現在をうろうろ(13)
 愛国心の諸相・・・?

 ふと、アルヴィン・ヨークが気になってきました・・・アルビン・ヨーク・・・近頃はVの表記が厄介ですけどね・・・1887年から1964年に生きた人で、アルゴンヌの戦いの英雄ですね。映画、ヨーク軍曹をきっかけにチェックした人物ですが・・なぜか急に気になって・・・残念ながら、日本語のソースはそれほど多くないのですが・・・第一次世界大戦の英雄ですね。私の知識は、映画が基本ですから・・・伝説の方しか知らない・・・だから気になるとも言えます。どの部分が気になるかは、この人物は長物銃の名手で、若気の至りで酒を飲み暴れる・・・無法者予備軍として成長していきます。一応、仕事はきちんとしているのですが、仕事が暇なときはね。そして、ある時、招命の類が降りてきてしまいます。殺してやる!と出かける途中の落雷、銃が焼け・・・回心します。神と共に歩むことに・・・そして、第一次世界大戦の米国の参戦と招集・・・人を殺す事は神の禁じること・・・その矛盾は例によって解決されたようで・・・山の上で降りてきます・・・私には矛盾が解決したとは思えない解決なんですが・・・そして、ヨーロッパ戦線へ・・・そして、大量の捕虜を少数で・・・英雄となるわけです。

 気にした理由は・・・比較文化論的な考察と言えば聞こえが良いのですが・・・現在をうろうろ(10) 食いものと、アニメと、精神文化・・・? でいい加減な考察の断片を並べてしまったという事なんです。自分で今 振り返って見たとき何か見落としている事があるし・・・結論らしきものを書いていないことに気付いたんでね・・・多分、ずいぶんと飲んで、かわいい女の子がちょろちょろ出てくるアニメに幻惑された可能性がありますからね。

 仕方がないので、1回から12回ファイナルまでを面白がって見てみました。メインのPC上で眺めると、我が魚雷艇クラスのPCでは処理能力が問題になるので、ケーブル代わりに購入したAndroid搭載のメディアプレーヤーでネットの上のものを再生させているんですがね。大戦艦クラスの処理速度を持ったPCとマルチスクリーンが欲しい・・・でも、分散処理も悪くない・・・

 しかし、様々な言語の字幕が流れるな・・・スペイン語だかポルトガル語(区別がつかないんで)、ドイツ語、英語、フランス語、多分アラビア語、タイ語かな・・・まあ、私はある意味収集家なので・・・こいつを録画したりもしますが・・・とりあえず、字幕は様々ですが、コンプリート化して・・・だらだらと流して、考えるわけです・・・馬鹿みたい、娯楽は楽しむためのものなのですがね。しかし、私は欲深で貧乏性で・・・意味を欲しがっちゃうんです。無為に過ごしたなんて思いたくない・・・

 で、比較したくなったのは何か?それは・・・愛国心ってやつなんです。明らかに蒼き鋼のアルペジオでは愛国心など無いですからといたら言いすぎですが・・・その意味では、潜水艦漫画・・・何だっけ?沈黙の艦隊も似たパターン・・・基本的に、日本では政府の鼓舞しようとする愛国心と個人が意識している愛国心には差があるような気がするんです。諸外国はどうなっているか調べたことが無いので分かりませんが・・・キリスト教国の場合や・・・同じ系統の神をあがめる、イスラム・・・とかムスリムか、ユダヤ教徒などは…日本ほどの乖離は無いと思うのですが・・・単なる推測で妄想以前のものですがね・・・

 どうも、日本では為政者の行いには、基本的には従うが、胡散臭いものであるという事になっているような気がするんです。私は心の底から思っていますから・・・かなり偏っているのも知っていますが・・・あと、金融機関が向こうから投資に関して言って来ると警戒しますね。勘案して、かわいい子の言う事は少なくとも損にならないときは聞きますが・・・担当が変わってまだ顔を見てないので・・・今日は申し出を聞いて、それとは反対の事というか、リスク分散ををしちゃいましたが・・・判断理由は金の流れ・・・ああ、日本語は難しい・・・金の流れ・・・ここで金と言ったのはゴールドの話で、普通に言う額面通貨の話では無いのですがね。経済を語る上で、用語としての金が凄く曖昧・・・私は経済の論文書きの専門家では無いので、このあたりをどのように使い分けているのか興味がなかったけど・・・どうなってるんだ?調べる気がしないので・・・まあいいか・・・自分の頭の中ではキン・カネで分けているから・・・現物の金・・・これも駄目だね、現金か金地金か分からない何と曖昧な・・・

 とにかく、日本のアニメってのが・・・私企業が作るもので、原作は漫画・・・従って、極めて庶民的なものであると定義できますね。こんなものは分析の必要はない代物になりますが・・・しかし、こいつを分析すると、日本の基底文化を研究できるような気がするわけです。香取神宮の膨大な文書をだらだらと眺めている中で気付いた事なんでね。当たり前に目にするものの中にこそ、その中の様々な表現の中に基底文化がしみこんでいる・・・だから、内容的に新奇なものでも理解され、納得し・・・漫画として売れ、さらに金をかけてアニメ化されるわけですから・・・金によって証明された基底文化による共感・・・ですから。

 まあ、本気の学者先生は、資金の流れによる統計学的証明なんって認めないと思いますけど・・・経済は、人間の判断の根幹にあると思うのでね。・・・私は拝金主義なんで・・・なるべくその傾向を脱したくてお金を手懐けたいのですが・・・なかなか言う事を聞かなくて・・・財布の中の雉君や泰然たる富士の山も逃げ出し・・・桐や桜の花は散り、挙句の果てには稲穂からも種はこぼれ・・・困っていますね。結果としては、お茶かな?白い軽い葉っぱばかり増える・・・

 さて、蒼き鋼のアルペジオ・・・これって、基本的に日本の愛国心の諸相を示しているような気がするわけです。国から求められる愛国心、それに対する狭義の愛国心・・・同胞愛・・・隣人愛・・・もっと狭めて、身内の情・・・寄合の様々な思考するものの間で生まれると思われる不思議な感情・・・日本的な「愛」というもの・・・愛というか慈しみの感情かね?なんとなく日本で愛というと・・・基本は性愛の概念が表に出るような感じですが・・・このあたりの違い・・・何しろ、戦闘艦のメンタルモデル・・・器物の霊との交流ですからね・・・一般的な人と人との愛を基準とすると・・・人倫に反する愛の形を示していることになります。

 あ・・・頭の中におぼろげな記憶が・・・ミンネ、確かドイツ語Minne・・・王女様だっけ?私は、この人形をミンネ;愛することができるのか?なんって疑問を呈したのは・・・アントワネットか?記憶が・・・

 さて、本論は・・・疲れたから次回だな・・・つづく・・・多分

2014.04.17

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し・・・












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