香取神宮をうろうろ(93)
 香取志 (28) 800年代の社会不安・・・

 先日、赤外線リモコンの電子キットを買い込んで半田付けをしながら・・・こりゃ新しい眼鏡を作らなければ・・・という気になりました。近くが良く見えるやつ・・・標準で使っている眼鏡の度は分かっていますから、こいつをちょっと弱いものに替えればよいというわけです。コンピュータのモニタを見るのも意識して・・・明視距離70p程度を目標に注文しました。送料込1980円ですから、調子が悪ければ作りなおせばOKでしょうからね。それが届きました。早速使ってみると・・・何と、よく見えます・・・当たり前ですけどね。実は、この度の眼鏡は1年ほど前にネット上の別のショップに注文した度のものなんですが、その時は、その店でフレームが欠品で購入できなかったのです。その店もいつの間にか消滅・・・今回、度をメモしてあったのが出てきたので、別の店で似たフレームで注文したんです。まあ、当たりですね。手元からおよそ5m程度まではピシッと見えますからね。コンピュータのモニタを見るにしても・・・老眼が問題だよな・・・いつの間にか気になるようになってしまいましたからね。まあ、眼鏡も安くなれば、用途に応じた使い分けができるようになりますね。この眼鏡は・・・目から20pぐらいの距離での仕事用になると思います・・・私の場合、この距離が眼鏡を使わずにきちんとものが見える距離ですから・・・この眼鏡は身の周りに置いたものが探せて、レンズのを通さずに手元の作業ができるやつという位置付けです・・・で、別の用途に使うための眼鏡も注文しちゃった・・・まあ、メガネ屋に行って中近両用ってやつを買えば良いのでしょうが・・・なんとなくね。老眼が入る歳になったか・・・なんとなくがっかり・・・

 類聚三代格も読み始めていますが・・・なんとなく、800年代には神社の荒廃の歯止めが利かない状態にあったみたいですね。それを受けて、神社の復興策として延喜式が神社関連を前面に打ち出しているのでは?かなりの太政官符が出されていますから・・・神社の荒廃について、何を恐れているのか?神社が支配に関連するものは何か?氏神・・・氏の長者の祭祀遂行能力?近代デジタルライブラリー - 国史大系. 第12巻 183コマ このあたりにも、その気配を匂わせるものが見られますね。これが800年代の末ですから・・・国造体制の残滓が崩壊している・・・逆に言えば、律令の支配体制が浸透している・・・律令に則って地方行政が行われ、それが恒常化している・・・律令の良い事は、決められたことをやっていれば良い、考える必要はない・・・やがて、それは習慣になり慣習として定着し・・・指導の必要はなくなる・・・指導の必要が無くなれば・・・独立の機運が高まる・・・この連鎖では?教師と弟子と授業料の関係・・・先生、この授業料で学びます!よし、学べ・・・先生の知識はすべて得ました。先生と同じようにできるようになりましたから、先生の元を去ります。ありがとうございました・・・さあ、中央政府と、それに従属したかに見えた地方政府に置きかえると・・・高い文化を持つ中央政府様、これだけの税金でその高い文化を導入させてください、よし、学べ・・・中央政府のやり方は良くわかりました。我々も文化水準が高くなり、中央政府と同じように我々だけでもできるようになりました。もう税金は払いたくありません。私たちは独立します!どうせ、中央政府には我々を従わせられる軍事的な文化の優位もないでしょ!

 なんとなくの雰囲気なんですが・・・香取神宮から大戸神社が独立して行く過程からの、妄想的な推論ですがね。どうやら、800年代には我が国の経済は大きく発展したのではないかと・・・経済の進展により河川や山などの利用が高度なものへと変わって行く・・・経済の伸長により神域が侵されるようになる・・・

  神祇を仲立ちとする支配は・・・合理的支配ではないから、その文化は、その権威を信じるものがいることで存続させることができる・・・この、神社の権威の低下を補うことで、非合理的な精神文化による支配体制の復興かね?合理的に考えると、独立も可・・・しかし、感情的な繋がりを大切にしたいから・・・不合理だが不可!という感じかね?

