香取神宮をうろうろ(113)
 香取志 (47) 神事に関して、御古波物・・・

 近頃は、映画をずいぶんと見ています。見ているというか、単に流しているという感じですが・・・それでなければ、カラオケで練習したい曲を・・・ひたすら同じ曲を流し続けて覚えるとか・・・常に音楽などが流れている中にいます。そして、手元には飲み物や・・・数歩の距離に厨房がありますから・・・そして、冷暖房完備の部屋・・・冷暖房完備でも、動いている時間が比較的短い・・・理由は、建物の中でも外ヘ出るときの格好と同じだから、冬はそれほど苦にならない・・・もちろん、一人でいるときはですね。非常に寒いと、スキーウエアーを着てしまうという大技を使いますから・・・さすがに、誰かが来るような状態だとある程度の冷暖房を効かせないと恰好が悪いですからね。つまり、私が普段いる場所は、往生要集の示す所の極楽に近い場所になるわけですね。しかし・・・寒いな・・・でも、経費を考えると暖房など贅沢・・・何か食べて体の中で燃やした方が経済的なんって考えてしまいますね。人間一人生きさせるイニシャルコストを低減するために日夜努力か・・・

 食べ物でちょっと気になることは・・・例によって世界の特産地の製品を買い込むのですが・・・鶏肉がね。私の財布は、ブラジル産の鶏肉が好きなんです。鶏肉は、国産の腿肉が高くて、次が国産胸肉、そして愛すべきブラジル産の腿肉があって・・・ブラジル産の胸肉が無い・・・私は柔らかい胸肉が好きなんです・・・経済的な人間というか、料理のパターンからなのかもしれないですが・・・ブラジル産の胸肉はどこに行っているのか?気になるわけです。多分、胸肉はその評価が高い北米・欧州市場に流れ、日本で評価の高い腿肉が日本に出荷されているという感じなのかと・・・というわけで、安い胸肉が手に入らないと、世界的な産地の安価な腿肉を食べることになるわけです。さて、何を食べるか・・・

 ん?ニュースを眺めていたら・・・国会で・・・任天堂がビジネスモデルとして話題にされている・・・任天堂は日本文化の継承者で、IT活用のゲームでの利益で、日本の伝統文化を守っている?・・・任天堂が無くなっても日本文化が継承されるか?・・・日本の伝統文化の花札に関するものですね。・・・・花札は、100円ショップで売ってますから任天堂が無くなっても花札は残る・・・商品としての花札か、確かに花札の絵柄を任天堂は保存していますね。・・・しかし、花札文化は既に過去のものかね?私自身も花札は知っていますし、基本的な遊び方・・・お金を用意して・・・じゃなかった・・・基本的には長い禁令下の商品ですね。まさか、規制緩和の一環としてかね?花札遊びの伝統を守るには・・・やはり、カジノ計画へと話が向いて行くのか?政府公認、花札賭博場でも開けば・・・学校でも花札の遊び方などを学べば・・・花札が日本の伝統文化か・・・なんだか、ちょっと情けない話のように感じてしまう。日本の伝統・・・ヤクザ映画がそこそこ売れるかな?花魁とか・・・女衒なども日本の伝統?こいつは否定しているのかな?・・・あれ・・・どんどん変な方へ・・・さて、気合を入れて・・・ 香取志 28コマ を続けましょう。

御古波物;オコハモノ
文字は詳らかではない。同夜に供し奉る御食である。そうであるが、元三の祭祀を掌る神官はこれに預からずに、いつも出す家が決まっている。膳部所に集めて、祭器に移し奉る。


 文字が良くわからないと、それらしき万葉仮名を充てるのか・・・漢字が勝手に独り歩きする時もありますからね・・・なかなか面倒です。まあ、文字は詳らかではないか・・・御食;ミケですから・・・食べ物系のもので、オコハモノと言われると・・・強飯式の類のような言葉ですね。良く聞くのは日光の輪王寺のものですね・・・

 香取宮年中祭典記によれば、御強飯御神事としていますね。元三の祭祀を掌る神官とは別・・・ちょっと、この香取志の記述では何のことか分かりません・・・香取宮年中祭典記は・・・諸役人到着を伺って、三奉行が指揮して祭を行う。祝人夫を御両家お迎えに遣わす。三度、これを三度之御尅限と云う。両所一斉に出仕ならばそのままにする。もし遅れて参った時は、大禰宜には一之神夫、大宮司には三之神夫を以て三奉行より出仕を促す。

