現在をうろうろ(1172)
日本貧窮者経済新聞
 アメリカの最新の艦船と戦略と・・・?

 米国の戦略というのがよくわからないというか・・・可能性としての大規模侵攻作戦に必要なハードウエアというのが気になるわけです。戦争を手っ取り早く片付けるには、兵力の集中ということになりますね。一挙に片を付ける・・・単純ですね。航空母艦・シーベース・強襲揚陸艦・そして、上陸前の砲爆撃・・・爆撃よりも効率の良いものは、超電磁砲と呼ばれるものがよさそうでね。射程200km、秒速2kmで砲弾を送り込む・・・私にはこの仕様が実用性はないと思ったが・・・200km先を照準することは困難・・・だって、与えた運動量と方位角と仰角で途中で受ける外力を計算しての射撃・・・すばる望遠鏡の架台並みの精度を持った砲架が必要になる・・・大地に固定されたものでなけれならないが・・・船に積んだのでは・・・波などによる加速度などの影響まで現れますからね。

 大和の主砲で35kmでおよそ1kmほどの散布界ですから・・・200kmであれば推して知るべしですね。まず当たらない・・・誘導するなら別でしょうが・・・それなら、ミサイルでもよいはずですがね。しかし、開発している・・・射程200kmってのが気になりますね。

 なんとなく、シーベースなんかもこのぐらいの距離まで進出させたくなりますから・・・投射するものはJDAMのような誘導爆弾でしょうね。高度数千m程度のところでばらければ、あとは勝手に誘導する・・・

 どうやら、レールガンは・・・Wikiによれば・・・2014年4月7日、アメリカ海軍は、2016年会計年度中にレールガンの試作機を最新鋭の高速輸送艦ミリノケット(USNS Millinocket(JHSV-3))に据え付け、洋上での実証試験に入ると発表した。・・・そのミリノケットはスピアヘッド級共同高速船・・・右の型の船と思われます。軽合金製の双胴の高速艇・・・一応、輸送艦ですが通常の海上輸送指令部の管轄ではなく、海軍が運用するようですね。43ノットも出る高速艦・・・こいつに、ガスタービンエンジンとレールガンを積み込んでのテストということになるのでしょう・・・15〜30MW程度をレールガン発射に回せれば、毎分6 - 12発の連続射撃が可能・・・とか書いてあるから・・・

 この艦が建造されているのは・・・Austal社の造船所で・・・30°41'02.6N 88°01'58.2W - Google マップ ここですね。衛星写真の時期からするとこの艦は・・・USNS ブランズウィック(T-JHSV-6)ですかね?ここでは沿海域戦闘艦も作っているところですね。レールガンのテストも2016年予算で・・・ということは、シーベースなどと足並みをそろえての開発のような気がしますからね。

 レールガンを積み込むことになるのは・・・ズムウォルト級ミサイル駆逐艦だということで・・・これは、左のような艦ですね。この艦のコンセプトの中には・・・巡航ミサイルおよび短距離弾道ミサイルによる対地精密火力投射、および水陸両用作戦部隊等に対する持続的な火力支援の提供による戦力投射と他の海軍部隊および統合作戦部隊の支援、シーレーン維持、重要港湾・空港の防護のため、陸上・洋上・水中・経空の各種脅威目標の撃破ないし無力化による戦闘空間支配・・・という考えがあるわけですから、間違いなくシーベースを構成することになる艦であろうと思われます。

 レールガンで毎分12発5秒ごとに砲撃を行えば・・・200kmの空間を超えて・・・まあ。悪くないでしょうね・・・この艦が建造されているのは・・・バス鉄工所で43°54'13.5N 69°48'40.8W - Google マップ ここですね。

 シーベースの辺りにこの手の艦が遊弋することになるのかね?そして、空母が近辺にあって・・・ここと、揚陸地点の間にイージス艦が回廊を作り・・・そこを強襲揚陸艦が往復することになる。

 高速輸送艦のミリノケットはどうやら海軍と陸軍が共用する形になるようですから・・・海兵隊が先鋒を務め橋頭保を確保して、侵攻し、港湾を制圧したら・・・陸軍が上陸していくことを考えている?

 にぎやかに詰め込んでみると左のような感じになりますかね?しかし・・・ちょっと変だな?このズムウォルト級ミサイル駆逐艦は、ステルス艦ですからね・・・シーベースの随伴という感じではない・・・機動揚陸プラットフォームと随伴する艦ではなさそうですね。もっと沿岸まで寄っての射撃なのか?50kmほどの距離だと1分間に20から30発も打てるかね?

