現在をうろうろ(1171)
日本貧窮者経済新聞
 フルートって不思議な楽器・・・(3)

 フルートって、不思議な楽器だと思うんですね。ちょっと高すぎる・・・中国製のフルートと、中国製のソプラノサックスを並べて悩むわけです。

 右のような感じですね・・・7718円の新品のフルートと2万5千円弱のソプラノサックス・・・どちらも値上がりしていますが・・・一応、指使いは似ていますね。部品点数はフルートに比べるとはるかに多くで3倍の値段・・・複雑さからすると・・・フルートは完全に分解しても簡単に組み上げられますが・・・サクソフォンはかなり気合を入れないと私には組めそうもないですね。

 まあ、数回分解・組み立てをすれば慣れるかもしれませんが・・・ちょっと、現状では調子も良いのでいじる気はしないのでね。

 材質はどちらも銅合金で材料単価は大差ないでしょう・・・フルートはかなり割高・・・この2つの楽器がヤマハ製だと・・・軽く10倍のお値段・・・サキソフォンは国産品は高くて私には買えない・・・じゃなくて・・・

 中国製のこのフルートには、コルク・グリスが付属しています。もちろん、サキソフォンにも・・・サキソフォンにはコルクがまかれている部品がありますから。そして、クラリネットも・・・中国製のフルートのコルク・グリスは、管と管をつなぐ部分に塗ることになりますが・・・日本製のフルートにはグリスは不要、塗るな!って感じですね。この差は何?って思うわけですね。

 中国製のフルートには・・・管の端に付けるカバーがついていました・・・これって、あまり気にしないで放り出しておきましたが・・・ムラマツの9Kにカバーが付いていて、イタリア製のスクールモデルにもついている・・・

 左の写真の物ですね。たぶん、このカバーは・・・グリスを塗った管が埃を呼ばないようにつけられているのではないのかとね。中国製の安物にはグリスが付属している・・・塗ると、埃を呼ぶ・・・クラリネットやサキソフォンだとべたべたに塗らなければ、さらっとしたものですね。コルクがグリスを吸いますから・・・はみ出してくるほど塗ることはないはずですしね。

 気になるのは、ムラマツの9Kにこのキャップが付属する理由がわからない・・・

 右の写真のようにカバーがある・・・たぶん、9Kはグリスを塗ることはないはず・・・

 どうも、理不尽・・・?このカバーに意味があるのか?ってね。確かに、こいつがあると、高級感や・・・管の抜き差しに気を使うことになりますね。時々外し忘れて組もうとして驚きますが・・・ああ、そうだった・・・ってね。

 イタリア製のフルートには実は、このコルク・グリスが必要なんです。理由は・・・つなぎの部分の表面加工にあるようです。つまり・・・それほど抜き差しが楽になるような加工がなされていないから・・・ということのようですね。伝統的な仕上げと扱いがグリスを使うということだけのような感じなのか?このあたりの詳細は不明ですが・・・不思議な感じ・・・フルートは木管楽器なのでね・・・そしてサキソフォンも・・・サキソフォンは・・・サウンドホールを押さえやすくするために、キイカップから延長したキイがあったり、指が届きやすいようになっていますね・・・過去には、そういったフルートがあったし・・・プラスチックのフルートには、その部品がありますね。

 しかし・・・金属製の今売られているフルートにはそういったものはないですね。従って・・・近頃の大きな進歩はほとんどない、ピンレスとか機構の微妙な変更とかですかね。本質にかかわる部分はほとんど変更がないですね・・・そして、気になるのは・・・私は、近頃のピッチの高いクラシック音楽があまり好きではない・・・というだけの話で・・・どうも、古いA=440Hzかそれよりl低い標準の物が好きなのかな?なんってね。なんだか、あまりムラマツの音が好きでなくなっているというか・・・銀の音があまり心地よく聞こえない・・・理由は不明・・・なんとなく、管が高次の倍音成分を殺してしまうような気がしてね。洋銀の音が好き・・・ムラマツのキータッチは好き・・・よって、M-85を手にすることが多くなるのか?

 現行品のムラマツフルートにはほとんど触れたことはないのですが・・・ちょっと気になります・・・しかし、買えない・・・買ったら?たぶんEX・GX・DS・SRが欲しくなるから・・・200万円コースへ・・・こいつはさすがに無理ですからね。ただ、気になるのは・・・ムラマツの管にお気に入りの音がする頭部管の組み合わせがよさそうな気がしてね。確かに、ムラマツのメカニズムはよくできていると思いますからね。

 なんだか、まとまりがつかないですが・・・ムラマツの音があまり好きではない・・・悪くないが・・・そういえば、そろそろガーシュウィンの楽譜が届いてもよさそうな時期だが・・・ガーシュウィンの音楽にはよく合う気がする・・・さて、どんなものなのか・・・やはり、洋銀のきらびやかな倍音が好きなのかな・・・?キイメカニズムは音への影響はほとんどなさそうな気がするし・・・それより、ヘッドジョイントの部分の差が明らかに大きいと思いますね。なんとなく・・・洋銀・銀・金(9K)を比べると・・・・洋銀が好き、次が9K、銀が面白くない・・・そんな気がしてね。たぶん、管の硬度の問題かと思いますがね。

 フランスのアマゾンでフルート関連を眺めていて・・・フルートのタンポがワンセット3ユーロぐらいで出ている・・・400円だよ・・・日本ではどうしてこういったものが売っていないのだろうか・・・?残念ながら、日本への出荷はしていないか・・・

 運指のスタンプが売られていますね。こいつをペタペタ押して押さえる場所をぬりぬりするのか・・・日本でも売ってるのか?まあ、使わない気がしますが・・・面白い!とか・・・余計なものばかり見ていますが・・・やはり、文化の違いを色々と感じますね。

 しかし・・・フランスも、200ユーロ程度のフルートが入門用ですね・・・学生はこういったものを使うようです。ヤマハの211クラスは高級品・・・日本のミヤザワなんかはセミプロ用・・・どうも、アマゾンで売られている奴は学生用のものばかりみたいですね・・・英国のTrevor James これがよさそうですね・・・

 ヨーロッパでは、あまりムラマツは流行っていない・・・米国ではなかなか大したもの・・・なんで?やはり音の問題なのかなんってね。ただ、徐々にムラマツの音も私のところではおとなしくなってきましたね。基本的には、息で随分と音がコントロールできるものだと思うわけですが・・・それでも、なんだかM-85、リッププレートのみ銀の音が好きですね。初代ムラマツの音も好きですが・・・なんだかね。私自身が安っぽくできているのか?旧式なのか?

2015.08.21

  

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