 我々が対面する次の時代は・・・既に世界企業に発展した企業が、経済的に考えると本社を日本に置く必然を感じなくなったとき・・・何によって引きとめるか・・・日本企業としての矜持に訴えるしかない・・・日本企業である事に誇りを持てなくなったら・・・律令制が崩壊していく過程ってこんな感じだったのではないかと・・・価値観の転換・・・なんとなく、海外旅行が一般的でなかった時代を思い浮かべたわけです。外貨による制限もあったから・・・海外の事情を知るためには役所を通して様々な許可をもらわななければならなかった・・・海外に情報網を持つのは、外務省と商社と海運業者・・・ここから通産省が情報を得て、国内企業を統率できた・・・外貨による制限、渡航制限が撤廃されると、大企業は世界に支店網を構築・・・商社の地位の低下、外務省の持つ情報の価値の低下・・・通産省の指導力の低下・・・情報の流れの変化が与えた影響かね?

 さて、教師と生徒なら、生徒の教師からの独立はOKというか、必然ですね。しかし・・・国家からの離脱は・・・一般に反逆行為とされるわけです。政体に魅力がないから独立しますというのは簡単な事ではありません。不思議な事に・・・論理構成は同じようなものですが・・・たとえ、その地域の全員が支持しても多分無理・・・多分・・・利害関係が複雑だからなのか、非論理的な感情の問題か・・・見捨てられたと思う心理か・・・多分、見捨てられたという感情ですかね?個人で似た心理は・・・失恋やストーカー事件かね?論理的でないですから・・・もう、あなたの事が分からないの、別れましょう・・・あなたが嫌いです・・・理屈ではない・・・

 集団的、失恋か・・・裏切り・・・許せない・・・感情的な高まり・・・そして、暴力事件・・・さあ、戦争だ!かね?感情的に終わったものを修復させるためには、恐怖による支配へ移行か?不安による恐怖、内外に対しての軍事的デモンストレーション・・・高い戦闘能力を誇示、内部に対しては守るための・・・外敵を寄せ付けない!という強い意思・・・延喜式を眺めて気になった事は・・・心理的な、非合理的な支配の復権と、軍事的な優位性の誇示ですかね・・・まあ、逆に言えば、私の精神的傾向とも言えるのか?それも気になります・・・単なる私の嗜好・・・妄想研究はだから面白い・・・

 さて、こういった事を考えるには・・・精神をもう少し開放しないと無理ですね・・・思考強化剤の投与が多くなる・・・ん?エビスの黒生の酸味が強い・・・寒いから・・・炭酸ガス圧を下げなきゃ・・・定温庫に入れてないから・・・早く飲まねば・・・何をやってるやら?違った・・・もう空なんですね。樽を交換しなきゃ・・・

 なんだか800年代の社会不安というものに興味が出てきました・・・類聚三代格は面白いかも?まあ、為政者にとってのものですが・・・地方はそれを楯にとって独立の機運が出たとか・・・しかし、中央政府としてはそれが、律令の範囲を守っていて、単なる私闘で国司の権限内であったら黙認というか、既によくわからなくなりつつある国司の、国司権限で処理し、中央政府に迷惑をかけない規模は黙認・・・手に負えなくなったら・・・人気のあって、それなりに軍事力の動員を掛けられる人間を征夷大将軍として・・・統治権のアウトソーシング・・・これによって、名目的中央政府の権威を保つとか・・・確かに、こいつは安上がりな政府の実現ですかね?

 ふと、現代に目を向けると・・・もし、日本で革命が起きたら・・・現政府を倒し・・・やはり、天皇からの認証を受けて新しい政体が成立するのか?なんって・・・でも、それが日本ではきれいな革命の形になるのかもしれません。大政奉還・・・結局、名目的な天皇親政・・・実際には、太政官、そして内閣が将軍の代わりになるわけですから・・・律令体制の時代から、実質的には立憲政体を取っていたわけです。基本的な社会の枠組みは、律令導入からほとんど変わっていない?ということですかね。

