現在をうろうろ(26)
  
 海外の日本の畑・・・?

 素晴らしい・・・夢のあるようなないような計画が日露間で始まっているようです・・・日本の資本がロシアで農業経営を始めたという話題です。

 ロシアの声が伝えるところによるとロシアのアムール州に日本の畑が開かれているとのこと。日本は共同農業プロジェクトに投資し、技術を提供するとのこと・・・そして、ロシアで試験栽培が開始されたと報じています。

 この動きは2010年に生まれ、2013年5月から試験栽培に入って、500ヘクタールの土地で試験栽培が行われ、2014年の夏には1000ヘクタールの土地で大豆の品種試験が行われるのだとか・・・プロジェクトの提案は、北海道銀行で、日本で投資家グループを作って、この資金を投入する・・・この資金で、ロシアの土地を利用し・・・経済特区を形成しようとしている・・・ふむ・・・

 ロシア・・・広大な国土・・・ふむ・・何と、極東はロシア中央部から離れているから、穀物を中央部に運んでも採算が取れないとな・・・収穫量が拡大すれば、日本だけでなく他のアジア諸国へ輸出される・・・日本との協力で農業分野は新たな発展段階に入るだろうと・・・・

 どうやら、安い大豆がロシアから日本のブランドで流入するのかね?そうなると、ロシアと日本の貿易は拡大して・・・日本とロシアをつなぐ航路はどうなる?北海道銀行のプランだから・・・北海道への航路かね?北海道 ロシア 航路 - Google 検索 ほいほい・・・いつの間にか様々な航路が開かれていることが確認できますね。すると、大量の大豆が流れ込んでくるとそれを加工する工業が北海道を潤す事になる?

 大豆の加工大手って何だろう?大豆 加工 大手 - Google 検索 ほいほい了解・・・輸入大豆のうち7割以上は製油用だね・・・大豆油と言えば・・・昔なら満州の大豆で大きなシェアを持っていたのが豊年ですかね・・・現在は・・・植物油大手は・・・日清オイリオグループ・J−オイルミルズ(旧豊年)・昭和産業か・・・抽出工場はどこにあるのかね?

 しかし、日本の大豆搾油は特殊な発展形態ではなかったかな?豊年は満州の搾油業に乗って発展したのでは・・・満州で搾油された大豆油を輸入して・・・さらに、アメリカへ輸出していたような?満鉄の資料で眺めたような・・・ネット上に資料は無いかね・・・植物油informationにこのあたりの事情が書かれていますね。一般社団法人 日本植物油協会のサイト・・・

 国内での大豆搾油量が減少している?菜種油が大きく伸びている・・・油糧作物としての大豆が価格高騰によって他の作物に置き換わっているのか・・・こりゃ、国内での大豆搾油は先細りになるかね?いや・・・大豆油を絞ったあとのカスもそれなりに需要がありますね。私の使っている安い醤油は・・・いつの間にか「醤油風調味料」ってのを買っていますね。貧乏だと最新の不思議な製品を買い込んでいる・・・原材料名:醤油、食塩、ブドウ糖、魚醤、調味料、カラメル色素、甘味料(ステビア)・・・既に、旧来の大豆・小麦・塩でなく、大豆加水分解醤油を越えてる。まあ、味は問題ないというか、魚醤の威力で良い感じですね・・・私はナンプラーを醤油に混ぜたりもしますから・・・これならナンプラーを買わずに済むか・・・

 じゃなくて・・・大豆の搾りかす=大豆粕=大豆ミール=脱脂大豆が醤油の原料になったり、カップ麺の肉もどきになったりしますね。この大豆ミールも高価で・・・飼料用ですが・・・近頃は特定保健食品で幅を利かせているような・・・

 大豆油の生産が減っているあたりを考えていたんだ・・・すると、国内での搾油ではなく工場も進出しちゃうことになるのかね?そうなると・・・日本の産業構造は一段と変化して・・・金融が中心になる?北海道銀行が、日本で投資家グループを作って、この資金を投入する・・・この資金で、ロシアの土地を利用し・・・経済特区を形成・・・だものな・・・工業地帯そのものも企画して海外に輸出というか育成を行うことになるのでしょう・・・日本国内では高付加価値商品の生産・プラントの設計だけになって行く・・・店頭に並ぶものはみんなトクホになるとか・・・私のような能なしの貧乏人は・・・海外に輸出され現地のトクホブランドでない不健康な安価な食品を食べて生きることになるのか?

 どうも、落ちは自分の身に降りかかる困った事に転嫁して行ってしまう・・・悲観主義的妄想家になりつつある・・・

2014.04.21

  

関係ないが興味深いもの
 今回は特になし












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