現在をうろうろ(1008)
日本貧窮者経済新聞
 世界の動きと、外交と領土問題の解決と・・・?

 どうも、自由とか民主という言葉は不思議ですね・・・この2つの物を楽しめる人ってのはあまり多くは無いのではなんって・・・個人が個人として尊重されると言うのが・・・難しい・・・まあ最低限、仕事をしていて自分で食っていける状態というのが無いと・・・あまり最低限の尊重はされないと言う感じですかね?お子ちゃま・・・これには、民主も自由もない・・・大人でもこういったのが多いかね?

 まあ・・・世界はどんな方向へ動いて行くのやら?やはり、米国の動きがどうも・・・米国にとっては中国の一帯一路ってのがあまり気に入らないと言うより、国際鉄道網ってのが難物と考えているような気がしますね。米国の世界戦略は基本的に・・・海洋ですから・・・というより、英国の海洋重視の政策を引き継いだような感じですからね。米国の影響力が大きいのは、海上貿易を中心に発展している国という感じですから・・・

 逆に言えば、内陸国への米国の影響力は小さいと言う事になるようです。航空母艦と強襲揚陸艦で海兵隊を・・・こいつが威力を発揮する地域ではそれなりの影響力を持つことになる・・・何しろ、国の鼻先にいきなり軍事基地が現れると言うわけですからね・・・近頃は、シーベースによって港湾施設まで持ち込もうとしていますから・・・自由に航行できる海上であればアメリカはどこでも軍事基地を展開できる体制になっているようですからね。

 問題は・・・中国とヨーロッパを結ぶ鉄のシルクロードですね。こいつは米国の影響力は及ばないと言う事になるわけです。中東の油田地帯は・・・今のところ、かなりの原油をタンカーで輸出していますが・・・トルコのあたりをパイプラインが通って、カスピ海・中東の天然ガス輸送を担うようになるようですしね・・・ナブッコ・パイプラインとか・・・イランのガスはヨーロッパに行かないような感じでしたっけ・・・どうせ、アメリカの反対ですね。その結果は・・・多分、中国とつながる事になるのではないかと・・・既に、イランとパキスタンを中国は天然ガスパイプラインで結びましたからね。

 国境を越えたインフラ整備が急速に進む中で、アメリカの海洋支配がそれほど大きな影響力を持たなくなりつつあるという事なのだと思うのですがね。間違いなく、カザフスタンが大きな影響力を持つことになると思われるわけです。中国とカザフスタンは既にパイプラインでつながっているようですしね・・・そして、トルクメニスタンにも・・・という具合に中国はパイプラインを建設して、国と国のつながりを強くしている・・・信頼関係を醸成しないと仕方ないプロジェクトを繰り広げているわけですからね。公海を支配することで世界へ自由に干渉を加えられる時代の終焉・・・人的交流を伴う物流によるつながりは強いですから・・・公海上には人間の鎖は作れないが、陸上なら簡単・・・3つの国に渡って600kmの人間の鎖はソ連をも動かしたわけですからね。

 中国の経済圏は、こういった面でも大きく広がりつつある・・・中国は間違いなく多額の資金を投入してこういったインフラを整備し、資源を輸入することで、通貨を周辺諸国へ供給している・・・そして、そこそこ生活水準が上昇してきたら・・・通商路の整備とその拡大ですね。通商路の管理に関しては、中国は律令以来の長い伝統がありますから・・・こいつでしくじることは無いと思われますからね。

 中国を海上封鎖で困らせる事が日に日に困難になっているのが米国の世界戦略の問題点になると言う事ですね。そして、ヨーロッパの動向がね・・・鉄道の輸送力は馬鹿になりませんから・・・EUとロシアと中国とイスラム圏・・・インドの動向次第ですかね?アメリカの海軍力を恐れなくなる日が近付いている・・・多分ね。