 唐突に珍しくTVを見て・・・デフレか・・・経済って縮小しているような気は全然しないのですが・・・通貨の価値が下がらないと困る人って誰?基本的には、借金をしている人ですね。1個100円のリンゴが1個200円になった・・・リンゴの経済的な価値は変わっていませんが、200円になったという事は、通貨の価値が半分になった・・・こういった食品の値上がりがあるという事は給与も2倍になっていないとリンゴも食えなくなります。こういったインフレになってくれると、借金の額面が変わらなくても借金が半分になることになります。私は借金が無いので、デフレは歓迎で・・・1個100円のリンゴが1個50円になってくれば、今持っているお金の価値が2倍になってくれますからね。・・・結局のところ高品質なものが安くなったのが良くないのでしょう・・・パソコンはずいぶんと安くなった気がしますね。Windows3.1あたりからまともなパソコンを使うようになりましたが・・・PC98にCD-ROMなどを搭載したものは百万円を越えましたからね・・・今では・・ずいぶんと安くなりました、性能も飛躍的に向上・・・動画なんって切手ぐらいの大きさ・・・動く事が奇跡のような感じでしたからね。メモリは当時8M、今は8Gですからメモリーは1000倍、ハードディスクは120M程度ですから、今は2T・・・テラなんって単位は天文学的数字でしたけど・・・やはり円は信用ならないから、現金は優良企業の株にでも変えておかないといけないという事になりますね。円の価値が下がっても、企業の価値は下がらないので、株価は円の下落に対応して上昇するわけですからね。銀行利息など雀の涙以下になっていますから・・・銀行に金を預けるのではなく、銀行の株を買って・・・ちょっと金が必要になったら、株を抵当に入れて借金した方が良いかもしれません・・・名目的には同じですから・・・インフレが続けば、金利なんって大したことがないことになりますから・・・たとえ、新円切り替えをしようが、前例からすると株と不動産は除外されましたから、株成金・土地成金が発生したんですからね。国家破産時につぶれない会社は・・・海外で稼いでいる会社、生活必需品か・・・電気ガス・・・社会インフラに関連する企業だね。

 なんとなく、800年代の社会不安というのも、これに似ていたのではないかと・・・そのため、軍事と祭事に中央政府の威信をかけた・・・今だと、改憲とオリンピックで中央へ目を向けさせようとしているのか?下手にインフレ誘導をして、給与に遥かに先行して物価が上昇して、貯金の切り崩しが始まり、さらには切り崩した貯金の価値が目減りしていることに気付いたら・・・庶民の動向はどうなるか?政治家などは看板のようなもので、屋台骨は庶民が担っていますからね・・・さあ、どうなるか?しかし・・・隼人はどこへ消えたのか?衛門府の下についていたのが、大同3年;808年にいったん廃止されてから、兵部省にぶら下がったのは良いとして・・・延喜式の施行は康保4年;967年・・・このあたりから、世間は本格的に権力闘争・・・そして武士の世の中へと・・・気になるのは、平忠常の乱や前九年の役・・・そして、後三年の役・・・このあたりで、中央政府の権威が揺らぎ・・・関東から先の辺境は大和とは別の文化圏に再編されたのでは?気になるのは、東北地方が有した財力ですね。そして、1000年ごろでも、空白の津軽・南部地方・・・奥州の砂金・・・十三湊・・・となれば、北方貿易・・・やはり、大和は中華帝国を文化の中心と考えると、辺境だったのではないかと・・・辺境とならないようにするために・・・しかし、北九州から都までの津を押さえるものが、実質的な文化を担うものとなった・・・そして、日本海貿易を担うものが・・・こいつが気になる・・・ジェネック・伏木・神原・・・気になるものが沢山ありますね。中国が・・・再び大きな経済的な力を持つ今・・・日本は再び中華帝国の辺境になってしまうのか?満州の開発は急ピッチで・・・北朝鮮・ロシア経由で海へと産品が溢れだすのは時間の問題・・・日本の満州開発を踏襲するような道や鉄道が・・・整備されつつある。

