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日本貧窮者経済新聞
 中国の軍事パレードと日本の首都のミサイル防衛は?

 中国の軍事パレードはなかなか凄いね。兵器の工業製品としての質が随分と上がっている・・・

 噂のDF-26も出てきましたね。とにかく、兵器の塗装が良くなっている・・・迷彩模様の規格化が図られて、どれも同じ塗装が施されていますね。

 質の高い塗装・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君は見に行かなくてよかったのでは?この兵器の山を見たら、しばらくは安眠できないのでは?何しろ、この手の大型の弾道弾なんか、自衛隊にはありませんからね。

 DF-5Bなんかも参加していますね。大陸間弾道弾で北米をも射程に入れるミサイル・・・

 安っぽくないね・・・確かに、国威の発揚にはよいですね。日本も軍事パレードをすれば面白いかもしれない。ただ、どこでやるかの問題ですね。ざっと、都心を眺めましたが・・・中央分離帯があるし・・・4列縦隊で戦車が20両ぐらい走ると路面はどうなるか・・・そんなことを気にしちゃいますね。しかし、天安門前はすごいね・・・

 日本も、こういった一大ページェントを行える場所ってのがあっても良いと思いますがね・・・貧乏だから無理かね。

 しかし、日本にはない格の違う兵器が随分とあるものですね。残念ながら、日本の自衛隊が優秀でも、残念ながら中国軍と本気で戦うことは可能かの問題ですね。これを眺めて憐れと思うのは・・・現実を見たくないだけではないかと・・・なんとなくね。

 ここのパレードに参加した兵器だけでも実際に使われたら、どれだけの威力を発揮するかの問題ですね。DF-5だけでもそれぞれに、3〜8の核弾頭を搭載できるようですから・・・もし、核弾頭が装着されていて、このパレードを止めて、ここで発射体制を整えて、本気の発射を行おうとすると・・・燃料の注入が済んでいれば・・・10分ほどで発射され1時間もしないうちに、北米は核の巷になる・・・この世の憐れが現出するわけです。報復として、北米からはミサイルが飛び・・・北京をはじめとする諸都市も消失・・・放射性降下物は、偏西風に乗って・・・黄砂のように日本へ到達・・・杖莫如信・・・残念ながら大国に挟まれた国は、大国の杖莫如信・・・出典からするとね。

 さて、戦争が好きな右翼の軍国主義者の安倍晋三君、財政再建はどうするのかね?たぶん、このパレードに出てきた兵器が日本に向けられたとき・・・迎撃は不能ですが・・・理由は、イージス艦は迎撃できる位置に常駐しているわけではないという単純な理由ですね。

 北京からの大圏航路を示すと、右のような感じですね。パレードを止めて発射したら、新宿駅まで上の写真の位置から2099kmですからね。まじめに外交をしないと、簡単にこれぐらいの距離は飛び越えてくる兵器たち・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君も怖くて行けなかっただけだと思いますね。

 それと比べると、高齢を押して行かれた村山元総理は立派ですね。ちゃんと・・・ある意味、責任を果たしたのかね・・・あとは、気になるのは自衛隊の関係者がどれくらい北京へ行っているかですかね。

 軍事パレードに出てきた兵器の多くは百度のマップや衛星写真で識別しているものですから・・・それほど驚きませんが。兵器のうちダミーはあったのか?なんって余計なことを考えてしまいます。形状が公表されることで困るようなものは無いとは思いますがね。

 そういえばJ-15って空母艦載機が飛んでいたような?ちゃんと着艦フックを下しているので識別は簡単ですね。これも、日本には空母がないので、中国のアドバンテージがありますね。

 遼寧は近頃どのあたりを遊弋しているのやら?空母の運用能力を中国も有しているわけですから・・・別に驚くほどのものではないですね。何しろ13億も人民がいて日本の20倍ぐらいのパイロットからの選抜ですから・・・凄腕であることは間違いないですね。

 日本も訓練により優秀ですが、それでも、およそ5倍ほどの同じレベルの兵士がいるはず・・・ロンドンでもオリンピックの金メダルの数からするとね。中国は、日本と同レベルの兵士を5倍調達する能力を有する・・・同レベルで5倍の人員に勝てるか?3倍の兵士に対しては、寝ずに戦い続けなければならない・・・人間は寝ずに戦える期間は短い・・・

 しかし、日本の首都防衛のためのミサイルの配備はどうなってるのかね?ミサイル防衛のためにイージス艦があると騒いでいますが、どうも、首都防衛のためのイージス艦の配備という気配は余りないような気がするが・・・

 かつての配備の様子では・・・2009年4月5日に行われた北朝鮮によるミサイル発射実験の際には、ロケット本体や破片が日本の領土、領海に落下した場合に迎撃することが決定された。事前に防衛大臣から「弾道ミサイル等に対する破壊措置命令」が発出され、自衛隊はBMD統合任務部隊を編成した。「こんごう」および「ちょうかい」が日本海へ、PAC-3部隊が東北地方と首都圏の自衛隊駐屯地に展開された。ミサイルは11時37分頃に東北地方から太平洋に通過し破壊措置命令は解除された。・・・通告のあったミサイルの発射実験で・・・こんごう・ちょうかい が派遣されていますね。こんごう は横須賀を母港としていますから、どんなルートで日本海へ出たかわかりませんが・・・豊後水道・関門海峡から日本海?津軽海峡から日本海?・・・800〜900海里ぐらいの航海ですかね?そうなると、30ノットで30時間ほど?ふむ・・・宣戦布告の3日前ぐらいに動いていないと間に合わない?