 ん?これでもなんだか不明瞭ですね・・・諸役人到着を伺ってというのは、この祭祀を準備する人たち?ヘッドは三奉行で、御両家行って、両所・・・大禰宜・大宮司の事か、で両家を迎えに遣わすのは三度で、これを三度之御尅限って・・・三顧の礼ですかね?三顧の礼は諸葛孔明が若くして受けたことで有名になったものですね。取りあえず3回呼びに出るという儀礼・・・三奉行が指揮ねぇ?三奉行はだれかね?とにかく、元三の祭祀を掌るのは・・・三奉行より上の人達?両社務の大宮司・大禰宜、六官の宮之介・権禰宜・物申祝・国行事・大祝・副祝ですかね。奉行は・・・総検校・権之介・行事禰宜・録司代・田所・案主・高倉目代・正検非違使・権検非違使・分飯司とありますが・・・三奉行は?時々、この三奉行ってのが現れますが、良く考えていませんでした・・・だれだ?筆頭の3家ですかね?ちょっと不明・・・これは、気合を入れて長々と日記でも見ないと確定しない物のような気がします。当たり前な事は記録に残らないので・・・雰囲気としては、かつて奉行は18家構成だったようですが、奉行と内院神主に分かれたみたいな話だったような・・・あった・・・三奉行の筆頭は録司代で田所・案主までが、三奉行ですね。・・・千葉県立図書館の県史収集複製資料の注記にありましたね。気が向いたら、手元に無いものは閲覧に行くかね・・・あれ、-千葉県デジタルアーカイブ - 菜の花ライブラリー ここに香取文書纂がありますね。全巻揃いか?サーバーの反応があまり良さそうではないですが、色々と揃っているようです。これで、出かける必要が無くなりましたね。IT技術の進歩は素晴らしい!

 御食は出す家が決まっているか・・・香取宮年中祭典記だと、大床大小御供は、大宮司・大禰宜・宮之介・権禰宜・物申祝・国行事・土器判官が出すようです。そして大宮司と大禰宜は3升、他は1升ずつだとか・・・これら7家が御供を膳部に持って行って、判官が受け取り御祭器に写して御幣棚に膳部所判官が持って行って大神主に渡すとありますね。そして、御神酒も7家が同じように一瓶ずつ奉献し、祭当も一瓶出すようです。神酒は酒司が受け取って、祭当の荷用に渡し、荷用は大神主方に持参、大神主は御供と神酒を御幣棚に供え、祝詞、この時に奉幣・・・近頃は奉幣を廃止している・・・終わったら、献備物は撤下して、御供は膳部判官・奉公者18人と神夫達に、神酒は祭当荷用惣座中に一献、終わったら退下・・・

 ふむ・・・なんだか、正月に下級神職へ神様を仲立ちにして振る舞いをしているみたいですね。大床大小御供・・・大床に上げる大小の御供ってことですかね?御幣棚とは?奉幣を廃止している?・・・なんだか変だぞ?奉幣の解説に大麻を振って祓いを行うものを奉幣と云うのではなく、神様に捧げる物すべてを言うのだとかやってましたね。ところが・・・ここでは、奉幣を廃止している・・・上げてるけど上げていないって論理的な矛盾がありますね。どうやら・・・香取神宮用語では奉幣というのは、この大麻を振って祓いを行う所作を一般に言うような感じですね。香取志は一般向けの本なので、一般的な用語で解説しているのか?ちょっと気になります。なんとなく、香取志の奉幣の説明文が気に入らなかった理由はこのあたりが背景にあるのか?

 御幣棚?こいつが気になっています・・・幣殿に棚でもあるのかね?文頭には・・・大床の大小御供とありますから・・・大床に御幣棚を置いてなのか?・・・でも、なんとなく庭上みたいな気もするし・・・御幣棚はどうやら、御供などを載せるためのテーブルのようです。なんとなく、曖昧な表現が多くて・・・香取宮年中祭典記は古い文献を下敷きにして書かれたのかね?ちょっと気になります・・・なんとなく、元禄の造替で大きく祭祀の形態が変更になった部分を、辻褄が合うように調整しているためなのか?そんな疑問が湧いてきます・・・元禄の造替の前には本殿の前に石の御幣棚があったとか?何で読んだのか不明ですが・・・なんとなく、そんな記憶がありますね・・・御食は荷用が運ぶのですが・・・荷用は庭上神官の内から選んで祭祝が嘱託してこの役を務めさせるようですね。この御幣棚と案は別物みたいな書き方をしている部分があったり・・・その場での扱いによる違いなのか?メインテーブルと脇テーブルかね?なんとなく、バイキング形式で並んでいるような感じですから・・・とにかく、神にささげることが重要で・・・撤下の後に人の口に納まるわけですから・・・神に捧げることで間接的に神社は神の恩恵を食べ物として受ける・・・食べ物が貴重な時代には非常な神の恵みでもあるわけですね。