 平氏が瀬戸内貿易の実権を握ったのは?・・・まずいな・・・香取志からどんどん外れて行く・・・まあ、歴史は繰り返されます。過去を知ることは未来を知ること・・・政権担当者は所詮看板・・・歴史を作るのは・・・一人一人の人間です。総体の意思にとっては、政権担当者・・・政治家などは単なる少数派ですからね。看板が気に入らなければ、天皇の名で看板を取換えればよいわけですから・・・この時代だと・・・旧来の国造以来の氏の長者より律令体制に乗った新興勢力方が優勢になり、これの旗手が平氏であり・・・源氏なんでしょう・・・ふむ・・・平氏は中国地方を勢力基盤としていたか、それに対して源氏は東国・・・奥州藤原氏を・・・日宋貿易の伸長で大量の宋銭が入って・・・銭相場が下落・・・中国製の高品位なものの輸入増加で国の富の流出・・・唐の物は、薬の外に、なくとも事欠くまじ・・・なんって、唐物が横行しているのを憂えて、薬以外は諦めようって言いだす事になるのかね?兼好君・・・そして、源氏が飛躍したのは奥州藤原氏の経済の大きな部分を担っていたと妄想する十三藤原氏の十三湊と三陸から北海道の利権を、十三藤原氏を通じて得ることができたからかね?

 ちょっと気になるのが、日宋貿易の国内経済に与えた影響ですね。多分、輸出入が政府のコントロールから外れてしまった・・・そういった事なのではないかと思われるんです。権力は財政基盤があって成り立つわけですから・・・貿易を支えた海運業ってのがね、よくわからない・・・大型船の出土例がほとんどない・・・海運会社は政権とは無関係に存続し、計画的に大船を更新し続けて行った・・・これなら、廃船となった船はそこらに放置されることはない・・・船材は高品位な材でしょうから、それなりに解体され跡を残す事は少ないということではないかと・・・今でもそうですから・・・サルベージされること無く放棄されしまっている船はそれほど多くなさそうですからね。船舶輸送に関しては無知だな・・・RCL Group そうだ・・・御堂関白記も読んでみるかね・・・なんだか支離滅裂・・・過去と現在と未来を眺めるのは忙しい・・・ちょっと・・・定説とは違うが、なんとなく地域と交流の関係は妄想的解釈によると、右のような感じになるのではないかと・・・なんとなく・・・冬の季節風で日本にやって来て、夏の季節風で帰って行く・・・なんとなく・・・鄭成功の貿易なども知りたい・・・

 蘇州と乍浦・・・そして日本へこれが日本と明・清の貿易ですかね?夏至を過ぎたころからから船が出港し、台風シーズンが過ぎた頃に中国へと戻って行ったようですね。銭屋は対馬あたりを通って朝鮮と交易していたみたいですから・・・沿岸航行というより緯線上を航行したのではないかと・・・まあ、日本からなら大陸を外す事はないですから・・・

 国が主導権を得るには・・・地方税の廃止かね?国が富の一元管理・・・今のIT技術ならそれほど大変ではないのでは?一旦、国がすべての金を集め、それを地方に分配・・・結果としては金のある所に人の心はなびく・・・軍事や祭祀などの非合理的な求心力ではなく、「天下の富を有つは朕なり。天下の勢を有つは朕なり。この富と勢とを以て・・・。」この言葉に集約されるのでは・・・世界はどんどん変わって行きますね。逆戻りはできない道・・・でも、大きな変革は下々が望まない・・・経済的な実感が伴わなければ・・・つまり、喜んでやること以外では無理ということなんでしょう。

 しかし・・・お金がなくなると権力者って何をしでかすか分かりませんね・・・近代デジタルライブラリー - 石川県史. 第貳編 575コマ 銭屋五平 興味深いものです。お金か・・・日本のインフレ率ってどのくらいなんですかね・・・確か、明治政府が発行した1円金貨=1両でしたね。そして、1円は1米ドル・・・純金で1.5gでした・・・今日の相場では6600円か・・・円の価値は6600分の1になった・・・アメリカだと、1oz=31gぐらいで1240ドルぐらいだから、1.5gの金は今日の相場で米ドルで59ドルくらい・・・ふむ、日本の金融政策は出鱈目じゃないかね?日本は金銀の複本位制で、基本的には銀貨だから・・・当時の基軸のメキシコ銀の8レアル銀貨で1円としたんでしたね・・・メキシコドルは銀の含有量は24.4g程度ですね。1780円ぐらいですかね?金と銀の価格差は大きくなったけど、通貨の価値は、明治以来ずいぶんと下がって・・・ちょっと前までは70倍ぐらいまで縮んだのに・・・また110倍ぐらいになってますからね・・・TPPも気になりますね・・・

