エネルギー資源でも戦争ができるようになるのか・・・？

現在をうろうろ（1015）

　エネルギー資源でも戦争ができるようになるのか・・・？

　電気か・・・電気は、関西電力で値上げ・・・8％強か・・・これってかなり厳しいのでは、そもそも、企業向けだって10％以上の値上げが為されているし・・・生活の危機だね・・・電力料金が上がれば・・・ほぼすべての活動に関して値上がりが予想されるわけですから・・・野球の入場料なんか上がるのかね？行かないから、現行でいくらなのかもしれないが・・・スーパーなどの冷凍庫の電力だってかなりの額が出て行くことになるとか・・・

　電力料金の高騰は、家計の存立危機事態に該当しますね・・・とか書きたくなったのは・・・

　密接な他国に対する武力攻撃が発生し、生活物資の不足や電力不足によるライフラインの途絶が起こるなど、国民生活に死活的な影響が生じるような場合は、わが国が武力攻撃を受けた場合と同様な状況に至る可能性はありえる・・・

　こんなことを騒いでいる・・・不思議な論法・・・生活物資や電力不足・・・食糧及びエネルギー資源の確保のために戦争ができると言っているような？どんどん、戦争ができる条件を拡大しているような感じですね・・・これって大丈夫かね？そうならないようにするための外交を頑張る話はあるのかね？

　なんだか、外交の失敗を前提とした話ばかりになっている気がするが・・・食糧・エネルギー資源物質の確保のための戦争ってのは、以前にやらなかったかね？南方資源地帯の確保ってのが・・・満蒙は日本の生命線とか・・・海の生命線とか・・・こいつで煽って、戦争でしたからね・・・

　どうも、進歩の無いパターン・・・戦争を始めたらどうなるのか？日本は海外領土がありませんから、最初から本土決戦になる事が理解できているのか？先ずは、沖縄戦から始まるのかね？日本の生命線として考えられているのは・・・中東の資源地帯とオーストラリアの資源、中国経由で入って来る資源、ロシアからの資源・・・カナダや南米からの資源・・・米国の軍事力・・・日本一国では存立できない国なんでね・・・実際問題としては、世界の全てが密接な関係の国であると思うのですが・・・なぜか、中国に対する敵対意識を持っているとしか考えられない・・・日本は植民地が欲しいのかね？なんだか、そんな気がしてきましたが・・・拡張論者？こりゃ、そのうちどこかで何かとぶつかることになりますね・・・戦争だ！って・・・しかし・・・

　犬嫌いと犬の関係みたい・・・犬が嫌いだから警戒する、犬も警戒するから仲良くなんかなれない・・・犬も人も睨みあって唸るだけ・・・

　さて、日本の生命線を守るためには？中国と仲良くするしかない・・・中国と仲が悪くなると・・・南シナ海から日本への道が断たれる・・・当然、大東亜戦争末期の状態が現出する・・・東シナ海は中国本土の基地の航空隊によって制圧でしょうから、商船などは通れない、当然、豊後水道や紀伊水道、浦賀水道などは機雷源となるか、潜水艦がうろつく事になる・・・

　この状態では海上保険などは掛けようがないから・・・日本国政府の保障か何かで航行するしかないでしょうね。自前の海員は大幅に不足・・・したがって、莫大な金を払っても貨物は届かない事になるのは自明・・・従って、中国との間の関係を改善する事が重要・・・

　しかし・・・日中間には既に・・・日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約　これが、結ばれているのに？

第一条
1 両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。
2 両締約国は、前記の諸原則及び国際連合憲章の原則に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。

　これだけじゃ、不十分なのかね？

第二条
　両締約国は、そのいずれも、アジア・太平洋地域においても又は他のいずれの地域においても覇権を求めるべきではなく、また、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国又は国の集団による試みにも反対することを表明する。

　これを、確認すれば良いのでは？

第三条
　両締約国は、善隣友好の精神に基づき、かつ、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両国民の交流の促進のために努力する。

　なんだか、自らの票田の肥しにするために・・・反対の努力をしているような感じですがね・・・自国の安全のみを叫ぶと・・・周囲から嫌われる・・・さらには、領土的な野心まで疑われる事になるような気がしますがね。

　どうも、日本国憲法の前文に示される・・・

　われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

　この精神に反するような事ばかりやっているような気がしますがね・・・いつまで、アメリカ様が相手をしてくれるのか・・・だんだん不安になって来ますね。なんだか、随分と身勝手な事ばかり叫んでいるような感じでね。まあ、これは非常に日本的な事のような？日本的な説得術は世界に通用するかと言えば・・・どうも、二枚舌になるような気がしますね。残念ながら、日本的な感情に訴える方法の・・・危機を説くタイプの・・・先祖を正しく祭らないから・・・XXになる・・・まあ、わかりますが・・・言い知れぬ恐怖を語ることで納得させるタイプの物ってのはね・・・基本的に、宗教的な強固さに欠ける日本・・・宗教的信念とか無縁に近いから・・・信念による行動が取れないような感じがしますけどね。

　祖先信仰か・・・

　まあ、正義や信念のために戦える人材が日本には少ないような気がしますね・・・これって、環境の為せる技なのか？それとも日本人の頭の中にプリインストールされている物なのか？まあ、私なども意志薄弱でね・・・我ながら困るわけですが・・・

　このシリーズが1年も続いたのは神仏の御加護があったからなのか？とか・・・日本的だね・・・単に、遊びなんですがね。遊びにも意味を見出さないと駄目なのかもしれませんがね・・・しかし、電力はどうするのかね？決められない政治屋ですからね。

　ああ、馬鹿の相手などしている暇は無いね・・・経済が問題です。生活のために、頑張って稼がないと・・・古い車の車検に金がかかりますね・・・今回はタイミングベルトの交換があるので・・・泣きたくなりますね。

2015.05.20