現在をうろうろ(1126)
日本貧窮者経済新聞
 エルマウサミット首脳宣言は・・・?(29)

 一応エルマウサミットの首脳宣言を眺めていますが、戦争のできる国になることが事実上決まりましたから、ここでの首脳宣言を眺めてもほぼ意味がないような気がしてね・・・財政再建の名を借りて、戦争経済への統制を高めることになるのでしょう。そして、財閥が再び大きな顔をしての業界再編の動きが出ると思われますね。次は・・・不急産業に従事している人たちの転職の促進・・・このあたりまでできるようになると、次が徴兵制の導入ですかね?あまり、直接的な徴兵は簡単にはできないですから・・・軍国少年の育成から始まる・・・私学助成金に何かの抱き合わせでもするのではないかと・・・軍事教練とか行われる可能性はありますね。もちろん、人殺の適性がある人だっているはずですから、良い兵士になるかもしれないし・・・どうなることやら? さて、続きは・・・

 低炭素成長の機会への投資にインセンティブを与えるため,我々は,世界経済全体に炭素市場ベースの手法や規制手法などを含む効果的な政策と行動を適用するとの長期的な目標にコミットし,他国に対して,我々に加わるよう要請する。我々は,世界銀行を含む関連するパートナーとの緊密な協力の下,自主的参加に基づく,これらに関する戦略的な対話の場を設立することにコミットする。

 なんだか、日本を牽制するものみたいに見えてね・・・日本は、高効率の石炭火力発電所を広めることで、低炭素社会に貢献するつもりのようですが・・・残念なことに、より効率の良い発電所に置き換えることで、炭素クレジットの獲得を主たる政策に置いていることがばれているみたいな感じですね。火力発電所か・・・三菱日立パワーシステムズ・・・アジアで売りまくるとかやってますね。しかし・・・投資の流れの変革が起こりそうな気配・・・どうなるのか?

 しかし、戦争法制を成立させて・・・予防的な戦争も視野に入れているから・・・価値観を共有しない国はすべて敵ですね。どこまでが価値観を共有しない国か?このグレーゾーンもあるし・・・国益を前面に出すと・・・尖閣・竹島・北方領土にからむ全ての国が・・・国益からすると敵対する国の部類になってしまう・・・体制の違い、実効支配に関して・・・・これからすると・・・中国・韓国・ロシアの順で敵対関係が強いことになりそうだし・・・近隣には味方がいない・・・太平洋の彼方のアメリカ様・・・これって、凄い事じゃん・・・頼れる国が近くに無い・・・南へ行けば行ったで・・・かつての占領支配にあった国々・・・インド国民軍とも戦闘を交えているし・・・日本はアジアで信頼されている国なのか?それとも、何をするかわからない国に分類されているのか?

 かつて戦争を始めた東條内閣・・・その一員の岸信介の孫であることは・・・世界的に知られている・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君・・・そして、南進政策は・・・資源獲得ですから・・・岸信介の領分・・・どんな風に考えられているのか?満州での資源に関してもいろいろやっているようですから・・・しかし、不思議なことに、戦時中の公文書には資源関連で岸信介の名前がほとんど出てこない・・・どんな仕事をしていたのやら?そもそも、東條内閣は戦争を始めるだけの権限を付与されていなかった感じですからね?

 まだ、調査を始めたばかりなんですが・・・東條内閣は戦争を始めるために用意された表向きの内閣のようですからね・・・開戦は天皇大権・・・単に、開戦の責任を取らされるだけの2級の人材の寄せ集め内閣に見える・・・商工省の有能だが二級の官吏の岸信介の大抜擢・・・そんな感じにしか見えないのでね・・・天皇の政府という見方をした場合に・・・統帥権・大蔵省・外務省があって、そのちょっと下に内閣があるような感じですからね。内閣は国内雑務をこなすために便宜的に置かれた組織みたいな気がするんでね。変だね・・・?・・・すぐに脱線するのが問題ですね・・・余計な調査もしているのでね・・・続きは・・・

