現在をうろうろ(1049)
日本貧窮者経済新聞
 戦争の恐怖で財政再建なのか?政治家の仕事は・・・?

 なんだか、楽しい事が無くてね・・・やはり、政治は面白くない・・・なんだか、戦争が好きな連中が多くて・・・憲法学者が違憲だと言おうが・・・戦争好きな国民が多いから多分、このまま押し切られて戦争のできる、いや、戦争をする国になるのでしょう。結果は・・・多分、戦争の寸前まで日本を引っ張って行くのではないかと・・・

 どうせ、我が国の政府には金が無いからね・・・借金だらけですから・・・多分、危機を煽ることで国民から金を毟りやすい状態に持って行こうという事なのだと思いますが、残念なことに・・・それに、成功しつつあるような感じですね。戦争の恐怖を作り出そうとしている・・・何しろ、我が国には海外領土が無いから・・・本土決戦からスタートですからね。それに、資源もないから・・・輸入が止まれば、戦争継続は困難・・・そういった、前提の中で戦争のための努力をし、外交を怠っているのですから・・・外交のできない首相・・・話し合えない人間である事はわかりましたからね。

 とにかく、兵器を充実させる方向のようですね。兵器などは、戦争でそれほど重要ではないような気がしますが・・・戦闘など、数の勝負に近いし・・・

 何のための戦争準備なのかちっともわからないのが難点ですね。戦争に負けて問題になるのは・・・政府の上層部だけですからね・・・国民にとっては戦争は、自分の回りの人の戦死という形で現れますからね・・・政府の上層部の連中は爺だし、どうせ裏から手を回して自分の回りの人の戦死を避ける方向に持ていくわけですから・・・あまり、関係ない・・・最近の戦争ではミサイルで首脳陣を殺戮するという手もありますから・・・ミサイル恐怖症の政治屋君は射程に収められている東京はあまり居心地がよくないのではないかと・・・外遊が好きですからね。それに、同行の記者団にハッタリを語って喜んでいる可能性が高いですからね。

 近頃は、このハッタリを記事にする事が少なくなったのではないかと思いますが・・・中国を牽制した!なんってね。他に叫ぶ事は無いのかね?財政問題はどうするのかね?第9回会議資料 平成27年 会議結果- 経済財政諮問会議 - 内閣府 仕事を作る話が無いのが不思議ですね。PFI法とかの話もありますが・・・民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律・・・Private Finance Initiative・・・の事ですが・・・何で英語なのかね?

 政府や自治体に金が無いから民間資本を活用して公共事業もどきを行うというやつですが・・・

 流れは右のようなものですね。基本方針は閣議決定ね・・・特定事業の実施に関する基本的な方針・・・

 例えば、宇宙利用の促進を考えたとする。基本的な方針は・・・軍事利用、隣の国が何をしているのか見えるようにする。ミサイルが怖いよ・・・総理が夜な夜な泣いている・・・と閣議決定する。

 右の絵は気に入らんね・・・民間事業者による提案あり気なのではないかね?

 近頃の代議制は形骸化しているのではないかと・・・代議士ってちゃんと働いているのかね?

 本来は・・・代議制の中では・・・地方と国の役割があって・・・代議士・・・もともとは衆議院議院の議員を意味しましたが・・・国民から選ばれ、国民を代表して国政を議する人ですが・・・民衆の意見を束ねて国会へ持って行く人の事ですね。一人ひとりの有権者の意見代表・・・一人ひとりの有権者の望みを現実のものにするために議論を行う人・・・

 政治ってのは・・・有権者の代表がよりよい未来を作るために、行政組織を指揮する事を意味すると思うのですがね。主権者は自らの権利の一部を、資金として行政に出すわけです。行政はその金を使って事業を行う・・・金を使って事業を行うのが行政で、金の使い道を決めるのが政治・・・単純な言い方ですが・・・行政は勝手に金を使えないから、政治が法や命令を出して金を使わせる・・・こんな風に考えると、誰がサボっているかは自明・・・政治家が不在で、政治屋が遊んでいる・・・

