現在をうろうろ(1073)
日本貧窮者経済新聞
 我が国の自衛隊は世界展開できる軍隊なのか・・・?(4)

 さて、北朝鮮への侵攻を考えるとどんな風になるのか?機動揚陸プラットフォームは現在2隻が存在しているようですね・・・そしてもう1隻が予定されていて2018年ごろには3隻体制になるようです。

 機動揚陸プラットフォームを並べてみると左のような感じになりますね。・・・とりあえず3隻・・・この機動揚陸プラットフォームの情報があまり良くわからない・・・多分・・・この3隻は・・・上から

ルイス・B・プラー USNS Lewis B. Puller
ジョン・グレン USNS John Glenn
モントフォード・ポイント USNS Montford Point

 ・・・だと思われます・・・まだ、建造中の?運用されていない艦もあるのですが一応2018年ごろまでには・・・運用が開始されるような感じですね。この機動揚陸プラットフォームとともに気になるのが・・・沿海域戦闘艦ですね・・・

 沿海域戦闘艦が相手にするのは・・・あれ?北朝鮮の兵力分布が変わっている・・・右の写真で・・・赤丸の部分の兵営が解体されている・・・良く見ると・・・この右の士官居住区域も解体されて屋根が無くなっている・・・ここは、かなりの数のエアクッション艇を保有していたはずなんですが・・・戦略が変わったのか?・・・座標は・・・

 39°20'07.32" N 127°25'47.59" E このあたり・・・

 あれ?北朝鮮が大きく変わっている・・・工業なども基盤が変わったのかと思われるほどの変化がありますね。順川のカーバイド工業が終わっているような感じ・・・完全に、南興の石炭液化プラントへと役割が移転しているような感じですね。無煙炭ガス化によるチュチェ肥料生産システム・・・肥料ではなく、実質的に中国が行っているのと同じパターンの水素をベースとした化学工業へとシフトしている・・・

 順川の工場跡地は何になるのかね?・・・

 あちこちで、兵の配置が大きく変わっていますね・・・これって何?あとで、ゆっくりと見ることにして・・・北朝鮮国内はだんだん私のお庭のような理解になって行く・・・実際の景色に、強襲揚陸艦や沿海域戦闘艦や、シーベースなどを非現実的に乗せておおよその雰囲気を見ると・・・左のような感じですね・・・海岸に近い所に、沿海域強襲艦を、その後ろに強襲揚陸艦を・・・その後ろにイージス艦を・・・イージス艦などは8の字を描くように遊弋しながら後方で航空機を追い払う事になるのかね?強襲揚陸艦が海岸から1km程の所までは近付かないでしょうし・・・これでは操船のための余地などないですからね・・・ただ現実味があるように並べると船が見えなくなるので面白くないのでわんさか乗せてみましたが・・・一応、この合成元の海岸は現実のもので・・・座標は・・・

 39°09'15.96" N 127°36'28.86" E このあたりです。

 揚陸艦は・・・海岸に近付いたとしても・・・海岸から4・5kmは離れたところから、エアクッション艇などの上陸用の舟艇を発進させることになるのでしょうかね?

 揚陸艦と揚陸地点を結ぶための乗り物・・・こいつの速度を高める努力が続けられていますから・・・海岸からかなり離れた所からの発進を考えるようになっているのですかね?時速20km程度の水陸両用戦車の類だと・・・10kmを30分か・・・15分で5km・・・まあ、5km程度が穏当なのかね?・・・ヘリコプターで時速300km・・・15kmを3分・・・45kmを9分・・・

 ああ、レーダー誘導ミサイルの有効圏内の問題か・・・海岸付近の15mの高さの所から、25m程の高さのものを捉える事を考えると、電波見通し距離は36km程になるから・・・40から50km離れた所からの発進としたい事になるのか?ふむ・・・目視できる距離だと15km程ですからね・・・そうなると、強襲揚陸艦は海岸から50km程の所から上陸部隊を発進・・・エアクッション艇の速度は・・・時速70km程ですから・・・40分余り走る事になる・・・

