなりの数を生産ではなく、人殺しを広げないための睨み合いに投入されているわけですね。

 この周辺の軍事基地をざっと眺めましたが・・・小さな基地だか分屯地かがいたるところに・・・ちょうど日本の標準的な消防署みたいな建物と兵器がね・・・そこここにある・・・戦争をしている国の軍備を眺めて悩みますね。日本は平和で良い・・・この平和を破るための戦争法案が、まもなく通りますね。岸信介の所属した内閣と同じように、孫の右翼の軍国主義者の安倍晋三君が戦いへの道をつけるのでしょうね。

 韓国の軍事境界線沿いの軍事基地は厳しいね・・・何しろ、ふつうに砲弾が届く距離にありますからね。ここの砲兵陣地からの砲撃は開城工業地区までを射程に収めますから・・・そして、その方向へ砲は向いていますからね。

 右の写真のような掩体があって・・・200mm榴弾砲弾を打ち込むことになる。韓国政府は大変だと思いますね。この間も、また本気の砲火を交える直前まで行きましたからね・・・こういった事態に・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君のお腹が耐えられるのかね?それが心配です。

 楽観的な私だって、この周辺の軍備状況を眺めて驚きましたからね。左の赤い線がソウルから30kmの線で・・・この外側の軍事拠点をプロットしていったら、数時間で左の黄色いピンが立ちましたからね・・・軍事拠点の多い事・・・そして、戦車、構造物などの防護性の高い硬目標で構成されているわけですから・・・ある程度の時間が稼げると思われますが・・・

 こんな場所でも、ふつうに人々が生活している・・・日本人だと、このようなプレッシャーに耐えられるのか?気になります。この辺りを眺めていて、思いのほか対空兵器が見当たらなくて・・・たぶん・・・MIM-23中距離地対空ミサイルのHAWKらしきものが37°42'51.7N 126°36'52.2E - Google マップ ここに配備されているようです。まあ、はっきりとはしませんが、なんとなく対空ミサイルかな?なんって程度の気分ですが・・・基本的に、この周辺では地上部隊の浸透を撃退するために部隊が多いような感じですね。まあ、航空基地から100km程ですからスクランブルをかけて10分以内で攻撃ができるから・・・渡河中に捉えられるという計算なのでしょう。

 しかし、夜襲だと・・・軍事境界線の彼方でフラッシュのような光を見て、40秒ほどで周りで砲弾が炸裂し、それから20秒ほどで砲撃の音がやってくることになるのでしょうね・・・この手の光景が東京で見られたのは、硫黄島の戦いででしょうね・・・日本では一般市民は本土では見ることは無かったが・・・太平洋の島嶼をめぐる戦いでは、何度も繰り返され、沖縄も体験したわけですね。

 なんで、戦争をしたがるのか、私にはまったくわかりませんね。韓国も北朝鮮も戦いを望まないはずなんですが・・・それでも、こうして睨み合って、綱渡りの平和を生み出している・・・日本は、綱渡りの平和への道を歩み始めているわけですからね。戦闘が起こり・・・戦死者が出れば、自衛隊を辞する人も出るでしょう。当然、よほどの高給か、戦場に出ない兵科でなければ、人が集まるわけないから・・・兵士になることは名誉なことで苦役には当たらないという名目で、徴兵が行われるようになる。

 そして、気になるのは・・・韓国の軍事境界線の近くの基地ですね。この基地にはかなり大きな弾薬庫や、関連する倉庫がありますね。日本の基地には基本的に弾薬や口糧の類は最低限しかない、補給処からの配達によるわけですが、補給処の規模がそれほど大きくないんでね。戦争は始めたら後戻りは困難ですからね。始めたら、とことんやるしかない・・・だから、資材も人材も磨り潰し国富を蕩尽することになる・・・戦時賠償で儲けるなんって近頃は無いですからね。

 したがって、本気の戦争を避ける傾向があって・・・内戦の場合は存亡の危機を掛けるわけですから、結構凄惨なものになる・・・アメリカ様は介入したりしますからね。それが問題・・・アメリカ様について歩きそうな日本・・・海上自衛隊を公海上に派遣なら、ある程度戦闘は避けられますが・・・我が国が作っているのが、兵員輸送船のような艦艇ですからね・・・強襲揚陸艦などとは違って、平時に近いような時には、大量輸送が可能な感じですからね・・・戦闘力の小さな輸送艦・・・

 したがって、やらかすのは、上海事変のような奴・・・我が国の国民(利権によって出ている連中)の保護と称してね。従って、総合商社の現地事務所がある、紛争の起こりそうな政情の不安定な場所が目的地なんでしょうからね。何しろ、中国・北朝鮮のミサイルの迎撃のために、考えにくいミサイルの配置を行ったし・・・東京湾から出港して日本海へ向かうという悠長な作戦とか・・・即応性が高くても、たどり着くまでの時間が・・・不思議な戦略・・・九州および日本海側の海軍力の強化は余り見られない・・・まあ、高洲山や佐渡のレーダー情報で東京湾から迎撃できるのなら別に気にしませんが・・・どうやら、可能性のあるのは・・・

 アメリカ様のThe AN/TPY-2 radar ですかね?青森の車力と京都の経ヶ岬に配備されている奴ですね。

 しかし、恒久平和を宣言しているはずなんですが・・・残念ながら、政治屋君たちは・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・この決意が理解できていないようですね。これって、勇気が必要ですから、弱虫には絶対にできないことですからね・・・君たちを信じる!そう言える政治屋君はいるのかね?

 ああ、日本も韓国と同じように、近隣国に対して本気の防衛線を構築することになるんだね・・・軍事境界線からソウルへ真っすぐに伸びる平坦な谷合には軍事基地がたくさんありますね。これから九州や中国地方の日本外側には上陸作戦を挫くための防衛線が国土強靭化の名で行われるのかね?常備兵力50万、予備兵力300万の軍隊が構築されるのか?まったく、政府は何を考えているのやら?三菱商事や三井物産、丸紅、豊田通商・・・そういった経済界の尖兵を守るための派兵を考えているとしか思えないのだが・・・困ったものです。

 何が、安全保障かね?なんとなく、大東亜戦争の開戦と同じようなパターンの状況になっているような感じですが・・・ただ、問題なのは、日本で言う国際社会=アメリカ様が日本の戦争を許さないだろうこと、そして、中国とヨーロッパという旧大陸の勢力も戦争の相手にはなってくれないことですかね。

 しかし、借金取りの脅威と安全保障ってのは優先順位が違うのでは・・・戦争は外交交渉でなんとななるが、借金取りは武力では何の解決にもなりませんからね。この辺りが私の理解の彼方ですね。絶対に優先順位は借金取りの方が高いと思うが・・・借金取りは絶対に来るが、戦争は簡単には起こらない・・・70年もしないで済んだんですからね。不思議な政府・・・

2015.09.06

  

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