現在をうろうろ(102)

 我が国の首相が昼飯をドタキャン?

 ふむ、我が国の首相の5月5日の午後あたりからの報道が急に少なくなって行ったのが気になっていましたが・・・どうやら大きく日程が変更になっていたようです・・・と言っても現地時間の6日の昼飯・・・日刊ゲンダイパリで安倍首相「1つ星店」ドタキャン騒動…被害シェフを直撃 こんな具合に書かれています。ドタキャンか・・・問題はいつ起こったのか?これが気になりますね。6日の昼の予約を3日前・・・5月3日にキャンセルしていると・・・30人の日本を代表する人達を集めて飯を食う予定・・・今回は見送らせていただきます・・・で・・・どうやら、並行して予約していた別の店へ行ったとか?

 ちょっと気になるのは、のんびり飯を食っている暇がなかったような気配・・・日経によれば・・・

〈6日〉
午前 経済協力開発機構(OECD)本部でグリア事務総長。OECD閣僚理事会で講演。OECD東南アジア地域プログラム立ち上げ式典。スロベニアのブラトゥシェク首相。
昼 政府専用機でオルリ空港発。
午後 ベルギーのブリュッセル軍用空港着。北大西洋条約機構(NATO)本部でラスムセン事務総長。国別パートナーシップ協力計画(IPCP)の署名式。北大西洋理事会で演説。
夕 NATO事務総長と共同記者会見。ラーケン宮でフィリップ国王。
夜 ブリュッセル郊外のヴァル・デュシェス城で欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領夫妻主催の夕食会。市内のシュタイゲンベルガーグランドホテルブリュッセルに宿泊。

 こんな具合・・・となると、別に予約した所もキャンセルの可能性が高い・・・どうなっているのか?3日にキャンセルという事は・・・

〈2日〉
午後 リスボンのシャンパリモー財団「未知の世界センター」を視察。ベレン宮殿でカバコシルバ大統領。
夜 首相官邸でコエリョ首相。共同記者発表。同首相主催の夕食会。フォーシーズンズホテル・リッツに宿泊。
〈3日〉
午前 ジェロニモス修道院、シントラのペナ宮殿を視察。
午後 ユーラシア大陸最西端のロカ岬を視察。エボラの大聖堂、ローマ遺跡などを視察。
夕 リスボンのフォーシーズンズホテル・リッツで同行記者団と懇談。
夜 市内のレストランで加藤官房副長官ら。同ホテルに宿泊。

 こんな具合ですね。キャンセルする事になった原因は2日の結果か?3日はポルトガルでしたね。私が気にしたのは・・・安全保障の・・・海上の防衛問題を始め両国の防衛当局間の経験を共有する機会の探究や,海賊対策での連携の重要性を確認しました。また,今後,ポルトガルに本部を置く欧州海上保安機関(EMSA)との将来的な協力も含め,安全及び環境分野での当局間の協力を促進していくことで一致・・・これでしょうね。ポルトガルで、公海の安全に関する認識が違っていた事に気付いたとか?ポルトガルに来ても・・・その話はお門違い・・・EUとの交渉だねとか言われたとか・・・CPLP - Comunidade dos Paises de Lingua Portuguesa CPLPのサイトが復活しています。5月の連休中はアクセスできなかったのに・・・日本の話は無いような・・・ベルギーへ移動する時間帯が変更になったのか・・・それとも、このあたりで大幅な演説の内容を変更したのか?

 NATOでの演説は2本あったようですが、首相官邸には1本だけ平成26年5月6日 北大西洋理事会における安倍内閣総理大臣演説〜日本とNATO:必然のパートナー〜 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ5分間のものですね・・・さて、どうなっているのやら?

