現在をうろうろ(1009)
日本貧窮者経済新聞
 ノブレス・オブリージュと義務をのがれる裏技と不実と・・・?

 ふと・・・ノブレス・オブリージュって言葉がね・・・日本語に訳すと何になるかと・・・高貴さによる強要・・・イノベーションを天佑と訳す私ですから・・・何になるかなとね?まあ、古典的ならば貴族の義務なんですが・・・貴族である事は、貴族らしくふるまわなければならない・・・権威には義務が生じる・金持ちの義務とか・・・特権を得ているものは、それなりの対価を社会に対して支払わなければならないとか・・・

 国連の分担金なんかもそうですね。お金持ちの国が多くを分担するというものですが・・・正確には、お金持ちの国は国連に対してそれなりの貢献をしなければならない・・・さもないと、馬鹿にされる・・・義務が分かっていない!ってね。平成27年3月16日 国連創設70周年記念シンポジウムにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ その意味では、どうやら我が国は・・・ノブレス・オブリージュが良く分かっていないらしい・・・だって・・・

 日本が払った国連分担金、PKO分担金の累計は、その時、その時の金額の積み上げで、200億ドルを優に上回ります。過去約30年、日本を上回る財政的貢献をした国は、唯一、米国を数えるに過ぎません。
 開発援助の実績は、これも当時の金額の積み上げで、3249億ドルに上ります。
 自画自賛をしているのではありません。59年前の初心を今日まで貫いたというそのことを、自らに言い聞かせ、皆様に知っていただくため、あえて、そう申し上げております。


 こんな具合ですから・・・これって、義務ですから誇る事はできない・・・あれ、このページ英文が付されている・・・

The cumulative total of the contributions to the U.N. and financial contributions to peacekeeping operations that Japan has paid in, as a simple tally of the book value of those contributions, easily exceeds 20 billion U.S. dollars. The one and only country whose financial contributions surpass those of Japan over the past 30 years or so is the United States.

Our track record of development assistance amounts to 324.9 billion U.S. dollars, again as a simple tally of the then book value.

I am not blowing my own horn here. I have ventured to tell you these things to let you see that we have been faithful to our initial spirit of 59 years ago up till now, and also to remind ourselves of that fact.

 いや、どう見ても吹いているようにしか見えないが・・・恥ずかしいね。というか・・・日本での一般的な傾向って・・・如何に義務を回避するかというのが重要であるような?義務を回避する事の方が自慢の種になる事が多いような?これって、私の妄想かね?・・・なんとなく、裏技の好きな国民性・・・

 しかし・・・貧乏な日本政府は・・・緑のお札での貢献は間違いなく厳しくなっているはず・・・1ドルが80円の時は良かったでしょうが・・・1ドルは120円ですから・・・1.5倍の支払いになる・・・為替はなかなか厄介なものです・・・そう言えば、東芝・・・

 多分、東芝の経理のトラブルは・・・国内の話ですからドルで輸入したものに関連するのではないかと・・・だから、あちこちで最高益とかやっているのは・・・為替で利益が圧縮されている可能性がありますね。幸い、国内向けのものが殆どでしょう・・・より、高度な会計システムが手に入ることになりますから・・・まあ、授業料のようなものでしょう・・・役員の方々には厳しいですがね。為替は難しい・・・今は、ドルの一人勝ちですから・・・この状況が変わるとまた面倒なことになる・・・円は・・・ちょっと紙幣を発行しすぎていますから・・・場合によっては、ドルの価値が下がりながら1ドル120円を維持しそうな気がしますからね。

 円は、国際通貨というよりドルの色違いのような感じがしますからね。なんとなく、ニュージーランドドルとかが上昇しても円が120円を続けているとか・・・そういった事になるとマズイ気がしますね。しかし、ニュージーランドドルってのも変な動きをする通貨だね・・・?ちょっと気になる・・・

 なんだか・・・散漫な妄想しかできないね・・・まあ、何かを始める時なんかは・・・いつもこんな感じですね・・・方向性が見えなくて苦労する・・・

 他に気になる事は・・・どうも、日本の政治的な対中戦略が見えない・・・あるのかね?・・・牽制したとかやっていたけど・・・あれは、どう見ても戦略的な牽制ではない・・・戦略的な牽制であるとするならば・・・中国を怒らせて不退転の決意をさせる事にあったのか?なんってね。でも、それだと・・・戦争へ向けての歩みになるから・・・あまり、上策とは思えない・・・全面的な対立に向けての歩みにしかならないから・・・残念ながら、中国はその方向性も示しませんでしたからね・・・対日感情を悪くする目的だったのかね?余計な事をしたので・・・

 北朝鮮の数百発もの弾道ミサイルは日本の大半を射程に入れています。そのミサイルに搭載できる核兵器の開発も深刻さを増しています。我が国に近づいてくる国籍不明の航空機に対する自衛隊機の緊急発進、いわゆるスクランブルの回数は、10年前と比べて実に7倍に増えています。

 と、恐怖が顕在化したような感じですしね・・・さらに、韓国との関係も悪化している・・・隣国との関係を悪化させることで良くなる事が無ければならないのでね・・・中国や北朝鮮を使って、何を目的として牽制していたのだ?・・・不満を持たせ、韓国にも・・・不満を持たせ・・・勝ち取ったのが、アメリカ様に隷属する形の軍事同盟かね?