 経済の拡張って・・・稼ぎが良くなる事?物価が変わらず、賃金が上がる事のような気がしますが・・・これなら購買力が向上しますが・・・給料は変わらないが、物の値段が安くなれば、購買力は向上しているはずです・・・経済が伸長している・・・しかし・・・インフレ誘導でやろうとしている事は・・・物価を上昇させて、それに合わせて給料が上がることになるだろう・・・という誘導みたいですから、単に円の価値を下げたいようにしか思えない・・・円の価値が下がって利益を得るのは借金をしている連中という事になりますね。

 ふと、昔の事を思い出しました・・・Quadra 840AVってMacintosh1994年ごろの製品でしたね。セットで100万円ぐらいしたと思います。当時は60回払いとかありましたね・・・月々2万円近く払っていたことになりますね。5年後の1999年のMachintohだと・・・PowerMac G4でしたね・・・CDはDVDになり、メモリーは256MB、ハードディスクも30GB近くだったかな?CPUも10倍ぐらいのクロックだった・・・Zipドライブなんってのがありましたね。この頃の技術の進歩は凄かった・・・こんな状況を見て、コンピュータは現金で買うものと認識しましたね。まあ、ローンを組んでまでコンピュータを買いませんでしたからOKでしたが・・・Quadraなんって高級機は買えませんでしたから、中古のIISiなども使っていましたね。数年前までLC 520をシムシティー専用マシンとして使っていましたっけ・・・とにかく、技術の進歩で数年前まで中型コンピュータで処理していた内容をパーソナルレベルのコンピュータで処理できるようになったわけですからね・・・年間1千万を越えるリース料のシステムを、総額200万円のシステムに置き換えたりしましたっけ・・・そうだ、久々に初期のAT互換機とかMacを動かしてみますかね?ちょっと面白いかも・・・とにかくインフレ誘導するなら・・・我が国の長期国債など絶対買ってはいけないという事かね?ハイリスク商品だね。しかし、きっと・・・国債を買いましょう!って始まるのでは?(そういえば、始まってたね。かわいい子が宣伝してた・・・国債を保有しているともてるとか・・・)どうやら、国債と現金はハイリスク資産になるのかね?訂正、ハイリスク、ローリターン・・・既に、国債を日銀が引き受けるような状況ですから・・・日本発の金融恐慌が起こる可能性があるってことかね?まあ、国債は売って既に無いからOKかな?利益率が悪いし・・・国債を持っていてももてなかったね。国債は元本が保証されているが、インフレにあうと悲惨ですね・・・ジンバブエドルの末期のように、1日で物価が2倍になるようでは・・・預貯金や国債の額面は・・・1日で半分、2日で4分の1、3日で8分の1・・・半減期の計算をしているみたいだな・・・ふむ・・・実績としての円の価値の低下から、崩壊定数を定義すれば、半減期の計算に使う微分方程式で、円の価値の低下を予測することができるかな?

 延喜式の頃の、我が国の政府の財務状況はどうだったのか気になりますね。そういえば・・・和同開寶1文で米2kgぐらいでしたっけ・・・天徳2年;958年・・・和同開寶から250年で購買力はずいぶんと落ちて行ったようです。米2kgで200文近くになっていたようですが・・・ん?インフレ率の計算はどうすれば良い?しかし・・・新貨が出るごとに、和同開寶10枚が万年通宝1枚に相当・・・これを乾元通寶までやってるのかな?通貨の価値は価値は10倍になって行きましたから・・・もしそうだとすると・・・右のようになりますかね。名目的には乾元通宝1枚は1000億枚の和同開寶に相当する・・・でも物価は200倍だから・・・銅の総量はどのくらいになるのか分かりませんが・・・これって凄い経済成長率を意味するのでは?和同開寶の時代から250年間で銅の流通量は何倍ぐらいになっているのか?それが分かれば、ある程度は推測できるのかね?

