現在をうろうろ(1184)
日本貧窮者経済新聞
 フルートの音を支配するものは?そして、ますます怪しくなるフルートは・・・

 フルートの音は何によって支配されるのか?なんって、考え始めてしまいました。フルートを良く鳴らすには・・・というやつなんですがね。何しろ、色々といじって遊んでいますから、音質との関係を理解してやろうと思うわけです。

 ふと、歯医者の椅子で暇だったので考え始めたんですが・・・フルートの音は、ビール瓶を吹いたときに出る音とは明らかに違うという事ですね。・・・つまり、息が管の中に入っている。息が管の中に入らなければどんな音がするのか?なんってね。結果は、フルートの端の開口部をガムテープでふさいで、得られた音は・・・5B♭+50cent、6E♭-50centぐらいの音が出るようですね。こんなことが分かったけど、何の役にも現状では立ちませんが・・・少なくとも息は管内にも入り込んでいて音を出していて、閉管として機能したらこんな音と判明・・・中に入る息と外を流れる息があることは明白になりましたね。まあ、一般に知られていることですが、確認したくてね。これで納得・・・納得したからと言って何が変わるわけでもないですがね。ヘルムホルツの共鳴器になっているのかね?とか気になるわけです。932Hzと1244Hz位ですかね?共鳴管や共鳴器に関する知識が無いのが問題ですが・・・そのうち文献資料を漁るとしましょう。

 ついでに、ピンセットがあって、ガムテープがあったので、歌口の内側に張り付けて音の出方を試したり・・・こりゃ、パテとかワックスを盛って削ってみるとかやってみると面白いかもしれないとか始まりそうです。ここで気になるのが・・・車のエンジンのいい加減な知識・・・歌口の中に入った空気の挙動・・・車のエンジンのシリンダー内に入った混合気はシリンダー内で垂直な渦を作るスワール、クランクシャフトと水平に渦を巻くタンブルってのがありますが、息を吹き込んでそれが右へ流れることになるから入るときはタンブルで、そのまま旋回しながら右へ流れていくのか?なんってね。ただ歌口の中に入る空気の量はかなり少なそうですね。昔々、車のエンジンもいじってたのでね・・・

 そんなことを考えながら、ガムテープをペタペタ・・・音が出にくくなったりして興味深い・・・この遊びの間は最低音のCを出すことが多くて・・・なんとなくこいつが出にくい、タンポは古いのがそれほど悪くなっていないと判断して、C♯とCそのままになっています。一応は音が出ますが、反応が鈍いというか力がいる・・・他のキイと違うんでね。他のキイのタンポは概ね例のスーパー・レジ・パッドになっていますから・・・というわけで、ハンドクリームを冗談でつけてみると・・・かなり改善・・・OKですね。どうやらタンポのスキンがしなやかさを失うと密閉度が悪くなるようです。どうやら、ガサガサの手とリングキイとの関係ですかね?・・・しかし、どんな具合に全閉になるのか?気になりますね。何しろ、自己責任ですし・・・上手くいかないからっていって、専門家のところへ持ち込むつもりは更々ないですからね。

 だんだん良くなってきましたね・・・どうやら、スキンにハンドクリームがしみ込むのに時間がかかるようです。ハンドクリーム自体が貢献するのであれば、塗った瞬間ですね。しみ込んだらハンドクリーム自体が表面から減るから、元へ戻る。時間がたつとよくなるから、浸み込んでしなやかにしたという事ですかね?あとは、こいつが破れなければOKですね。破れたら・・・例のタンポに改造で良いでしょう。

 しかし、人間の手ってのが汚いんですね。こうしてキイの部分を分解すると、人間の汚い手に触れなかったところってのは、わずかな酸化被膜があって、それを取り除くと新品の時の荒れていない面が現れますからね。人間の手は洋銀を溶かす力を持っている・・・というか、人間の汗と手垢にまみれると錆びるという事ですね。銀は硫化しやすく、メッキ層に小さな穴があるから、その穴に手垢が入って洋銀と銀の間を電解質がつなぐと電池になって腐食が起こる・・・クロームメッキなどにはよく、赤茶色の点々が出てきますね。あれって、閉孔剤とかで回避するんでしたっけ・・・銀用の閉孔剤はあるのかね?

 まあ、きれいに手垢と汗の混合物を水とアルコールの混合物で拭き取って、乾拭きすればよいのだろうと思いますね。あとはキイシステムのジョイント部分の給脂を怠らなければ問題ないと思いますね。

 しかし、数年ごとにタンポ交換ってのがね・・・ああ、1時間も経つとハンドクリームの効果か?音が出やすくなった・・・良い子は交換ですね。私は悪い子だからいい加減な事を試しちゃいますからね。数日たっても調子が良ければ、修理に外注する予定のない奴は・・・ハンドクリーム処理をしても良いでしょうね。私は、革製品はたいていハンドクリームをつけちゃうのでね・・・人間用の保皮革オイルだね。

 さて、 近頃はネットで注文すると、翌日か、翌々日には届くので便利ですね。冗談で。フリーサイズの指輪を注文ししました。別に銀製に奴が、こりゃ悪くない値段・・・スターリングシルバーと思われる奴・・・いくつか買わないと送料が高くつくのでね。送料は商品の価格の半分か3分の1ぐらいが良いですね。というわけで、余計なものも買いつつ注文するわけです。

 無駄遣いは豊かさを実感できるので大好き!財布は傷心気味・・・

 近頃のフリーサイズの右の青い指輪の類は、シリコンゴムで綴ってあるので問題ないはず・・・ふつうの輪ゴムは硫黄分が架橋剤に使われている可能性が高いので、銀との親和性が宜しくない・・・バネがダメになったのか?不具合を輪ゴムで修正しようとすると、輪ゴムの硫黄分が銀メッキ層に悪さをするようです。オークションの商品の中に、この手の痕跡があるものがありますからね。