 昨今は食物の価格は相対的にずいぶんと安くなった気もしますが、反面高くなった気もします。所得に対する食費の割合はずいぶんと下がり、貧乏人=やせっぽちなんって図式は成り立たなくなっているような感じです。代々裕福な家の子は大きく強く、代々極貧の小作の家の子は束になっても裕福な家の子に勝てないなんって今は無いですからね。二宮尊徳だって角界からスカウトが来ている位の大男ですから・・・ろくに飯を食っていない極貧層の小作人などにとっては化け物のような体格でしょうね。こいつが領地の建て直しにやってくるのですから・・・力で勝てない・・・従うしかない・・・ところが中々良い奴で・・・信伏せざる得ない・・・どうも、動物は2代良いものを食い続けると大きな子を産むようになるような?そんな気がします。日本人も大きくなった・・・

 確かに、食べ物は豊かですよね・・・但し、平和な世の中で、貿易が円滑に行われているならばという条件ですからね。戦争好きな政治家の時代には、先が見えない危うい国であると言えるわけです。私なんか、貧乏で国産品の食料品はわずかしか買う事ができませんから・・・多くは舶来品に頼っていますからね・・・カロリーベースで計算すると、国内自給率はどのくらいになるのか?下手をすると20%以下ではないかと・・・戦争をするなら、やはり食料自給率は80%程度無ければね。米を3年分ほど蓄えているとか、そんな風でなければ長期戦は戦えない・・・札束や米国の国債などは食えませんからね。やはり、戦時は現物ですから・・・土蔵のついた農家に地続きになっている3反ほどの畑でも買い込んで自給体制でも整えるのも良いかもしれません。芋を作り鶏を飼い・・・あ!まさか、巻行器は米が入る前は里芋の仲間が入れられていた?世界の米作圏の米の容器をチェックしたんですが、巻行器に類似のものが無かった・・・安易に塩を考えたが、なんとなく芋を入れるのに良さそうな容器のような気がしてきました・・・サモアに芋を入れた植物の葉で作られた容器がありますね。Taro samoa - Google 検索 こんなのとか Taro basket - Google 検索 こんなのがね。タロイモ料理も美味そうですね。私の所有する土地には斜面があるから、そこにでも穴倉を作って冬はそこに貯蔵するか・・・穴居生活も悪くないかな?下らないことばかり考えてしまいます・・・

 え〜と・・・食料の価値に関してだった・・・確かに、食料品は高い価値を持っているのは分かりますね。何しろ命の親で、戦前の日本人の体格がかなり貧弱だったのは・・・代々食べていなくて、その食糧事情に適応した結果でしょうからね。貧富の差は、商工業の発達していない中では、土地をどれだけ持っているかだね。土地の所有権って・・・領主権になるのかね?そして、その土地を占有する権利は耕作権?屋敷地は?・・・古い土地制度ってどうなってるのかね?なんだか、また私は基本的な知識の欠如に気付いてしまった・・・明確な規定では701年の大宝律令で耕作地は国有だよね。氏姓制度下でしょうから、支配権は氏の長者かね?そして、723年の三世一身法により耕地に関しては3代に渡って税の納付義務が無くなったが・・・これは税法上の特例措置で、所有権の概念とは違うみたいですね。耕作権の永続性という感じでしょう。そして、745年、墾田永代私有令で耕作地の耕作権の永続が確定・・・住宅に関する規定は無しだね。基本は金を稼いでくれる土地という事になりますね。