 ウクライナ問題が綺麗な解決に向かえば・・・世界が変わりそうな感じですからね。旧大陸での対立関係が下火になったら・・・米国の海軍力はあまり意味を持たなくなる・・・という事ですかね?平和の作り方を学ぶかもしれないし・・・

 少なくとも、中国とロシアの間での国境の画定に関しては・・・双方、上手い具合にやりましたからね・・・まずは、領土問題を棚上げにして・・・中露関係の強化を行います・・・そして、中ロ善隣友好協力条約の調印・・・領土要求、請求権は双方に存在しないと言う事の確認・・・1997年に画定した国境線が最終的なものであると認め、領土要求をしないとの誓約を交わします・・・沿海州を事実上中国が放棄・・・まあ、実効支配もしていませんからね。これで、中露間の領土問題はほぼ片付き・・・問題の国境河川の島は・・・半分にしておしまい・・・手法は、1975年のヘルシンキ宣言と同じパターンですね。

 日本の国際政治学は・・・多分・・・1975年のヘルシンキ宣言に関しては触れられない・・・外交のできない政治屋と、竹島問題の解決を考えたくない、日本的な先送りの志向ですかね・・・どうなるのかね?話し合いは苦手な政治屋君達・・・アメリカ様も竹島に関しては、日本の内政問題に直結しますからコメントしたがりませんからね。

 近頃、世界のこれから先の動きに関しての予測みたいなものですね・・・米国の国際戦略が良くわからない・・・少なくとも、アメリカk中心の国際秩序の構築・・・こいつの時代は終わりつつあるが・・・国際協調・・・多様な価値観を認める立場ですね・・・どうも、日本国内で語られているものと、実際の政策の差があるし・・・米国国内での世論の醸成も不十分なような感じだし・・・この部分の調整を色々行っているために、方針がぶれているように見えるが・・・そして・・・日本語だと、中国を「牽制」という言葉が必ず入るけど・・・中国を視野に入れての発言位が適当な感じがするが・・・これでは、報道用語として面白くないと言う事なのか?

 どうも、日本の報道は対立関係で描く事を好むような感じで・・・国際協調なんって面白くないのではないかと思われますね。我が国の政治屋君も米国との国際協調を基軸に据えて、過激に米国に敵対する国というイメージを作り上げようとしているような感じですからね・・・欧州の方がその点、普通の言葉で・・・国際協調を語りますね・・・やはり、EUという経済圏を国際協調で作り上げているために、軟弱になったと捉えたくなるのも、わたしも日本人なので、時々思いますが・・・国際協調の模索する作業が・・・どうやら、我が国の政治屋君には・・・会う前の段階からこれは会いたいと思う方は言わば譲歩を重ねなければならないということになるわけでございまして・・・となってしまう。

 譲歩?共存の道を模索する作業とは、明らかに違うと思うが・・・どうして、譲歩になるのかね?理解するための作業・・・まあ、外交に関してこういった認識ではちょっと無理ですね。どれだけの正義・正論を味方につけるかの問題ですかね。残念ながら・・・これが、所謂ソフトパワーの根源になるものなのでしょう・・・平成27年4月10日 第49回 国家公務員合同初任研修閉講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで述べられた・・・マリア・ルース号事件ですね・・・大江卓が横浜での国内での作業を行い、副島種臣が外務卿として外交に腕を揮い、日本とペルーは仲裁契約を結び、ロシア帝国皇帝アレクサンドル2世の裁定に当たっては、全権公使の榎本武揚が日本の立場を語り・・・正義が為されるわけです・・・

 世界を動かす力ってのは・・・武力だけじゃないんでね・・・しかし、アメリカ様の軍事力を慕っての日本の同盟・・・どうも、考えている事のレベルが低いのではないかと?ただ、あまり、アメリカ様の支援は当てにしない方が良いと思われますね・・・慎み深く正義に則った言動を行わないと・・・知らん・・・ってなる同盟ですからね・・・理由は、アメリカ合衆国の憲法を真面目に読めばわかるはず・・・

2015.05.17

  

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