現在をうろうろ(82)

 フランスでの首脳会談の内容は・・・

 なんだか、日本って民主化、平和化されたのか?非常に気になってきました。平和を武力によって語る習性が治っていないような気がするんです。まるで、帝国主義的な考え方で凝り固まっているみたいな気がします。平和を語るのに・・・勝った負けたの言葉が多すぎるような?

 フランス語の報道が伝える、我が国の首相の様子は尋常ではないですね・・・

 なんだか、我が国の首相は暴走気味なのでは?何か、齟齬がある・・・語れば語るほど溝が深まるような?私も、日本人なので分かるが・・・なんとなく分からない部分がある、そんな感じです。私は・・・今の私が大切なんで、考えをそのまま表現してしまう事にしていますが・・・自分の考えの構築パターンを後で眺めるのも面白いのでね・・・何で?理解されないのかが気になるわけです。

 さて、我が首相は何を語っているかな・・・・首相は6日、パリで開幕する経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会で基調講演する。「私の改革リストのトップに来るアジェンダは世界の経済パートナーとの経済連携協定(EPA)交渉を加速することだ」と貿易自由化を進める方針を表明・・・だってこれって予定稿?今は日本時間の5月6日午前9時で、この記事は午前5時のものですから・・・現地時間では5月5日の午後8時ごろの話ですね。

 環太平洋経済連携協定(TPP)の日米2国間協議については「交渉は最終局面にある。日米は協力して12カ国全体での早期妥結に向け交渉をさらに加速する」と述べる・・・・これも予定だね。

 首相は自身の経済政策、アベノミクスにより「日本はデフレから脱却しようとしている。かつて『世界経済のエンジン』であった活力あふれる日本経済が帰ってきた」と主張。景気回復の波が日本全体に広がりつつあり、消費税率引き上げを判断したと説明し「経済再生、財政再建、社会保障改革の3つを同時に達成する。私は改革を恐れない」と強調する・・・事になっている。

 電力会社の地域独占の見直しなどの電力自由化や、地域を限って規制を緩和する国家戦略特区をはじめとした成長戦略の実績を説明。6月にまとめる新たな成長戦略の柱に据える法人実効税率の引き下げについて「グローバルに企業活動する時代にあって、さらなる法人税改革を進めていく」と実現に意欲を示す・・・事になっている。

 首相は「新たな経済秩序を構築したい」と世界で多角的なEPA交渉を進める意向を表明。オーストラリアとEPAの大筋合意に至ったことを紹介し、TPPを早期に妥結する意向を示す。そのうえで日本と欧州連合(EU)のEPAについて「1日も早く成立させるべきだ」と語る・・・事になっている。

 首相の日程が分からなくなっちゃった・・・
4日は、スペインからパリへ移動して、夕方パリのルーヴル美術館を視察、夜は日本大使公邸でファッションデザイナーの高田賢三氏達と会食。ロワイヤルモンソー・ラッフルズパリに宿泊。

5日は、午前に廃兵院で歓迎行事。大統領府でオランド大統領。共同記者発表。で昼は日本大使公邸で和食紹介レセプション。午後はイル・ド・フランス地方商工会議所で仏企業関係者に会って、凱旋門で無名戦士の墓に献花、そしてパリ日本文化会館へ行き、パリ市庁舎保育園を視察してシャンゼリゼ大通りを散策。

 ・・・5月5日の予定はすべて消化しているはずだが、大統領府でオランド大統領と会見して共同記者発表があったはずだが・・・内容は・・・2014年5月5日 日本時間19:57 の日経の速報記事によれば・・・時差はサマータイムだから7時間・・・現地時間の1時ごろの記事ですね。するとこれは決定稿かな?NHKによれば日本時間の17時過ぎから1時間・・・現地時間の10時過ぎから11時過ぎまで、記者会見をして・・・その後和食で歓談ですかね?

 武器の共同開発や輸出拡大など防衛装備品協力に関する政府間協定の締結に向け交渉に入ることで一致。水中を航行する無人機の開発などを対象とする。次世代原子炉である「高速炉」の研究をはじめとした原子力協力の強化も確認した。

 安倍首相は会談後の共同記者発表で「欧州と東アジアの安全保障環境は厳しさを増している。両国の緊密な連携が必要との認識で一致した」と表明。オランド氏は中国の海洋進出に関し「対話以外に方法はない」と述べ、外交的解決を促した。

 安倍首相は自身の外交・安保政策の基本理念の「積極的平和主義」に基づき国際社会の平和と安定に貢献する意向を表明した。防衛装備品の開発で共同歩調を取り、警戒監視に使う無人潜水機を中心に複数の分野での協力促進を申し合わせた。外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)の次回会合を来年、東京で開くことでも一致した。

 ロシアのクリミア編入を「国際体制が基盤とする諸原則に違反する」と非難しつつ、ロシアとの対話継続の必要性を確認した。「力によるあらゆる取得または権利の主張に反対する」とも表明。安倍首相には中国をけん制する狙いもある。

 経済分野では民生原子力の協力を強化する。フランスの高速炉開発計画に日本の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の技術などを提供し、放射性廃棄物を減らす研究に取り組み、原子力発電所から出る「核のゴミ」処理の技術開発で連携する。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)を近い将来妥結する方針でも一致した。

 フランスの報道と比較すると、この中に盛り込まれていない事がありますね。ロイター フランスによれば、経済関連の話が中心で書かれていますね。フランス産牛肉も流れ込む事になるのかね?どうやら、フランスから日本への輸出が150億ユーロ程になっているとか・・・農産品の非関税障壁とか・・・色々と・・・やはり、報道に差がある・・・ルモンドはかなり過激だね。、

 アベノミクスの問題点・・・円安、貿易赤字、財政再建・・・

 人口問題も日本で報道されていない部分ですかね。人口の減少、失業者・・・

 同じものをベースに報道していて、この差は何かね?気になります。そもそも、日本経済新聞が、経済関連の話を削って報道している理由が分からないですね。

2014.05.07

  

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