 政治家は・・・地域住民の声を代弁して、その地域に必要なものを議会に提案して、意見をまとめて、法や命令を作り出して行政を動かして、民意の実現を図るものであるとするならば・・・上の絵は、政治家不在で政治屋がサボるための枠組みではないかね?何しろ、全国民の民意の体現者が・・・その役割を自覚していないですからね・・・平成27年4月10日 第49回 国家公務員合同初任研修閉講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 

 霞が関の机にしがみついているような役人は、もはや要りません。国民のための行政を進めるため、現場に足を運び、現場に根差した国民の声に耳を傾ける。それこそが、「行政のプロ」たる者のあるべき姿であると考えます。

 こんな具合に、本来、政治家の役割である民意の集約を、霞が関の役人に丸投げしようとしていますからね・・・行政のプロは、与えられた命令を現実のものとするために腐心するものですからね・・・国民のための行政を進めるための意見集約は政治家の仕事であるはずなんですが・・・そして、それが主たる仕事である政治家のトップであるはずの総理大臣が・・・それを、霞が関の役人に丸投げ・・・ありえない、と私は思いますが・・・

 どうやら、私の常識は正しくないという事なのでしょう・・・日本の現在の常識では、霞が関の役人以下、役所の職員が民意の収集に当たって、分析し実施し・・・政治屋の仕事を肩代わりしているという事ですかね。従って、政治屋の作り出す法案は・・・形式的な指揮監督を政府が行うだけの形骸化されたものになっているという事なのでしょう。

 国家公務員は、自分で仕事を作り出して勝手に行政をすればよい・・・まさか、こんな状態になっているのか・・・ありえないと思うのですが、しかし・・・行政の長たる総理大臣様のお言葉なので、現在の状況はそうなっている・・・政治家の仕事までも、役人が行わなければならなくなっているという事ですね。

 しかし・・・財政再建で、役人たちにはできない仕事があって・・・法で定められた支出の削減は、役人にはできない・・・しかし、この手の法改正の話は議会で現れてこない・・・挙句の果てには、こんな話・・・

 江戸時代を代表する画家、圓山応挙(まるやま・おうきょ)は、一枚の鶏の絵を描くために、一年間、毎日、神社に通い、鶏の観察を行ったと言います。
 また、その絵を見た一人の老人が、「鶏のそばに、草が描かれていないのが、大層良い」と評したことを耳にすると、圓山応挙は、その真意を問うため、その老人の家まで、わざわざ足を運びました。
 そして、その老人から「描かれていた鶏の羽根の色は、冬のもの。だから、そばに草がないのが良いと思った。」と教えられ、大変に納得したそうであります。
 こうした熱心な努力の積み重ねによって、応挙の鶏の絵は、「誰も及ばない」と言われるほどのものとなりました。
 「本物」を描きたい。
 その高いプロ意識が、圓山応挙を、常に、「現場」へと駆り立てたのだと思います。

 今に生きる一人ひとりの国民の願いが、未来の日本の未来を作り出す・・・願いを現実の絵にするために民意を集約して、それを現実のものにするために走り回るのは・・・政治家・・・政治家の描いた未来像を現実のものにするのは・・・国民から負託された金とそれを効率よく使うための行政組織・・・行政組織を指揮監督するのは民意の体現者である政治家・・・

 私は・・・こんな風に考えるので・・・この喩話の圓山応挙=未来を描こうとする政治家、絵筆=行政官、画材=国民から負託された金と考えてしまうのが間違っているのでしょうね・・・未来を描くために、民意を集め精進するプロ意識は、政治家の意識ではないかと・・・一年、毎日自分の選挙区の山口県第四区を・・・行っていないね・・・だから、下関が寂れるわけだ・・・証明終わり。しかし、当選しているから・・・不思議・・・?別に、現場なんか見なくたってOKなのかね?現場に行かなければ当選できないような奴は真の政治屋ではない・・・?不思議な国、日本・・・これが「日本らしい日本」なのか?

2015.06.12

  

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