 私の奴は、基本的にボロボロ・・・そりゃ手入れをきちっとするとそれなりの物になりますがね。上の奴は、すでに、私が食えなくなったらストリートミュージシャンで目立つことを考えての営業用の物に化けつつあります。

 右上のがそうです。300円ほど、送料が700円では買いにくいので、別にいくつか買い込んで、予定の金額になったので買い込みましたが、なかなかよろしい・・・結構派手だね。銀製の指輪も悪くないが・・・

 silverのリングも買い込んで・・・こいつは正確には15.5号程度になるのかね?リッププレートのところに接したので、ボール紙をはさんで適当な位置に固定・・・フリーサイズの大きなリングに啓発されて、青いブレスレッドがあったので、ちょっと二重に巻いてみると悪くないね。冗談で色々と巻いてみたわけですが、結構面白い!

 頭部管は、1回ペーパーをかけてなめらかにして軽く磨きましたが、洋銀は銀を磨くより手間がかかりますね。手間を考えたら・・・ムラマツのEXは割安ですかね?

 まったく馬鹿みたいですが・・・ストリートミュージシャンにはよさそうでね。目立たなければならないなら、目立つための努力をするのが正しい・・・しかし、かなり重くなりますね。冗談で巻いたブレスレッドは、足管の先へ移動、すると、かなり重心位置は改善されましたね。よって、重さをそれほど意識しないで済む・・・

 C足管のフルートの重心位置は左手の親指のBキイの辺りにありますから、ここ一点で支えて水平に釣り合うようにすればOKですね。H足管のフルートの重心位置は、ここから右へ3cmぐらいずれますから、C足管のフルートとは構が変わることになるようです。まあ、何でも慣れですかね。たぶん、C足管からH足管付きに持ち替えた違和感を調整するために、クラウンを重いものに交換するとかはそれなりに効果があるのでしょう。

 上の写真のようにゴテゴテとつけると、頭部管側が重くなるので、普段の重心から大きく頭部管側に重心がずれるので、右小指でD#レバーを通常より大きな力で支えることになりますね。リッププレートに触れる唇への圧力が通常より小さくなるので、しばらくは下唇の変形の程度が通常より変わるので、音が変わりますね。あ!変わった・・・ってくらい違うんですが、しばらく吹いていると、どうやら、好みの音が出るようにしちゃうようですね。つまり、右の小指の働きが強くなって、いつもと同じ程度の下唇の変形にするか、新しい変形の度合いが好みならそちらへと・・・勝手に手が試行錯誤をして好みの音の方へシフトしていくようですね。

 したがって、重心位置の異なるフルートを吹くと唇の変形があって、いつもと違う感じを受けて、心地よい音が出るようになるのであれば、唇に働く圧力を右の小指が調整していくことになるようです。どうやら、これがフルートを買い替えると、それなりに進歩する原動力になるのではないかと思うわけですね。

 一応、頭部管側を重くすると、下唇への圧力が小さくなるので、息のビームの形が変わるようです。私の場合は、音の明瞭度が良い方に変わったので、どうやら、ほかのフルートを手にしたときに、右手の親指の働きが強くなって、同じ効果を唇に与えているようです。ふむ、H足管付きのムラマツの9Kを吹いて違和感を覚えて、それが普通になった時に、ほかのフルートでも音が変わったのは、どうやら、こういったことが起こっていたのか?なんって・・・いまさらながら考えるわけです。今度は、9KのH足管付きとは反対の重心移動でしたからね。

 どうやら、左手の親指辺りを不動点として、右手の小指と親指の働きで下唇の形状の調整ができるという事のようですね。今、鏡に向かって馬鹿なことをしています・・・下唇の形状を表情筋でどの程度変えられるのか?私の場合は上唇はある程度変形できますが、下唇は余りうまく動かない・・・練習すれば違ってくるかもしれないが・・・下唇に働く圧力を右手の親指と小指で変化させて変形させれば良さそうだと・・・とりあえずの結論ですね。

 あと、フルートの重さの限界は、右の小指の力次第ですかね。右手だけで支えることになるC#右の奴ですね。これで支え切れない場合は演奏不能になるわけですかね。これがたぶん、演奏可能なフルートの重量を決める大きな要素と考えられますから、ヘビー級のデコフルートの使うなら、小指の筋力を鍛えることになりそうですね。

 音の方は、基本的に洋銀の鳴りの良いフルートですが、高次倍音は減る傾向にあるようですね。ちょっと抑えられた気がしますが、計測結果ではないですから気分的にね。ただ、下唇の形状の最適化というやつに気づいたので、音の明瞭度は・・・他のフルートでも向上したようです。しかし、もっとフルートを馬鹿っぽくするには何をやろうか?長い鎖でも付けて背負えるようにするか?演奏中は邪魔だから腕に巻き付けるとか・・・一般的な装飾品のバリエーションはほぼ使い尽くしたかな?これ以上の物をつけるとなると大がかりな改造が必要になりますね。一応、ヘッドクラウンの交換の効果がどうやら重心位置を変化させて下唇の形状の変化を起こす事によるものだろうと・・・今回の成果はこんな所ですかね。

 リッププレートとヘッドクラウンの間に突っ込むキラキラ系の指輪でも探すか・・・なかなか、怪しくするのは難しい。それより、音が思ったより変化しないのが面白くないね!なにか、劇的に馬鹿っぽさを発揮できるアイテムは無いか?

2015.08.26

  

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