現在をうろうろ(1157)
日本貧窮者経済新聞
 大東亜戦争の開戦への道(7)

 やれやれ、フルートばかりいじっているので読書する時間があまり無い・・・まあ、楽しければよいわけですが・・・国会では戦争に向けた議論が進んでいるようですね。馬鹿みたい・・・周辺に仲の良い国がない日本・・・それをさらに推し進めるために、周辺国は鬼畜のように扱われているのかね?中国も怖い・韓国も怖い・北朝鮮も・・・台湾も中国と関係が改善されてきているから怖いとか?さらには、沖縄も怖い・・・沖縄を米国に売ってしまったら?なんって過激な考えを・・・そうすれば、アメリカ様は沖縄というお隣さんになれる・・・?右翼の軍国主義者の安倍晋三君は何を考えているのやら?さて、木戸幸一日記を眺めるとしましょう。

 さて、内海勝二男爵のところへ行っていますね。長州藩氏で禁門の変に参加した父親の内海忠勝が男爵に叙せられ、それを明治38年に継いでいますね・・・一応、知らない人は系譜も辿らねば・・・この人物・・・鳥取県の田後漁港の改修に関して請願委員会での発言がありますね・・・ふむ・・・請願委員会か・・・現行制度と帝国議会では慣習上の連続性がありますから・・・ちょっと、寄り道するかね・・・法律起案権や建議権などとの兼ね合いか・・・

 内閣の法律起案権か・・・これって事実上無いのでは・・・だって・・・平成27年4月10日 第49回 国家公務員合同初任研修閉講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これを見ると・・・

 霞が関の机にしがみついているような役人は、もはや要りません。国民のための行政を進めるため、現場に足を運び、現場に根差した国民の声に耳を傾ける。それこそが、「行政のプロ」たる者のあるべき姿であると考えます。

 こんな風に明言していますからね・・・本来の議会制民主主義の場合は、地域代表である衆議院議員が各地の事情を担いできて議会へ放り込む作業をして、法案を作り出すはずだと思っていましたが・・・霞ヶ関の官僚が、国民の声に耳を傾けて・・・法律の起案権を内閣を通じて行使しているみたいですからね・・・?・・・請願委員会と外れ始めているけどいいか・・・

 内閣の法律起案権が形式的なもので、その実が官僚によって起案されていると仮定すると・・・たぶんそうだと思うが・・・どのような法案になるかは・・・そりゃ、国家組織が作る法案だから・・・組織型の統制型の法案になるのが当たり前ですね。民意の反映は、どうやら・・・現状では考えにくくなっている・・・国家統制が強い社会へと移行していくと思われますね。こりゃ、笛でも吹いて遊んでいるしかないかな?

 さて・・・清水博春君の最近のトラブルね?何かな・・・ああ。伊藤博文公の次男で男爵ですね。どうやら・・・1931年3月1日に名古屋市熱田神宮境内ひょうたん池畔にて首つり自殺・・・ということになるようです。この直接の原因になるものが・・・話題になっていた。このあと、5月ごろまでの様子をチェックしてみると、長男の公爵家を継いだ伊藤博邦公のところへ行ったりと・・・していますね。この自殺の原因は不明ですが・・・とりあえず、自殺に追い込まれるようなことになっている・・・その相談が来ていると言う事は木戸幸一君は伊藤公爵家からの信認が厚いということですね。ちょっと・・・博春・・・?不明ですね。

 とにかく3月4日の夕刻には名古屋で荼毘に付された遺骨が東京へ到着しています・・・遺骨か・・・

 そういえば、国会で遺骨収集に関する専門チームの法案が提出されないとかニュースでやっていましたね。たぶん、これは安全法制が通過したあとでの話しになるのでは?理由は単純です・・・いまさら、専門チームを作っての遺骨収集が可能かどうかの問題。熱帯の遺骨収集ってのは・・・日本人の戦死者の遺骨であることを判断する基準も問題になるし・・・収集した遺骨を千鳥ケ淵戦没者墓苑から移動したりもしましたしね。気になるのは・・・前の戦争の後片付けの話より、次の戦争の開始の話が先行しているのが気に入らない・・・

 過去の戦争を無かったことにしたい政府が、過去の戦争の後片付けより、未来の戦争の準備を始めている・・・過去の戦争の後片付けが後回しにされている。しかも、これを組織的に行なおうとする動きもあるとなると・・・この法案が後回しになるのは・・・理由は1つしか考えられませんね。

 未来の戦死者の遺骨の、遺体の運搬のためのチームの構築ではないですかね・・・ 米軍の戦死遺体の送還のための組織・・・Mortuary Affairs - Wikipedia, the free encyclopedia これでも作ろうとしているのではないかと・・・どうやら、戦争法案が通ったら本気の戦争を・・・法案が通れば戦争で・・・戦死者が出ることを想定しての法案がたくさん議会を通るようになる・・・

 順序としては、この可能性がありそうな気がしますからね・・・すでに本気の戦争準備・・・日本の場合は遺体をそのまま運ぶことは少ないのかね?荼毘に付す・・・まさか、昔々オウム真理教で開発したという、マイクロウェーブによる火葬炉・・・こいつのようなものを装備するのかね?

 徐々に、自衛隊が人殺しと殺されるための準備が進んでいる可能性が高いですね。まあ、昔は・・・死んだら国が祭祀を続けるということで、靖国神社に合祀する事で終わらせたのでしょうが・・・遺体の回収が必要な御時勢なのでしょう・・・しかし、イスラム国との戦いの中でなくなられた方のご遺体はどうするつもりなのやら?近頃は忘れ去られてしまったような感じですね。

 今年の夏が過ぎると・・・あとは戦争へ向かって進むことになりますね。たぶん、資源関連の商社の株価が上昇するのではないかと・・・そして、どこぞの国での資源を巡って・・・武器が輸出され、やがて日本軍も進駐するようになるのでしょう。なんとなく・・・この手の戦前から戦中の活動についての責任を取らされる予定で、岸信介の東條内閣への入閣が決まったのではないかと・・・商工省の人間の天下りがすでに昭和5年の時点で進んでいますからね。すでに、商工省の実働部隊は配置についている。

 ちょっと気になるのは、岸信介が何故満州へ行く事になったのか?昭和5年の時点では小物過ぎるようで木戸幸一日記には現れてこない・・・じゃなくて・・・まさか、右翼の軍国主義者の安倍晋三君は戦争のために組閣させられている?その責任回避のために、自分の判断で戦争を始めるのではなく・・・法律の規定に基づき宣戦布告・・・悪いのは法、僕ちん仕方無しに始めたんだもの・・・悪いのは僕じゃない!って言いぬけるための法案ですかね?

 原発の再稼動の話も・・・結局は政治家の判断ではなく・・・他人任せ・・・責任の所在をわざと分からなくしているようなものですね。そもそも、原発が全部止まったのだって法的根拠もないのに、津波恐怖症の爺さんが怖い怖いといって止めさせたんですからね・・・不思議な国、日本・・・じゃなくて・・・

 一応、昭和6年10月16日の日記に伊藤伯爵・清水男爵の窮状が示されていますね。伊藤公爵家もかなり厳しい状況ですね。井上公爵家が後見になるような感じですし・・・ということは、華族様方の窮状がかなり進行しているということなんでしょう。おおよその概要は分かりましたから・・・華族様方の窮状ってのもちょっと気にして読み進むとしましょう。

2015.08.13

  

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