 土地の所有権がはっきりとした権利関係として現れるのは・・・明治時代ですかね?地券ってやつ・・・市街地にも地価の100分の1の税をかけるという沽券税が、明治4年;1872年に東京に登場します。沽券税ですから・・・沽券=売買証文・・・市街の宅地の権利は、売買契約書の沽券に記されていた・・・こいつに税をかけたわけですね。そして、売買の無かったために、沽券が発行されていなかった宅地に対しても、評価額が入って新たに沽券が発行されて庶民から税を毟り取ることになるわけです。そして、明治5;1872年に田畑永代売買禁止令が廃止になります。これで、租税のかかる田畑に対しても売買が可能になって・・・農地に関しては沽券ではなく、地券が発行されるようになるようです。この規定はその年に、沽券や農地として地券が発行されなかった土地に対しても地券が発行されたようです。これが良く見かける壬申地券ってやつですね。

 そして明治6年;1873年に地租改正条例が発布されます。ここで壬申地券の代わりに、全国共通の一筆の地に一枚ずつ改正地券が交付されます。しかし、この地券は登記法の登場で意味を失います。・・・という事になるので・・・住宅用の土地にも税をかけるために、その土地の所有権者=納税者を確定したかったということですかね?そして、登記法によって、表題登記が行われ・・・納税者義務者を登録した・・・しかし、それでも占有しているが未登記の土地は山ほどあり、現在もそういった土地が存在し・・・相続が行われていて、相続の際にトラブルがあると、始めて表題登記が行われるような土地もあるという感じ・・・こんな場合の・・・草分け地主の未登記の土地の表題登記を行うための書類って・・・公証制度によってかね?現行制度についても知らないことがいっぱい・・・私の家など、住所表示とは違った地番で登記されているから良くわからない・・・土地と建物は別の登記だから・・・表示が変でもOKだって?表題登記って不思議なものです。

 一筆の土地か・・・古くは小字なんでしょうね・・・同じ種類の土地利用をしている耕作地など、経済的な一塊の単位って感じかな・・・経済的に意味のある土地の集合部分は小字とかで把握されていたようですね。町場には経済的な単位は存在せず町という単位で把握・・・よって小字はないのか・・・

 結局の所、土地の所有権というのは、税金を毟る対象物である土地所有者を確定しているだけでしかないのか?だから、税の滞納をすると土地の所有権を強制的に剥奪されて公売にかけられてしまうのか・・・税を中心に眺めると・・・日本国と呼ばれている日本の実効支配が行われている土地はすべて日本のものである・・・その国土の上にある一筆一筆の土地は、その排他的な利用権が個々人に与えられている・・・この権利の権原は伝統的なもので・・・平穏かつ公然に始まった・・・国家という意識によって、国家からの安堵によってそれは強い権利へと変わり、動産に於ける所有権と同等なものと考えられるようになった・・・国家にとっては領土は公地であり、個々人の持つ土地所有権などは単に永続的な排他的な使用権にしか過ぎない・・・税を払わなければ、安堵は取り消され別の者へと権利は移るだけ・・・大化の改新の公地公民はどうも、土地と人民は国家の物である・・・私有ではなく・・・ただ、それを国家の指名により豪族というのはそれぞれの地域の支配を代行しているに過ぎない・・・こんな感じですかね?ふむ・・・これが日本の伝統的な地方支配だったのかね?だから、鹿島神宮は上知に際して、これまで通りの神領政治致したき旨の願出をやっている・・・今まではこれでOKで本領安堵が出たはずだが・・・どころが朱印状は出て来ない・・・いつの間にか、支配地は消滅、代わりに金が出たけど・・・それも先細り、こんなの今まで無かったよ・・・あれ?神職の任免も御上から一方的にですか・・・で泣き寝入りですかね?

 という事は、幕府とかいうものが、下々から認められて棟梁となるには将軍宣下があって、これを権原として上知を求め、上知があったら、これに対して新たに朱印状を発行して安堵するという手続きが標準になるのかね?江戸時代は将軍の代替わりごとに朱印状が発行されていたから、それに慣らされていて・・・みんな明治政府に対して上知した・・・しかし、西欧流の悪逆な支配の手法を実践した明治政府は、上知を受け安堵を行わず、新たな土地制度を導入した・・・上知はそれぞれの地域支配者の自主的な行為であったために・・・安堵が無かったことについては泣き寝入りせざるを得なかった・・・という事かね?従って・・・幕府は基本的に自ら土地支配は行わず、領主を安堵によって縛ることしかやっていないという事かね?だから基本的には領主権の確認しかやっていない・・・それが、明治維新で変わった・・・上知のあとには、明治政府の代官が入ってきて旧来の領主権は消滅・・・代わりに、公爵や侯爵、伯爵、子爵、男爵になる・・・禄は一時金として金禄公債で誤魔化して5年据え置き30年分割で・・・インフレ誘導かね?いつの間にか紙屑に近くなる・・・米の値段などはずいぶんと上昇していますから・・・起債は明治10年か明治時代の1円金貨は明治4年から13年に発行されていますね。明治30年には2円で通用・・・インフレ率は2倍、従って金禄公債の価値は半減ですかね・・・その後昭和6年までは金の名目的な価格は安定しますね。金解禁と恐慌・・・ドル買い事件などなど・・・経済的に破綻したので・・・さあ戦争だ!ってね。デフレの反動が戦争を引き起こしたみたいな感じ・・・

