現在をうろうろ(1036)
日本貧窮者経済新聞
 統計の読み取りというのは、なかなか難しい・・・?

 さて、下関の経済なども気になりますね。何しろ、総理の御膝元の地域ですから、さぞや手厚く保護されている可能性がありますからね・・・というわけで山口県経済の動向 平成27年5月12日 山口県総合企画部統計分析課 というやつを眺め始めました。山口県-統計分析課-経済・山口県経済の動向 ここの資料ですね。

 どうも、こういった調査結果で使われる文言って微妙でね・・・県内景気は、一部に弱さがみられるが、全体としては緩やかに回復している。・・・何言ってるのかわかんね〜・・・って感じですね。一部は弱い、全体としては回復・・・元に戻ろうとしている・・・以前よりは良くない事は確かですね。・・・5月は・・・県内景気は、緩やかに回復し ている。・・・底は打ったから、回復していると言うかこれ以上は悪くならない位の感じなのですかね?景気の指数の詳細は・・・景気動向指数の利用の手引 - 内閣府 これだね。

 先行指数が良くなっていると言うぐらいの感じですかね・・・ちょっと、先行指数の算定の基本になるものは・・・最終需要財在庫率指数・鉱工業生産財在庫率指数・新規求人数(除学卒)・実質機械受注(船舶・電力を除く民需)・新設住宅着工床面積・消費者態度指数・日経商品指数(42種総合)・長短金利差・東証株価指数・投資環境指数(製造業)・中小企業売上げ見通しD.I.・・・こんな類ですかね・・・

 一致指数は、ほぼ横ばい・・・生産指数(鉱工業)・鉱工業生産財出荷指数・大口電力使用量・耐久消費財出荷指数・外労働時間指数(調査産業計)・投資財出荷指数(除輸送機械)・商業販売額(小売業)・商業販売額(卸売業)・営業利益(全産業)・中小企業出荷指数(製造業)・有効求人倍率(除学卒)・・・こんな類・・・

 遅行指数は2か月連続の下降・・・第3次産業活動指数(対事業所サービス業)・常用雇用指数(調査産業計)・実質法人企業設備投資(全産業)・家計消費支出(全国勤労者世帯、名目)・法人税収入・完全失業率・・・こんな奴を指標としている・・・

 先行指数は将来へ向けての準備がどの程度活発なのか?一致指数は現状はどうなのか?遅行指数はちょっと前に余裕がどの程度あったのか?を示しているかをチェックしているという感じですかね。私などはどうも捻くれていて、普通じゃない考え方をしてしまいますからね・・・なんとなく、現状は普通ではない経済状況に至っていると勝手に解釈しちゃいますからね・・・どうも、普通でない見方をしてしまいますね・・・遅行指数がちょっと気になります・・・特に、第3次産業活動指数・・・これがね。これって、今までは右肩上がりの伸びで景気とはあまり関係なかった・・・しかし、サービス業がかなり普及してある一定量の利用が見られ、景気動向を反映するものになってきた気配が出てきて、近頃は考慮に入れるべきものとなってきたという感じですかね?

 ただ、この指数が景気と動関連があるのかが問題な気がしてね・・・第3次産業活動指数の中身の問題もあるような気がしてね・・・生産関連と、非生産関連のものが内容に含まれるので・・・どのような比重によって考えるかの問題があるのでね。まあ、製造業を中心として言うならば・・・売る気力というか・・・そんな感じですかね?今後の強気を示している部分が・・・遅行指数の様に私は捉えているのかな・・・

 三次産業はよくわからん・・・というのが私の本音ですね。それと、気になるのは・・・先行指数の最終需要財在庫率指数・・・これに関してもちょっと気になる。近頃はこの指数は良いとは思えないのでね。なんとなくね・・・量販店の店頭を眺めていても・・・あまり売れそうもないものを並べているという豊かさに欠けている気がしてね・・・これでは、景気が良くなっているような気がしない・・・私にとっては標準品ばかりでは無駄遣いの気力に欠けるというわけです。近頃、珍しいものを見ていなくてね・・・近頃の製造業の製造能力は非常に高くなっていますから品薄になる事はあまりない・・・新規の珍物ぐらいでは?発売直後の数か月を除けば・・・品物は溢れる・・・

 ふむ、主な指標の動きが興味深い・・・右の大型小売店等販売状況(全店ベース)

 2月の百貨店、スーパー販売額は、前年同月比1.5%増となった。
 2月のコンビニエンスストア販売額(全国値)は、前年同月比5.1%増となった。

 この手の統計資料の読み解きってのはなかなか面倒ですね・・・前年同月比での比較ですから・・・前年が-5%で今年が-5%だと・・・一昨年を100とすると、昨年は95で今年は90.25ですよね・・・-5%余りの減少率だから2年で1割の減少・・・4月はね・・・販売額は差分の割合ではピンとこない・・・実額でやらないとどれだけ減っているかが分かりにくい気がしますね・・・とにかく、このグラフからすると・・・日用品は高額化が進んでいて、高額商品は買われていないと読み解くのが適当な気がしますが・・・コンビニでの売り上げが年間5%という事は・・・これが、その場で消費する食品の価格上昇と取れば良さそうです。食べる量は多分一定でしょう・・・コンビニではおにぎり以外買わないようにしているので・・・多分、おにぎりの大きさはあまり変わらない・・・菓子パン類は変化が大きい・・・5個入りがいつの間にか4個入りになったり・・・パンが短くなったりしますね。食パンは不変だけど、値段が変わる・・・赤飯のおにぎりが高くなった様な気分ですが・・・近頃、遠出をしないのでおにぎりも買いませんが・・・本当に金を使わなくなっている・・・貧乏だからね・・・ああ、旅がしたい・・・じゃなくて・・・

 このグラフからすると喰い溜めはできない事が分かりますね。コンビニの商品はその場で消費型ですから・・・なんとなく、喰い物の消費が変わらないのであれば・・・減ったのは何?コンビニ商品で統計を左右するだけの消費がありそうなのは?読みものかね?詳細は不明ですが・・・財布だって入っているお金に限りがあるから・・・慾と所持金の葛藤でグラフがぶれるのか・・・?

 ちょっと気になるのは・・・

耐久消費財販売状況
 3月の乗用車新車販売台数(軽自動車含む。)は前年同月比10.7%減となった。
 家電大型専門店販売額は前年同月比40.5%減となった。

 家電量販店がかなり厳しい状況という事ですね。1月から大きく落ち込んでいるが・・・前年度の実績値が書かれていないから不明・・・中国経済産業局|中国地域専門量販店販売動向 どうやら2015年12月に統計の取り方を変更したようですね。平成25年3月を100とすると、平成26年3月は161程度、すると平成27年3月は97程度になる・・・という事は、通常に戻ったと言う事ですね・・・しかし、物価は上がっていそうな感じがしますから・・・販売量はかなり減少ではないかと・・・ざっと眺めましたが・・・あまり、景気が良さそうには見えないのだが・・・

 少なくとも、紙幣の価値の下落ははっきりとしているような感じですね。ガソリンや灯油の値段が下がったのはかなり大きい気がしますね・・・どうも、統計というのは・・・どのように読み取るのかが厄介ですね。

2015.06.07

  

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