 エアクッション艇の搭載力はおよそ70トン、主力戦車1両または完全武装の兵員180名か・・・我が国には6隻があるから・・・戦車4両と兵員360名位・・・おおすみ型の輸送艦3隻が出ると1回でこのくらいの兵員を揚陸する事になる?・・・ヘリコプターはCH-47なら兵員30名・・・4倍の速度だから・・・このヘリコプターは発進して10分で到着、その後は20分おきに到着か・・・全通甲板だから、兵員の待機場所が十分にあるという事かね?ヘリコプターを2機運用できるようですから・・・10分で30名ずつを輸送して・・・1時間に180名ほどを輸送・・・2時間程度で揚陸を終了して撤収できる・・・エアクッション艇は1往復・・・なるほどね。

 これが、我が国のおおすみ型3隻、エアクッション艇6隻、ヘリコプター6機を使った揚陸という事になるか・・・戦車をもっと陸に揚げたいが・・・2時間とするなら4両か・・・戦車を30両あげるとなると・・・8時間かかる・・・

 しかし・・・たくさん死人が出るんだろうね・・・運が良くて100名ほどの死傷者、最悪なら300名以上の死傷者で撤退・・・戦争は殺し合いですからね・・・エアクッション艇で兵員を輸送している2隻の喪失によって・・・撤退になるのか・・・作戦遂行が困難になる・・・

 上陸作戦なんかをしなくて済むように外交努力をしなければならないが、威勢の良い事が好きな右翼の軍国主義者の安倍晋三君は・・・国民を守ると称して、国民を兵士にかえて死地へ追いやることになるのかね?アメリカ様は・・・国連憲章・日本国憲法・日米安保という法の支配を尊重して・・・上陸作戦が行われる海岸から100km以上離れた所に設置されるであろうシーベースの防衛を担当させようという仰せに対して・・・何が何でも戦場を望むのですから・・・アメリカ様のイージス艦を守ろうなんって・・・できるの?・・・ママの事、ぼく守るから・・・的な発想かね?

 しかし、呼びたければ・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君・・・で結構という本人の話ですから遠慮なく使わせてもらいましょう・・・

 さて、なんとなくシーベースの運用が見えてきましたね・・・そうなると、シーベース防衛は・・・潜水艦と高空からのミサイル攻撃、場合によっては技術の進歩によって対艦弾道ミサイルを北朝鮮も持つようになると・・・揚陸正面の地対艦ミサイルだけを相手にするわけにはいかなくなるから・・・高空を監視してミサイル攻撃を回避・迎撃しなければならなくなる・・・あとは、対潜水艦作戦ですかね・・・潜水艦狩りには潜水艦かね?中国のうるさいが高速の攻撃型原潜に対しては、日本の通常動力型の潜水艦は鬼ごっこは不可能・・・速度と、その速度を継続する時間が短すぎる・・・世界最初の原潜、ノーチラス号との鬼ごっこも無理・・・蓄電池の放電終了時点で・・・水中でカローラのエンジン4台の出力では・・・

 しかし、北朝鮮の通常動力型潜水艦となら十分に強力な潜水艦ですから・・・潜水艦によるピケラインを張る事になるのだが・・・潜水艦の探知能力は・・・攻撃可能な探知というのは多分20km程の距離ではないかと・・・30km間隔で潜水艦を配置して・・・16隻を動員すると・・・500km程のピケラインかという事は、シーベースから半径80kmを守備する事になるのかね?哨戒追跡となると・・・もうちょっとダブらせて・・・半径35から40海里ほどの範囲への潜水艦の阻止を行う事になるのかね?それより近い所はヘリコプターによる哨戒・・・という事は、ヘリ空母 いずも はシーベース随伴艦という事かね?兵装が貧弱・・・ヘリコプターの母艦としての機能しかほとんど有していない・・・

 ふむ、武装がほとんどないのは・・・事実上、商船改造のヘリコプタープラットフォームでもOKなのかもしれないが・・・シーベースを運用するにあたって日本は右のようなハードウエアでアメリカ様のシーベース防衛を行うのかね?

 北朝鮮とやり合うとなれば、弾道弾の迎撃のために日本海へイージス艦を派遣する事になる・・・日本海のシーベースを防衛するためにもOK・・・北朝鮮の潜水艦対策も同時にできる・・・

 そうなると、半径80km程の哨戒ラインを有して、北朝鮮から100km以上離れる・・・100kmじゃ半径80kmの哨戒ラインと一致しないね・・・そうなると・・・どのあたりにシーベースを置くのが無難か?地図を眺めて考える必要があるか・・・さて、条件はだんだんわかってきたから・・・良さそうな場所を・・・長くなったから・・・次回だな。

2015.06.22

  

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