 明治維新の際の法制度ってのが面白そうですね。誰が仕掛けたのやら?暇があったら維新史料綱要でも眺めますかね。ふむ・・・上知ってのの一例は・・・幕府、鳥取藩に命じ、江戸大崎の下屋敷を上地せしむ。「十二月十九日、幕府に引渡す」。尋で「十月二十一日」、芝金杉に於て代地「姫路藩陣屋地」を給し、且八代州河岸邸の内二千六十五坪余を上知せしむ。学術研究データベース・リポジトリ 『維新史料綱要』データベース 簡易検索画面 ふむ、こいつは面白い・・・

 宅地に関しては良くわからない・・・ただ、大禰宜家の日記に出てくる家屋は、大禰宜家が実質的な支配権を有しているみたいな感じです。そして、それぞれの屋敷は役職に付随している・・・大禰宜が大宮司になると、大禰宜邸を出て大宮司邸へと家移りしていますから・・・しまった・・・

 食いものの話だった・・・祭祀があると、神様に捧げられた素敵な食べ物が撤下され出てくるわけですね。その価値は、どうやら今考える物よりはるかに高い価値を持ったものであるような・・・ある意味、山海の珍味ですから・・・しかも、酒も出る・・・昔は盆や正月が食べ物豊かさでピカイチだったわけですから・・・晴れの日の食べ物が満喫できるということですかね・・・正月・・・木っ端のような餅食って、油のような酒飲んで、雪のようなまま食って・・・ですから。これが贅沢ですからね・・・油のような酒ってどんな酒か気になりますが・・・どぶろくでも仕込めば答えは見えるのですけどね・・・酒食の振舞というのは今とは違った価値を持っていたということなのでしょう。そう言えば、酒食の振舞に関して、ある記録では・・・やや、恨みがましく、今は無しとか書かれているのを見たような・・・恨みがましく見えたのは・・・私の主観ですけど・・・なんとなくね。今は、酒が安くて・・・いつも悩みますね・・・コカコーラにするか酎ハイにするか・・・酎ハイの方が安いのは何故?世の中には不思議な事がいっぱい・・・そう言えば・・・

 海外のニュースを眺めていると、日本についての違った視点というものを得ることができますね。日本経済に関して、近頃目にするのは・・・日本では賃金が上がっていないというようなものですね。自動車や電子関連の指標は良いのですが・・・日本型の安定したサラリーマン体制はこの20年で崩壊してしまった・・・40歳未満の労働者の仕事は・・・コンビニ・宅配等での低賃金労働へとシフトしている・・・しかも、パートタイム、非正規就労・・・定雇いの仕事が減少している・・・間違いなく、貧富の差が発生しているという事になるのでしょう。住宅ローンは退職までに払い切るか微妙な様相を呈していますし・・・買っても価値は維持されるのか?これまた問題・・・建て替えをすると、解体費用が結構掛かりますし・・・消費税は高いし・・・さらに消費者物価は上がっているし・・・私のような貧乏人はどのように暮らしたらよいか・・・困ったものです。映画館で映画も見たいが・・・遊ぶ金など無いし・・・ビットコインか・・・似たようなものを国債がらみで発行するようだったら、再び南海会社泡沫事件型の不良債権処理に使われる可能性があるなぁ・・・