 アメリカ様に隷属する形の軍事同盟は・・・既に成立していたと思われるが・・・日本軍は、決議では事実上無効になっている敵国条項が・・・未だに形式的には残っているから、連合国の一員に対しての直接の戦闘行動は取れない・・・したがって、アメリカ様の兵站に対しての参加は可能・・・この枠を超える事は、日米安保そのものの改定か・・・日本国憲法の改訂と・・・国連憲章の敵国条項の抹消とか・・・色々な条件が成立しなければならない・・・まあ、日本軍が米国軍の指揮下に入ればOK・・・なのだろうが・・・

 日本近海において米軍が攻撃される、そういった状況では、私たちにも危険が及びかねない。人ごとではなく、まさに私たち自身の危機であります。私たちの命や平和な暮らしが明白な危険にさらされている。そして、その危機を排除するために他に適当な手段がない。

 まさか・・・この状況が作りたいのかね?米軍を日本近海で攻撃して・・・日本が米軍を助けなければならない状況ってのが思いつかない?

 それでもなお、アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか。漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。その不安をお持ちの方にここではっきりと申し上げます。そのようなことは絶対にあり得ません。

 この論理構成がなんだかね?米軍を攻撃する可能性のある軍隊は?北朝鮮は直接対決するためのハードウエアを持たないから・・・アメリカ軍に昔のPTボートでもあって、こんなのが数隻で北朝鮮の近海を走りまわれば戦闘になるかもしれないが・・・ミサイル攻撃なら・・・アメリカ本土になるから、報復は同じくミサイルですから・・・日本近海での戦いは無い・・・

 ロシアは・・・日本近海で米国との戦闘は無理ですね・・・NATO軍と戦う事になるから・・・両面作戦を行う事になるからありえない・・・やるなら、ミサイルでの直接対決・・・米国本土近くでの潜水艦を主力とした戦闘しかやる意味が無い・・・ミサイル原潜と大陸間弾道弾での共倒れ型の終末戦争を手際よくやって生き残る事ができるか?可能性としては低すぎる・・・

 冷戦を越えた連中ですから・・・こんな、意味の無い戦争は絶対にやらない・・・

 中国は・・・海南島事件での動きからすると・・・無駄な大国の戦いなど望まないと思われる・・・これは、米国も同じ・・・韓国軍は基本的に米国の指揮下・・・戦争を始めるのなら・・・危ない国は、日本しか無い?なんだかね・・・

 米国が攻撃されるような状況を作りたいようですね。中国を日本が戦いに引きずり込もうということで、本来の目的を達成するのに助けとなる行動であるとするならば・・・このの裏にある・・・本来の目的は・・・どうやら、日本での支持率の上昇という事になりますかね?やはり、国内に恐怖を撒く事で・・・改憲への道を開こうとしたという感じですね。

 しかし、なんだか、アメリカ様は・・・

 70年前、私たち日本人は一つの誓いを立てました。もう二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。この不戦の誓いを将来にわたって守り続けていく。

 これを言わせたのではないかと・・・多分、リンカーン記念堂から眺めた、第二次世界大戦記念碑と・・・リンカーン記念堂に刻まれたゲティスバーグの演説・・・日本国憲法の前文の一部に組み込まれた文言・・・そして、日本の事実上の外交自主権の放棄とも取れる軍事同盟・・・

A.平時からの協力措置
 日米両政府は、日本の平和及び安全の維持を確保するため、日米同盟の抑止力及び能力を強化するための、
外交努力によるものを含む広範な分野にわたる協力を推進する。

 これで、勝手に牽制したり挑発したりできなくなるはずですね・・・平時からの外交努力によるものを含む・・・協力・・・勝手な外交はできない・・・

 ああ・・・何で、ノブレス・オブリージュが・・・こんなことになる?平和に対する義務を放棄して、戦争の恐怖を原動力とした改憲なんって考えるから・・・つながるようで、つながらないな・・・しかし、戦争をネタに使って挙国一致体制を作るパターンは木戸幸一の下で吉野信次と岸信介達が使った手ですからね・・・

2015.05.17

  

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