エネルギー
 我々は,2014年にブリュッセルで決定されたエネルギー安全保障の原則及び具体的行動へのコミットメントを再確認し,それ以降にローマG7エネルギーイニシアティブの下で達成された進展を歓迎するとともに,これらの実施を継続する。さらに,我々は,持続可能なエネルギー安全保障のための G7 ハンブルク・イニシアティブ,特にG7諸国及びその他の国々における持続可能なエネルギー安全保障を更に強化するための追加的な具体的共同行動を歓迎する。


 エネルギー安全保障ね・・・インドなどの中国との競合とかウクライナ経由のEUへの天然ガス・・・基本的にはロシア・中国・・・その他いくつかの国と仲が悪い国があるということなのでしょうが・・・とにかく、国境を越えた長大なガスパイプライン網が整備される中での利権の調停作業ということになるのでしょう・・・インドの場合はイランからパキスタン経由でインドへミャンマーからバングラデシュ経由インドとか・・・インドのニュー・デリーが内陸としであることによる輸送の円滑化の問題などを抱えているわけですね。結局のところ・・・自国一国だけでは・・・とかは無理ということですね。したがって国際協力・・・近隣国と仲良くしていないと、パイプラインを切断される可能性もある・・・日本なんか、絶対にだめですね。信頼関係の醸成がまるでできない・・・どうも、近隣国へ対する尊敬を持たないことで・・・国内的な信頼を勝ち得るパターン化ね?敵を作らないと求心力が得られない・・・ワンパターンですかね?

 しかし・・・日本も不思議なエネルギー外交を展開していますが・・・モンゴルからの石炭の価格は日本にたどり着くときには何円になるやら?・・・エネルギー安全保障 | 外務省・・・このあたりに外交成果が示されているみたいですが・・・?

 資源外交が下手すぎるのか?それとも業者任せで・・・首脳外交というよりは、単なる顔見世外交をやっているだけなのか?商社が準備して・・・初期コスト回収に時間がかかるという名目での公的資金の注入・・・実際には、採算ぎりぎりの貧鉱山を操業するとか?ちょっと気になるのは、この間眺めたチリの銅山・・・銅の相場も芳しくないし・・・

 そもそも、日本の天然ガスの価格は高すぎないのかね?天然ガスをそのままパイプラインで圧送するのと・・・一度液化してタンカーで運ぶという時点で大きな価格差が生じますからね・・・北米のオイルシェールも事業からの撤退が行われていますね・・・1000億円を軽く超える累計減損・・・なかなか悩ましい・・・エネルギー政策はあまり上手く行っていないようですね。

 近頃の天然ガス開発はずいぶんと進んでいるようですね・・・Floating LNG こんなのがある・・・洋上での天然ガスの採掘と液化までを行い、LNGタンカーで輸送するというやつ・・・34°54'37.6N 128°35'19.7E - Google マップ ここで建造されている船がそれのようですね。

 右のように液化プラントを積んだ船・・・着々と世界は新しいやり方を模索しているようです。日本は最先端を進んでいるというわけではなさそうですね。あれ?右のやつは櫓がありますね・・・これって石油採掘船?

 もしかして、左の大型船がFloating LNG なのかね?詳細が良くわからないのでなんともいえませんが・・・掘削船を大々的に建造していることは間違いないですね。

 どうやら・・・左の写真の左上のやつが・・・シェルのプレリュードというFloating LNG のようですね・・・全長488mとの事・・・韓国 キョンサン南道 コジェ市 - Google マップ ここで、艤装中のようです・・・

 日本はこういった船の建造はしていないのかね?そもそも、このフローティングLNGというものが・・・可能性は認めるが・・・未知の物ですからね・・・保険も現状では掛けられないような代物であるような感じですね。

 ただ、世界は資源獲得のために新しい手段を次々と打ち出してきているということですね。かなり脱線したけど、最新の超大型船の建造に関しての知見も得られたし・・・次は・・・

2015.07.20

  

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