 現在と過去で遊んでいるのは良いのかもしれません。そして、未来を予測することで・・・金儲けができればOKなんですが、なかなかそこまでは達することはできないのが難点ですね。卦でも立てますかね・・・4月になると消費は急激に落ちることぐらい易の力を借りなくても分かりますが・・・庶民の暮らしがかなり厳しくなりますね・・・私の試算だと、1ドルが120円位になると、100円ショップ商品はほとんどが国産品に変わるでしょう・・・海外からの運賃はドル建てでしょうから、いくら安く仕入れても儲けが出なくなる・・・予想は120円ですが現実は観察するしかない・・・現状では、E26口金の蛍光灯は消滅とか色々と無くなったものがありますね。1ドルが140円を越えると多分、100円で売れる物が無くなる・・・国産品といえども、原材料は海外に依存している・・・1ドル160円で多分、100円ショップは消滅・・・200円以下で売れる商品がかなり限られるのではないかと・・・消費の落ち込みが始まると・・・次は、コンビニの終夜営業が無くなるのでは?特に地方での深夜営業が可能なのは車の利用ですから・・・ガソリン価格が1ドル160円程度になると、明らかにガソリン価格は高い物になりそうです・・・従って、不急の事にガソリンを使わなくなる・・・通勤手当の上昇が見込まなければ、当然使用を控える・・・売上が無ければ店を開けておく必要はなくなる・・・午前7時から午後11時の営業に変更かね?これでも、コンビニが始まった時は衝撃的なものでしたが・・・もし、この時間帯に営業するようになったら・・・所謂アルバイト先は限られる事になる・・・当然、物流も・・・従って、低賃金労働が・・・さらに低賃金になる・・・人余りになるでしょうから・・・でも、こんな未来は見たくない・・・豊かな暮らしができるのは・・・年金をもらっている年寄りのいる世帯・・・安定した収入ですから・・・少なくとも食える・・日本の場合、税などで支払った物のリターンが低いので・・・年寄りが良い金ヅルとなる可能性が高い・・・私の所は・・・残念ながら両親とも鬼籍へ・・・高額な企業年金を受けていたはずなんですが・・・従って、私は一生懸命稼がなければならない・・・情けない話だ・・・そして・・・水戸黄門漫遊記が受けるようになる・・・そして、伊勢神宮の御札が降るようになるのさ・・・世直しだ!革命だ!維新だ!とね・・・

 そして・・・年金生活の老人の預金残高の急激な減少・・・生きるために預貯金の切り崩し・・・より良い投資先へのシフト・・・証券会社は海外の投資信託を進めるでしょうね・・・円安になったら・・・日本の資金の海外流出・・・その先は・・・円は紙屑になるのか?私は経済が専門ではないので・・・専門は浪費・・・だな・・・さらなる節約を考えないと・・・米国産のミックスベジタブルを中国産にするかな・・・トウモロコシの食感が悪いが、現在の我が経済状況からすると1kg260円を、1kg180円に・・・トウモロコシと里芋でも栽培するかね・・・ジャガイモは連作障害が出るし・・・里芋も出るから・・・輪作か麦・トウモロコシと里芋とジャガイモ・・・所によりカボチャとか・・・食料確保ができればOK・・・やはり農業へ投資かね?しかし・・・日本経済はどこへ行く?

 結局の所、腹いっぱい食えればよいのです・・・政治等どうでも・・・平和で腹いっぱい食えれば・・・鼓腹撃壌であればね。政治なんか関係ない!ところが、善政がされていないものだから面倒な事になっているような感じですからね。どうして、こんなに借金した?そして・・・酷税がやってくる・・・身分制社会も安定していて良さそうとか言いだす人もいるかもしれない・・・確かに、自分で考えて行動しないのであれば、小作人にとっても小作人なりの安定と安心があるのかもしれませんが・・・きちんと勤めていて、それなりの人格者の地主で、小作人の面倒をみるようならば・・・ふむ・・・ふと、福祉の名のもとに行われているのってこれに近いのかも?所詮、公民で国家の奴隷のようなものなのかもしれません・・・税金って頸木で繋がれたかわいそうな国民・・・結局の所、権力者という看板が変わるが、日本という抽象的な国を意識した所で、日本国の公地公民になってしまった・・・それは、国家という意識が変わらない限り常に日本の公地公民であることになるのか・・・分かったようで分からないね・・・ふむ、個人の状況が苦しい時には、福祉・安全保障という夢を見させやすい、そこで酷税の導入が容易・・・しかし、実情は・・・個々人が苦しい時は国も苦しいから、やり過ぎると疲弊し、夢が見られなくなる。その結果、新たな夢を見るために世直し・・・ふむ、福祉と安全保障ってのは増税ねたになりやすいのか?

 どうも、私の頭は食いものと、お金に対する指向が強すぎるのかもしれません・・・日本の伝統文化の花札を守る活動でもしますかね?どうも、花札がいけなかったようです。ここらで稿をかえましょう・・・

2014.03.11

  

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