 これからすると給料は1000億倍になって、物価は200倍になった・・・こいつは裕福ですね。食べる物の値段が200倍なんですが、給与水準は200倍というわけではないし、より精緻な工芸品を手に入れられるようになっているはずですから・・・ここで、大量の宋銭が入り込み、国産品より格段に優れた工芸品が入ってくると・・・国産品と舶来品の価格差が生まれる・・・国産品の価値を大きく落としめたのか?購買力はあるが、購買力の源泉にある稼ぎの種になるものの価格の低下かね?需要と供給の関係で、同じ機能を持った国産のAという製品に対して、ちょっと前まで、国産品の100倍の値段で100倍優秀な製品が、10倍輸入されるようになったので10倍程度の価格で売られるようになったなら・・・売上は10倍とは言わないまでも5倍ぐらいになったら・・・国内の富の流出は大きくなりますね。そして、中間業者の利益も薄いものへと変わる・・・

 現代だと・・・スマートフォンが諸悪の根源かね?電話・インターネット端末・スチルカメラ・ムービーカメラ・ミュージックプレーヤー・TV・ICレコーダー・GPS・・・アプリという機能拡張で、普通のコンピュータと同じように使える・・・本体価格は4万円程度、これに、外部スピーカーと外部モニタとキーボード・マウスでもつけるかね?合わせて10万円ぐらいかな?これで満足できるでしょう・・・ちょっと前は、これを実現するためには・・・電話機1万円、スチルカメラ3万円、ムービーカメラ8万円、ミュージックプレーヤー2万円、TVや各種レコーダー・ステレオなど15万円、コンピュータ一式20万円位、GPSは5万円・・・このぐらいの需要を消し去るわけですから・・・そして、インターネット上の情報は・・・映画など山ほどありますからね。著作権はどうなっているのか?ちょっと考えさせられる部分もありますね。購入できる物の質からすると、工業の伸長が価格の低下を産み、通貨の価値を押し上げている・・・なんとなく、旧来の経済学では解析できない状態?たとえば、中古市場・・・PCは中古を買う気力は既に無いですね。確かに、数年前の製品の中古は安いですが、その安い金額を新品に投入した方がコストパフォーマンスの良い製品が手に入る・・・今、セレクターに使っているAVアンプ・・・Pioneer VSA-70 1980年代の定価99800円のアンプなんか・・・悪くないですが、今の標準からするとSN比もクロストークもあまり良くない感じがしますし・・・買い変えるか・・・よく考えると30年近く前の製品じゃないか・・・これじゃオーディオメーカーは儲からない・・・

 日宋貿易が、一つのキーワードになりそうな?他に、社会が変わるほどのインパクトのある経済活動の変化ってなさそうですから・・・奥州藤原氏経由で舶来品が出回ったとか?螺鈿の貝はどんな経路で平泉まで入ったのか?あれって、かなりの数のはずですから・・・中間業者が入ると高価なものになりますからね・・・平泉にあれだけのものを作るだけの物資を集められるだけの交易をやっていたわけですからね。そして、平氏の伸長・・・貿易で儲けたのでしょう。そして、ちょっとやりすぎたか?

 ふむ・・・支離滅裂になっていく・・・御堂関白記を読み始めましたが・・・定例業務についての記載はないですね。この日記の目的は何?

2014.01.24

関係ないが、興味深いもの
近代デジタルライブラリー - 海外発展の実際

参考になるもの。
東京大学史料編纂所 Historiographical Institute The University of Tokyo
電子資料館 | 国文学研究資料館 
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国際日本文化研究センター 怪異・妖怪伝承データベース
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国立歴史民族博物館データベース
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近代デジタルライブラリー - 国史大系. 第13巻 延喜式
延喜式検索システム
近代デジタルライブラリー - 国史大系. 第12巻 178コマ 類聚三代格
『鹿園雑集』奈良国立博物館研究紀要|奈良国立博物館
近代デジタルライブラリー - 大内裏之図
近代デジタルライブラリー - 帝室制度史 6巻. 5巻 附圖
画像検索 - 東京国立博物館
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 近代デジタルライブラリー - 日本古典全集. 御堂関白記 下

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