 一応・・・Mk 45 5インチ砲が毎分20発、最大射程が24から37kmですから・・・発射速度が同じくらいで、射程が50kmほどもあれば良いということになりますかね。地上のレーダーでは捉えることは困難な距離ですから。

 やはり、機動揚陸プラットフォームの辺りからの長距離射撃となると・・・タンカー改造で電力容量の大きな艦でも作って何基かのレールガンで射撃を続けるとか・・・そういったものの方が理に適っているような感じですからね。何しろ、着弾は自艦のレーダーでも確認できない距離になりますからね。GPSなどによる誘導ということになるから問題はないが・・・ミリノケットで実験を行うようですから・・・搭載艦の選定を後回しにするのかね?

 どうも・・・アメリカ様の艦隊はよく考えているようですから・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君の叫ぶ、アメリカ様のイージス艦が単艦で現れて、ミサイル攻撃を受ける、それを自衛隊の艦船が助けるような状況は起こりえないような気がしますが・・・

 基本的には、一人で帰るのが怖くて、アソウ君と帰り、殴られる予定の僕ちゃんが殴られないで、アソウ君が殴られそうになるのを、僕ちゃんが助けるなんって・・・馬鹿げた与太話を語りましたからね。さっさと殴られちまいな、そうすれば、アソウ君だって助けることができる・・・なんだか、単なる意気地なしの弱虫が・・・パパを僕が助けるからね・・・と小さな晋ちゃんが言いました・・・そんな感じに聞こえますからね。

 お子ちゃまの話なら良いですが・・・一国の総理大臣ですからね・・・なんだか、馬鹿らしくなってくる。米軍が日本の自衛隊を輜重輸卒として協力することにしているようですから、それでよいのでは?別に一線に出て戦闘をしなくても、憲法と日米安全保障条約の枠内での協力ができるようになっている・・・どうも、近頃は弾薬の中に核兵器なども含まれることになったみたいだし・・・まあ、もうじき戦争法案は可決されて、日本は戦争へ向けて大きく踏み出すことになるのでしょう。

 アメリカ様はとりあえず戦争上手ですから、大がかりな戦闘をやるつもりは当分ないのではないかと・・・問題は日本ですね。自衛隊の海外派兵の場がね・・・ソマリアの海賊退治で、ジブチに基地を持ち・・・こいつからの撤退はなさそうだし。南スーダンの原油に関して・・・中国のスーダン経由での輸出に対抗して、ケニヤ経由での輸出を考えているようだし・・・中国との利権の衝突は近くなってきたような気がしてね。

 どうも、外交は下手で・・・首脳が話ができないことがばれているから、右翼の軍国主義者の安倍晋三君は交渉事には持ち込めない・・・次官・閣僚級で決められたことを、自分が決めたかのように語ることしかできないことが・・・平成27年4月29日 米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで・・・

 ここで皆様にご報告したいことがあります。一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相と会って、協議をしました。
 いま申し上げた法整備を前提として、日米がそのもてる力をよく合わせられるようにする仕組みができました。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みです。
 それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。

 だって・・・ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相が協議して27日に決まって、28日にこの件に関して単にオバマ大統領と確認しただけじゃん・・・防衛省・自衛隊:日米防衛協力のための指針 ここの日米防衛協力のための指針(2015.4.27)で、平成27年4月27日、新たな「日米防衛協力のための指針」が日米安全保障協議委員会(2+2)で了承されました。・・・なんですが、昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。・・・ときたものだ・・・。

 内容は・・・日本が外交自主権を放棄したようなものですね。そして、報道管制をすることが明記されている・・・楽しいガイドライン・・・近いうちに決められない日本政府にアメリカ様の連絡室でも置かれるのではないかと・・・所詮、日本はアメリカ様の二次団体の地位が欲しいようですね。困ったものです・・・でも、首脳外交の能力からすると、仕方ないのかもしれませんね。サミットでも口をはさめなかったようですし・・・サミットは次第はあっても、台本がない会議ですからね。

 台本がないと会議ができない・・・したがって、四方山話ぐらいしかできない・・・オバマ大統領はそれを理解して、2015年は行動したから、右翼の軍国主義者の安倍晋三君は、心地よく訪米の旅から帰ることができたというだけのようですね。完全に手の上で右翼の軍国主義者の安倍晋三君は踊って帰ってきた・・・戦後70年だから、絶対に第二次世界大戦メモリアルに行くと思っていたら予定にないから、オバマ大統領が連れていく羽目になったし、前日に配られた大統領晩餐会のメニューに目を通していなくて、ミニコンサートの存在を知らなかったようだし・・・さらに、晩餐会で食器類を御土産にしたみたいだし・・・一般論として、大統領晩餐会では食器類を御土産として持ち帰るゲストがいるという報道でしたが・・・果たして、真相は・・・気になりますね。育ちが悪いのかね?

 飲み屋の姉ちゃんとか、その常連のようなことをしたとか?・・・真相はやぶの中・・・久々に、映画 羅生門 でも見るか・・・

2015.08.21

  

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