 まあ、上昇限度が1000kmあれば、東京湾からでも迎撃できるが・・・とりあえず、横須賀から700km圏を地図上に赤で示してみましたが・・・なんで、日本海まで出かけたかね?

 しまった、700kmじゃダメじゃん・・・イージス艦のレーダーシステムはAN/SPY-1で、最大探知距離は500kmほどですからね・・・差し替えて・・・500kmを緑で・・・ふむ、日本海側にレーダー基地があって、データリンクで情報が共有できればそこそこ迎撃できるわけですね。

 地上配備はペトリオットミサイルシステムだね。ということは・・・AN/MPQ-53フェーズドアレイレーダーなどの射撃レーダーを、日本海側に展開してデータリンク・・・関東圏では。入間基地、習志野駐屯地、霞ヶ浦分屯基地に配備されている・・・はあ?なんで、この程度の迎撃範囲があるのなら・・・Wikiの記述から・・・入間基地から朝霞駐屯地と市ヶ谷駐屯地、習志野駐屯地から市ヶ谷駐屯地、霞ヶ浦分屯基地から朝霞駐屯地へと移動した。・・・市ヶ谷駐屯地とかに移動させる必然性は無いように思えるが?40km程度の移動は何のためかね?パトリオットの有効射程は20kmぐらいでしたから・・・大した効力はないか・・・頭の上に核物質をばらまくのが迎撃ということですね。

 私には理解不能・・・きっと、私の頭が悪すぎるのか?兵器の性能を正しく読み取っていないのか?しかし・・・500km彼方の10mほどの物体を正確に探知して座標を決定するための機材の精度ってすごいね・・・1km先の1mの物は角度で言えば360度を6400に分割した1つ分ですからね・・・右が、その軍用コンパスの目盛りですね。目視で大砲を打ち込んでいた時代の簡易照準儀・・・それでも、こんな細かな目盛りですね。

 半径500km=500000mだから、10÷(500×1000×2×π)=0.00000318309886183791・・・0.000003として、全周の100万分の3の精度が要求される・・・周囲の長さが10mの円盤に等間隔で100万に分割しても0.01mm間隔の3目盛りですからね・・・

 ああ、やっぱり兵器の性能の読み取りが間違えている・・・海上の場合には障害物がないから高度1200mの航空機やミサイルを500km先で探知しうる・・・陸上ではそうはいかない・・・Wikiのパトリオットミサイルの項目に PAC-2:翼幅84cm・弾体径41cm・重量900kg・上昇限度24,000m・対航空機射程70km対弾道弾射程20km 
PAC-3:翼幅51cm・弾体径25cm・重量320kg・上昇限度15,000m・対弾道弾射程20km・・・この程度たぶん、この対弾道射程が地面からのレーダー波の散乱の影響が出ない範囲・・・計測の限界を示していることになるのかね?

 しかし・・・なんで首都防衛のための防空ミサイル基地の配置が左のようなものなんだ?何を守るつもりなのかね?

 北京の防空ミサイル網は右のように、正しく北米からの対応がなされている。

 北朝鮮は・・・

 左のように平壌を南からの脅威から守るように配置されている。

 日本の首都防衛は何なんだね?中国・朝鮮半島の脅威から首都防衛をまじめにやっているようには見えないのだが・・・それでも、戦争をどこかでやろうとしている不思議な国・・・しかし・・・北朝鮮からのミサイルの脅威でパトリオットミサイルを配備した場所を確認して、何を守ろうとしているのか?冗談で本気で考えると・・・

 右のようなミサイルの配置からすると・・・・北京や平壌の防空ミサイルの配置からすると・・・入間・朝霞・市ヶ谷・習志野・霞ヶ浦・・・防衛の中心になりそうなのは春日部で・・・脅威となる地域はミッドウェー島、マーシャル諸島、グアム島、フィリピンからの攻撃を予定している?右の放射状の赤い線の中心は・・・ビートたけしじゃないけど・・・春日部農協・・・古いギャグだね・・・ツービート時代か・・・

 いずれにせよ、基地の配置からすると、東京の防空は南方海上からのミサイル・航空攻撃を予定しているような配置ですね。

 我が国の首都の所在地はどこなんだ?なんってね・・・北京や北朝鮮のミサイル基地は合理的な配置なので、糸口が見つかると芋づる式にミサイル基地の所在地が見つかるのですが、日本の場合は、どうやら戦前の基地をそのまま引き継ぎ、そのままミサイルを配備しただけという感じですかね?

 ソ連時代の北海道防衛は相変わらずの様で、ロシアの脅威として継承している・・・?まあ新しい戦車の仕様が大幅に変わってきているから、かなり変わってきているのか?・・・今度は新たに九州・五島・対馬防衛になるのかね?女島灯台を再び有人にするとか?人がいないと守る必然性もないし・・・住民を作り出すこともできないですからね・・・政府は何を考えているのやら?そんなに戦争がしたいのかね?

2015.09.06

  

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