 まあ、昼飯を食いにフランスに行ったのではないので、頑張って仕事をしていた可能性が高い・・・そうすると、NATOで行ったもうひとつの演説は何だっけ?首相官邸にあるのは席についてのものですね。すると、立って演説したやつが首相官邸ではカットされている・・・NATO - Opinion Joint press point with NATO Secretary General Anders Fogh Rasmussen and the Prime Minister of Japan, Shinzo Abe これかな・・・これで、集団的自衛権に関する具体的な事例をあげて説明するとかそういった約束をしていて・・・期限に関しても、ここで期限ありきではない旨の説明をしています。どうやら、積極的平和主義の意味内容が変更になったのではないかと思われます。

 海賊対策・テロ対策・軍縮でも・・・軍縮が重要でね。過剰な武器を廃棄・・・平和・安全に対する重要な取り組みである・・・日本もそれに賛成してくれてありがたいとか・・・日本も軍縮せよ・・・こちらの内容の方が重要なのではないかと・・・しかし、報道があまりない・・・断片的すぎる。とにかく・・・私が気にしていた演説が動画で上がっていないのがね・・・まあ、海外のサイトで一応見られるものは見ましたが・・・どうも、日経の速報とは内容が一致しないのが難点でしたね。

 そういえば、日経の速報の5月3、4日の安倍首相の動静の報道が遅かった・・・2014/5/5 1:16 というタイムスタンプ・・・という事は事後的に・・・何が起こっていたのか?気になります。首相クラスの共同声明が首相官邸の動画にない・・・安倍総理大臣のドイツ・英国・ポルトガル・スペイン・フランス及びベルギー訪問 | 外務省 共同声明は概要ですね。

 どうも、行動が怪しいですね・・・OECDでの演説はチェックしたなかった・・・Secretary-General - OECD 多分、発送電の分離の話は受けなかったと思うのですが・・・日本での電気の需要・需給関係の精密予測を見たら・・・例のでんき予報・・・市場によって売買される電力で発電量を推測する原始的なシステムを、日本は今更導入できないだけのものですから・・・発電会社に目隠しさせて、送電会社は適当に契約して・・・その結果を発電会社に告げる事で発電量を決めるなんって・・・日本の高度に発達したシステムでは意味を持たないと・・・以前に妄想していますし・・・多分、日本に電力先物市場など成り立たない事を知っているのではないかと思われますからね。30分を越える演説・・・OECDで時間を使うことになったから、昼飯がキャンセルになったとか?OECDの後で、現地時間6日午前11時20分から11時45分まで,アレンカ・ブラトゥシェク・スロベニア共和国首相と会談しています。これって、最初の予定に入ってましたっけ?記憶に無いのでね・・・OECD閣僚理事会副議長か・・・なら予定に入ってるか・・・

 NATOへは・・・外務省情報では・・・6日午後3時30分から約20分間、NATO本部においてアナス・フォー・ラスムセン事務総長と会談を行った・・・午後4時頃から約1時間、北大西洋理事会(NAC)に出席演説を行い、NATO加盟28か国の常駐代表との意見交換・・・安倍総理は、約20分間演説を行い・・・約30分間、安倍総理とNATO加盟国常駐代表との意見交換・・・最後にラスムセン事務総長より、北大西洋理事会で2回目の演説を行うことは、安倍総理ご自身の日NATO関係強化に対するコミットメントの現れである旨述べて北大西洋理事会を終了しました・・・だって、査問でも受けていたのか?沢山約束させられたみたいな感じ・・・コミットメントの現れだと・・・誓約させられたか・・・行動をより確実なものにするための宣言・・・パリからブリュッセルまでの飛行時間は55分ですが・・・かなり、過密スケジュールのような?昼飯にOECDの甘利TPP担当相の都合がつかなかったのか?・・・次回の閣僚会合は「短期間なので閣僚が全部詰めていく時間はない」との見方を示し「漫然と(閣僚会合を)迎えるのであれば厳しいことになる」と語ったようですから・・・今後も忙しく働かなければならないようですね。

 OECDフォーラムの日本からのモデレーター,スピーカーは15人ぐらいですから・・・このメンバーと参加している閣僚やOECD議員連盟などとの昼食の予定がボツになったのではないかと・・・なかなか予定通りにはならないような感じですね。OECD議員連盟のニュースは見当たりませんね・・・ドタキャンか・・・世界は日々真剣勝負で動いているということなのでしょう。

2014.05.10

  

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