現在をうろうろ(1195)
日本貧窮者経済新聞
 大東亜戦争の開戦への道(13)

 
 どうも、戦争への道が付きそうなんですが、日本は戦争を遂行する能力があるのか?なんって考えると・・・どうも、本気の戦争準備には程遠いような感じですね。軍需産業が弱すぎる・・・というか、政府の発注量が少なかったので、大量生産が行える素地が作られていなかったのではないかと思います。慌てて産業の強化を行ってもね・・・政府に金がないのが難点で・・・企業が努力して兵器を世界に売りまくって自活することを要求されているのか?なんてね・・・気になります。

 騒がれていた、オーストラリア海軍の潜水艦に関してもどうなることやら?日本の潜水艦は・・・使用目的がオーストラリアとは違いますからね。それが大きな問題だと思うのだが・・・基本的に日本は海峡の哨戒任務ですから、短期間の哨戒任務なのでしょう。そして、オーストラリアの方はどうやら、外洋での長期間の哨戒任務に就くための大型艦を必要としているのでね・・・この違いは大きいのではないかと・・・哨戒範囲が、日本で通常の運用で行っている範囲とちょっと違い過ぎないかね?そして・・・日本ではAFPは、次からは搭載しないとかやっていますからね・・・この辺りがどうなるのか?まあ・・・居住性の良い艦を間違いなくオーストラリアは望んでいますが・・・「日本らしい日本」の潜水艦は、どうも、居住性など二の次なのだろうと思いますからね。とにかく、詰め込めるだけの兵器が詰まっているとか?その可能性が高くてね。

 とか言いつつ、オーストラリア海軍の潜水艦の哨戒範囲が分からない・・・推測はできますがね・・・しかし、近頃は哨戒の様子が変わっているような気もしますがね・・・オーストラリア海軍がインド海軍と対潜作戦の合同演習を行ったりもしましたから・・・南シナ海へ中国の潜水艦を封じ込めたいのだと思いますが・・・既に、中国の潜水艦はインド洋へも展開する能力を有しているようですね。閉じ込められているわけではない・・・しかし、オーストラリアは中国と戦争をするための準備をしているのか?となると・・・経済が戦争を許すわけがないと思いますがね。

 しかし、日本の場合は・・・まるで、中国と戦争をするための軍拡を行っていますからね・・・国家間では、地域紛争が引き続き発生していることに加え、領土や主権、海洋における経済権益等をめぐり、純然たる平時でも有事でもない事態、いわばグレーゾーンの事態が、増加する傾向にある。と・・・平成26年度以降に係る防衛計画の大綱で云っていますから・・・領土主権が侵されるような事態が増加する傾向にある・・・となると、日本の近隣国から日本の領土が侵されるというのを前提としている・・・そうなると、竹島を奪還しなければならないね。竹島問題について|領土・主権対策企画調整室 とか尖閣諸島|内閣官房 領土・主権対策企画調整室 とか北方領土問題について|領土・主権対策企画調整室 ふむ・・・竹島と北方領土は奪還しなければならないし、尖閣諸島は堂々と利用できるようにしなければならないね。尖閣諸島には軍事基地を早急に設置するのが良いのではないかと・・・軍国主義者ならね。実効支配をする手っ取り早い方法ですからね。アメリカ様も・・・歓迎するかもね・・・政府の政策として、2020年までに軍事基地を設置するとかやれば面白いかも・・・政府にも緊張感が出るはずですね。沖ノ島に強襲揚陸部隊の訓練施設を置くとか・・・稚内あたりに、寒冷地戦闘訓練施設と強襲揚陸艦の数隻でも配備して、網走までの海岸で上陸演習でも繰り返して、各地に小さな駐屯地を置いて、準戦時体制のような雰囲気を作り出すとか・・・オホーツク海沿いの振興にもつながるかもね。

 こんな具合に、日本は敵国に囲まれているわけですから・・・外交が重要なはずなんですが、軍備を本気でする度胸は無いし、外交を本気でするでもないし・・・中途半端なんでね。

 明らかに、いま本気でやらなければならないのは、財政再建、そして外交・・・しかし外交をしないで、さらに日本の近隣諸国との外交に負の影響が出そうな戦争法案を無理やり通そうとしている・・・アメリカ様は、基本的に内政に関しては公式見解を述べませんから・・・検討しているということに関しては、歓迎するとしか言わない・・・歓迎する=喜んでいる・・・とは違うのにね。とりあえず良いのではないですか、我々は関心はあるけど、その内容に関しては言及しないという意味合いのようですからね。どうなる日本・・・昭和5年の日本では戦争の気配は余りないですが・・・木戸日記の続きを・・・

 さて、いよいよ宮内省への転出ですね。10月27日に明日の閣議で決定・・・すでに、近衛君との話で決定・・・閣議って決定事項のお披露目なんですね・・・儀式に過ぎないということなんでしょう。食事の席かゴルフの際に決まるようですね・・・内海男爵と清水家の相談ね・・・

 10月28の閣議決定があって宮内省秘書課長の木下道雄より電話1時半に出頭・・・分かっていても分かっていないふりで勤務ですかね?帰宅して着替えて出頭したんですから。宮内省秘書課長ね・・・木下侍従として知られていますね。

 木下道雄は内閣書記官を経て大正13年8月19日に東宮侍従になったようですね。どうやら、大正13年;1924年8月内閣書記官従五位勲六等と位階進級がそれのようですね。内閣書記官から侍従となると・・・宮内と政府の連絡役でもしてたのかね?しかし、この時点では、宮内大臣官房秘書課長へ転出・・・侍従ではない・・・再び侍従になるのは戦後ですね。

 ん?大正13年に東宮事務官に移転していますがその前は、対支文化事業調査会幹事をやっているようですね・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 田、木下、河田三委員失格 大正十三年八月 となっていますから・・・ふむ・・・

 対支文化事業調査会は大正12年;1923年12月20日に勅令527号により設置された機関ですね。戦前の外務省の文化事業に関しては、なんだか・・・文化の押し付けのような感じですからね・・・公民化教育のサブセットみたいな感じでね・・・一応は・・・義和団事件で支那から受取る償金を支那のための文化事業に使うわけですから・・・対支文化事業特別会計法で大正12年4月1日からの実施ですね。まあ、文化的な侵略を基本にしているわけですけどね・・・近代デジタルライブラリー - 事変の認識と教訓 6コマ 欧米諸国の対支工作 これ以降を眺めると、なんとなくね・・・日本の支配下に入れるための工作を考えていたわけで・・・手法は変わらず、魂の方は変わったのか?が問題ですが・・・国益を最優先に!と叫んでいるから、ここでも戦前の魂が変わっていない可能性がある・・・日本の援助は危険だということかね?

 しかし・・・人脈系の物を見ているんですが・・・どうも、木戸幸一君はこの時点では中心的なプレーヤーというより、駒のような感じですね。時代の中で流されているが、その渦の中心へと巻き込まれていくような・・・どうやら、基本的な人脈がそのように構築されていて、時代の流れの中で中心的なプレーヤーへと・・・歴史を司る神の手で拾い上げられてしまうというか・・・そんな感じですかね?

2015.09.02

  

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